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2013年4月21日日曜日

山下よしき:新しい道を刻む

分断ではなく連帯


日本共産党が発表した「働くみなさんへのアピール―賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」(二月十四日)などが力となって、まだ一部の大企業の正社員だけですが、賃上げの流れが生まれたことは確信にしていいと思います。

ところが、国会でNHK職員や地方公務員の給与引き下げに反対する質問をすると、必ず批判する人が現れます。そういう人にぜひ考えてほしい。一九九七年をピークに日本の労働者の賃金は下がり続けています。こんな国は先進国で日本だけです。その低い賃金と比べて、あそこは高い、ここも高いと、賃下げ競争を煽るのはまちがっていないか?

いま大切なことはすべての国民の所得を増やすことです。民間で働く労働者も、公務で働く労働者も、大企業も中小企業も、正規も非正規も、どの労働者の賃上げにも喜び、どの労働者の賃下げにも怒ることが必要だと思います。求められているのは“分断”ではなく“連帯”です。

(参議院議員)

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

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