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2013年4月28日日曜日

県知事選挙:田中耕太郎さんが決意

憲法が輝く兵庫県政をつくる会は十八日、神戸市内で記者会見し、兵庫県知事選挙(七月四日告示、二十一日投票)に同会代表幹事の田中耕太郎さん(63)=無所属=を擁立してたたかうと発表しました。

田中さんは、前回に続いての立候補。現職の井戸敏三氏との対決選挙で、四十九万二千百四十票、得票率三一・一六%を獲得しました。

会見には、田中さんとともに、憲法県政の会の代表幹事や加入団体の代表らが出席。神戸女学院大学教授で代表幹事の石川康宏さんが候補者発表にあたっての基本姿勢について、田中さんが県政転換の決意をのべました。

憲法県政の会は、兵庫労連や兵商連、民医連、新日本婦人の会、保険医協会など三十八団体が加入。日本共産党は、加入団体として、田中さんを推薦し、力をあわせて当選に全力をつくします。

知事選では、現職の井戸氏が立候補を表明しているほか、日本維新の会が擁立すると表明しています。

憲法を指針にたてなおし


石川さんは、憲法には、政治の運営にあたり大切にすべき多くの理念や指針がふくまれており、この精神にもとづいて兵庫県政をたてなおしていきたいとのべました。

憲法を指針とした時、現在の県政は合格点にほど遠いと指摘。阪神・淡路大震災被災者の借り上げ復興住宅からの追い出し、普通高校通学区の十六学区から五学区への統合、県立こども病院のポートアイランドへの移転計画など、県政上の問題点をあげました。

大飯原発の再稼働に道をひらいた責任、消費税増税推進の姿勢、安倍内閣のTPP参加表明を前向きに評価する点にもふれ、県政の転換を強調しました。

「日本維新の会」の県知事選への候補者擁立方針に言及。宝塚と伊丹の市長選での維新大敗にもふれ、「県知事選挙に立候補するとなれば、彼らの危険な政治路線と、大阪で『恐怖政治』とさえ呼ばれる住民生活敵視の政治の実績を強く告発し、憲法が輝く県政を実現する立場から、これとも全力でたたかいたい」とのべました。

人にやさしい兵庫県政を


田中耕太郎さん

田中さんは、安倍内閣が、金融緩和、公共事業ばらまき、解雇の規制緩和、消費税大増税と社会保障の大改悪で、くらしも経済もどん底に突き落とす政策をすすめていると告発。「住民の命と安全、くらし・福祉を守るために、県政が悪政の防波堤の役割を果たさなければならない」と強調しました。

阪神・淡路大震災被災者に背を向けた巨大インフラ整備、県立こども病院の埋め立て地への移転、大飯原発再稼働の容認など世論に逆行した県政の実態を告発。「平和に生きていける権利、人間らしい生活の保障、はたらく権利など憲法の旗を高くかかげていく共同が必要」と強調しました。

雇用を守り、給料や所得のアップ、保険料など負担の軽減で、県民の安心を広げたいと力説。いじめ・体罰をなくし、中学校給食を支援し、「子どもたちやパパ・ママの笑顔が広がる県政を実現したい」とのべました。

公契約条例や中小企業振興基本条例、住宅リフォーム助成、自然エネルギーの推進、子どもの医療費無料化など子育て支援を強調。

「市町の力を土台に、都市部と農村部の連携、老若男女がたがいに尊重しあえる社会をめざせば、新しい兵庫型の発展は可能。人にやさしい県政の実現で、五百五十七万県民の希望ある未来をひらきたい」と力説しました。


(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

『ウィーラブ兵庫⑥』発行:活用を

憲法が輝く兵庫県政をつくる会はこのほど、「人にやさしい県政を」というタイトルで、ブックレット『ウィーラブ兵庫』の6巻目を発行しました。

同会は、7月の県知事選挙にむけて、これまでに発行した5つの巻とともに『ウィーラブ兵庫』の普及と活用、学習会の開催などを呼びかけています。

ウィーラブ兵庫』は、4部構成。第1部は、同会代表幹事で神戸女学院大学教授の石川康宏さんが執筆した論文「日本の政治と社会をどうみるか―安倍内閣と国民の摩擦」、第2部は、県自治研事務局長の小田桐功さんの講演要旨「兵庫県政はどうなっているか」。第3部「私たちのねがい実現する県政に―団体・地域の要求」では、20本のテーマごとに各団体の代表らによる論文を掲載しています。最後に、「目で見る兵庫県政」として12のテーマで図表による県政の実態を紹介しています。A5判、106ページ。頒価500円。

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

加古川での演説会で


加古川市民会館でひらかれた日本共産党演説会(4月19日)で声援にこたえる(左から)金田峰生参院兵庫選挙区予定候補、山下よしき参院議員と憲法県政の会の田中耕太郎県知事予定候補

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

金田峰生:ファイト(7)

「私が学生の頃」


前号のこのコーナーで山下参院議員が書かれましたが、私が学生の頃までは、「せめて公務員並みの賃金を」「公務員並みの労働環境を」というスローガンがあったように思います。

それが「官から民へ」、そして公務員バッシングで、これらのスローガンはなくなり、賃上げ目標がなくなって賃下げが始まりました。福祉や教育の水準・基準もなくなり、規制緩和の掛け声で悪化の一途をたどっています。行政サービスが後退し、「行政の劣化」が始まっています。結局、被害にあっているのは国民です。

私は、公務員は住民が育てるものと考えます。

競技でもサーバーとレシーバは相互に交代します。公務員がサーバーで住民はサービスを受けるだけという固定は違うと思います。公務員も労働者であり、住民です。

競技と違うのは、ラリーが続くようにすること。それでこそ豊かな社会が築けると思います。

当然、強い責任感と高い倫理観が求められるのは、議員も同じです。

(国会議員団兵庫事務所長)
(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

新入生歓迎企画つぎつぎ

学生の知的関心にこたえ、生き方や学び励ます


神戸学院大学・学園都市:三上満氏が講演

仲間とともに自己のりこえ自由と愛と希望つむぐ


ドラマ金八先生のモデルでもある元中学教師の三上満氏を迎え、「学生生活を実り豊かにするために」と題した講演企画が四月十六日、神戸学院大学や学園都市の学生たちがつくる実行委員会の主催で行われました。

講演で三上氏は、「居場所を見出せず、孤立感を深めている」青年がいる一方で、大震災や原発事故をうけ、若者のなかにある正義感が発揮されているようすを紹介しながら、「自己が認められることが若者の生き方にとってかけがえのない財産」と話しました。そして「学ぶとは、仲間とともに、今ある自己をのりこえながら、自由と愛と希望をつむいでゆくプロセス」と語り、新入生をはじめ、学生の学びを励ましました。

討論では、「いじめや体罰のニュースを見てどう思われますか?」「どういう経緯で“金八先生のモデル”なったのですか?」などの質問もだされ、三上氏は「人に対する攻撃性が高まってきていますね。差をつけられ、評価をされず、ムカつきや苛立ちから“力関係の優越性”をいじめに求めている。子どもを愛しむ社会にしていくことが大切だと思います」「ドラマ『3年B組金八先生』のシーンに私の教室での実践がそのまま利用されています。あのドラマは、当時のいろんな先生の豊かな経験をモデルにしてつくられたのですが、一九九九年の東京都知事選挙に立候補した時、作者の小山内美江子さんからお墨付きを頂きました」などていねいに答えました。



神戸大学:室崎益輝名誉教授が講演

現場から目を背けないで


神戸大学工学部名誉教授の室崎益輝氏を迎え、「震災復興と学問の役割」と題する講演企画が四月十六日、神戸大学内で行いました。主催したのは新入生歓迎実行委員会。神戸大学への新入生のほか、「神戸大学東北ボランティアバスプロジェクト」のメンバーや他大学生などが参加しました。

講演で室崎氏は、主に阪神・淡路大震災と東日本大震災の二つの大震災をとりあげながら、「災害が問いかけたこと」「私たちがなすべきこと」は何なのかと問題提起。災害復興は、「巨大災害が明らかにした社会的矛盾に、自省的かつ社会進歩的な立場から立ち向かうこと」が必要だと述べました。

また、科学や学問、学生の役割について、「現実と離れた真実はない」「学生には、現場から目を背けないでほしい」と語りかけました。

質疑応答では、「現地へボランティアにいった。高潮堤が必要という住民もいる。どう考えたらいいのか?」「福島へのボランティアにいった。家に帰れないという不満もだされた。現地の人になんて声をかけたらいいのか?」などの質問が出されました。

これに対し、室崎氏は、「あくまで住民の思いと合意を大事に。そして、そのために必要な情報をきちんと提供すること。私たちは、住民の復興の思いを後押しする役割があります」「福島の方は、深刻。帰りたいという思いには、どうすれば帰られるか一緒に考えること。いまの政府のやり方は、あきらめるのをまっているだけ。なんの希望も生まれない。それではだめです」と答えました。

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

日本共産党文化後援会が学習決起集会

国民に溶けこみ結び付く:文化方面の活動ますます重要に


日本共産党兵庫県文化後援会は四月二十一日、学習決起集会をひらき、参院選と、同時にたたかわれる知事選の勝利をめざして学習決起集会を行いました。


集会の冒頭に宮本たけし衆院議員が国会報告を行いました。

宮本議員は国会議員の定数是正問題や奨学金問題などについて、国会論戦の経過を詳しく報告しました。とりわけ奨学金問題について、学生が大学を卒業する時に七百万円以上の借金を背負っている現状を怒りをもって報告、国民イジメの政治の実態を告発しました。

また宮本議員は大企業の元幹部と懇談した経験を話し、日本共産党の誤ったイメージを解きほぐすために柔軟な対応が必要だと指摘しました。

つづいて学習会の中心テーマとして、小林明男党県常任委員が「参議院選挙の勝利で日本の新しい未来開く流れを」をテーマに報告しました。

小林氏は安倍政権の「暴走と破綻」について解明し、マスメディアがアベノミクスなどと持ちあげているが国民の中では矛盾が拡大し、「連合」労組や医師会、農業関係者のなかでも共産党への期待が高まっていることなどをリアルに報告しました。

また小林氏は、参院選勝利をめざす活動では、国民に溶け込み結びつく力を大きくすることが重要で、文化の各方面での活動の重要性を強調しました。

この後、文化後援会全国交流会に参加した段重喜副会長がその模様を報告、事務局から活動の到達と当面の活動の重点が報告されました。文化活動の中で、後援会活動を定着させていくことの重要性が強調され、ニュース『風を起す』の積極的活用が提起されました。

討論では宝塚市長選の教訓など多面的に発言され、文化活動の持続的な活動の発展と参院選勝利にむけて奮闘することを確認しました。

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

神戸の中学校給食を実現する会が給食まつり

「自校方式のよさ実感」「運動すすめる力もらった」


「神戸の中学校給食を実現する会」が「給食まつり」を四月二十一日、神戸市健康づくりセンター健康ライフプラザで開催しました。子ども連れの若いお母さんやお父さん、孫と一緒に参加したという中高年者、結婚はこれからという人など、各層からの二百人の参加でにぎわいました。


午前中は高崎市から駆けつけた三井久味子氏(高崎健康福祉大学講師ー栄養教諭論・高崎市中学校元校長、高崎市元教育委員)が「みんなと食べるあたたかい中学校給食を」と題して講演しました。

三井氏は「朝食をまともに食べられない子どもたちが増えている中で中学校給食を始める意義は大きい」と高崎市の小・中・幼稚園の五十三校園で実施している「自校方式」を紹介しました。

―学校給食は教育の一環であり、とりわけ「自校方式」の良さは、栄養士さんや技師さんが、子どもたちのために愛情こめて作ってくれる姿をみて、五感を通して感じる中で、感謝も生まれていること

―高崎市では食材にもこだわり地域の地場産業の育成にもつながり、残飯処理をつうじて環境問題を考えるようになっていること―も紹介し、「その中で『他者管理』から『自己管理』の能力も養われるが、これこそが『教育』だ」と強調しました。

さらに、「神戸市の場合は予算はある。何に優先順位をつけるのかが問題で、未来を担う子どもたちの命を支える『食』ほど大事なものはない」「これからがたたかいだ」と神戸の運動を激励しました。

続いて、「芦屋の中学校給食実現する会」の事務局をしている濱本鶴男氏、味口としゆき神戸市会議員、喜田ゆい県会議員が給食問題での各市議会・県議会での論戦の到達と問題点を語り、ともに頑張ることを表明しました。

その後場所を変えて講師をかこんでの懇談会も行われました。別の部屋では中学校の給食を作って食べる「ライフキッチン」や「親子で遊ぼうコーナー」も設けられました。

参加者からは「自校方式のよさが一層よくわかった」「運動を前にすすめる力をもらった」と感想がだされていました。


(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

福崎・香美両町議選 日本共産党現有議席確保

福崎町=嶋田町長支える議席確保


小林ひろし氏
いしの光市氏
福崎町議選(定数十四、立候補十六人)は四月二十一日投開票(投票率六九・〇五%)が行われ、日本共産党の小林ひろし氏(70)、いしの光一氏(57)=ともに現職=が当選。嶋田正義町長を支える現有議席を確保しました。

前回は無投票でしたが、今回は定数二減の激しい選挙となりました。その中で、両氏の得票合計は千三百七十八票、得票率一三・二五%。昨年の衆院選比例票と比べ二・六四倍、得票率で七・八二ポイント上回りました。














香美町=全町一区の激戦勝ち抜く


山本けんし氏
谷口しんじ氏
香美町議選(定数十六、立候補十八人)は四月二十一日投開票(投票率八〇・四八%)が行われ、日本共産党の山本けんし氏(59)、谷口しんじ氏(62)=ともに現職=が当選し、現有二議席を確保しました。

香美町議選は今回、合併後はじめて全町一区で行われ、無投票だった前回とうって変って激戦となりました。その中で、両氏の得票合計は千三百九十九票、得票率は一〇・六六%。昨年の衆院選比例票と比べ二・六一倍、得票率で六・〇六ポイント上回りました。
(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

加印革新懇第5回総会と学習会

「この4年間が勝負どころ」



加印革新懇は四月十四日、加古川市立勤労会館で四十六名が参加して総会を開催。二宮厚美神大名誉教授が記念講演を行いました。

二宮先生は、現在の情勢について「盧溝橋事件に始まり太平洋戦争にいたる日本の戦争時代に匹敵する最大の危機に直面。戦争体制に入ってしまうと大変なことになる。この四年間が勝負どころになる」と強調しました。

「しかし、基盤は脆弱。二大政党支持層は七〇%から四四%に減少、得票も議席は増えているが、小選挙区制度が原因で自民比例票は二百二十万票も減らしている」と指摘。

また、アベノミクスの「矢」について、「届かぬ・刺さぬ・的外れ」と指摘し、「要求実現も一点共闘から、革新懇の三つの共同目標のように総論共闘へ発展させ、特に、高齢世代のふんばりで若者の革新化をはかり、頑張ってほしい」と参加者を励ましました。

総会では、この一年間の取り組みをみんなで検証し、TPPシンポやホームページ開設など前進面があった反面、会員拡大やニュースの配布体制などに弱点があること、それらを克服することが今年度の課題であることを明らかにし、予算と新役員体制を承認しました。

老固潔一・同革新懇代表世話人
(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

日中平和友好条約締結35周年記念「学習講演会」


日中友好協会兵庫県連合会は四月十九日、神戸市勤労会館で「学習講演会」を開催し、市民五十人が参加しました。豊中市、守口市、高知市など県外からの参加者もありました。

講演会では、大西広慶応大学教授が「習近平体制の下で中国はどこへ行く―西方化、中国化、毛沢東回帰で揺れる中国」と題し講演しました。

先ず、中国の第一線政治家学者が見る現代の八つの社会思潮を紹介。大きくは「保守系列」「民族主義系列」「新自由系列」に分類されるとし、江沢民、胡錦濤のそれぞれの十年を政策の実績を示しながら紹介しました。

さらに毛沢東と鄧小平の路線を対比し、何れも経済の発展を目指していたがその方法に違いがあったと述べ、毛沢東は「人間改造」による経済発展を目指したが失敗に終わり、鄧小平は、「人間は変わらない」ことを前提に経済発展を目指し大きく成功した。しかし鄧小平のこの路線は「何でもあり」の中国を作ってしまい腐敗や格差を拡大する結果となったと説明しました。

習近平総書記の「中華民族の偉大な復興という中国の夢」実現の訴えに、一九六四年に「過去の中国に決別」を宣言したハノイでの周恩来首相の発言なども紹介しながら、「長い視野で新中国の歴史を眺め考える必要がある」と語りました。

また、中国の「真の友人」としての日中友好協会が中国に主張すべきは何か、尖閣や竹島の問題についても歴史的な経緯を年表などで紹介しながら、自身の考えを語りました。

参加者から、「中国では一党支配の下で国民の意見が反映されていないのではないか」「中国は東南アジアのラオスやカンボジアなどでの開発に現地人を雇わず中国人労働者が行っているようで、地元へ貢献できていないのではないか」「中国には国民を守る司法制度が確立していないのでは」などの質問がありました。(U

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

『歴史ウオッチング ガイド』

中央区革新懇と年金者組合兵庫県本部の人気企画「歴史ウオッチング」が、ガイド役を務めた戸崎曽太郎の手で書籍『歴史ウオッチング ガイド』としてまとめられました。神戸市内を中心に尼崎、西宮、三田、明石もふくめ19編が収録されています。県下の「戦争遺跡めぐり」9編、「布引・生田川歌碑のみち」も併録。(A5判160ページ 頒価500円)。発行は兵庫県自治体問題研究所。

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

NO NUKES アワジ 2013-4-19:淡路市民行動

地震被害のなか再稼働許さぬたたかい誓う



淡路では、毎月第三金曜日に、「原発NO! 淡路市民行動」を実施しています。

三月は、東日本大震災後二年ということもあり、六十人の参加で集会とデモ行進を行いました。

四月は十九日の午後六時から、洲本の塩屋緑地に三十人の市民が集まり、「原発NO フクシマ忘れるな」と元気よくコールを行いました(写真左)。コールの合間に、十三日に発生した淡路での地震の状況を交流しました。三人の方から報告をしていただきました。

特に被害のひどかった一人暮らしの高齢者が多い洲本の地域では、ブルーシートを屋根にかぶせているが、一人では暮らせないとの不安の声が寄せられました。

また、いち早く被害状況の調査に入った淡路の日本共産党議員団からは、被害の状況と、今後の救済活動や市の対応についてのあり方など報告がありました。

今回の淡路の地震は、未知の断層が引き起こしたと言われているように、日本列島いたるところに断層があり、いつ地震が起こるかわからない状況の下で、原発再稼働はあり得ない、原発はいらないことを参加者で誓い合った行動になりました。

次回は、五月十七日に開催します。
(間森和生)

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

「原発ゼロ灘区の会」設立

「原発をなくし、自然エネルギーを推進する灘区連絡会(原発ゼロ灘区の会)」設立総会が四月九日、十四団体四十二人の参加で行われました。

冒頭、灘革新懇の田中徳太郎さんが準備会を代表して挨拶。呼びかけ人から歯科医師の落合愛子さん、弁護士の小牧英夫さん、消費税をなくす兵庫の会の貫名初子さんが挨拶しました。

「原発をなくす兵庫の会」の津川知久共同代表が記念講演を行い、「フクシマは何も変わっていない」と遅々として進まない原発事故後の実態や、福島の仲間の共同の奮闘をソフトな語り口で分かりやすく語り、「一つの支援(原発廃炉・除染と住民対策)、二つの転換(原発ゼロを直ちに・本気で再生可能エネルギーへの転換)、三カ所(政府・県市・関電)への要請、無数の挑戦(地域での発電)」を提起しました。

「連絡会」の規約・方針案の提案を灘民商の松尾健事務局次長が行い、討論では、日本共産党の味口俊之市議が被災地の現状と神戸市政の問題点を報告、石炭火力発電所問題を考える市民ネットワークの廣岡豊さんは佐用町に所有する畑に太陽光発電所をつくっていることを紹介、貞清百合子さんが被爆者としての原発ゼロの切実な思いを語るなど、充実したものになりました。

最後に、行動提起を年金者組合灘支部の島田鎮郎書記長が行いました。

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

NO NUKES カンキン 2013-4-19

池田香代子さん
四月十九日、四十二回目の関西電力神戸支店前行動の参加者は百人。首都圏反原発連合の野間易通さんと世界平和アピール七人委員会の池田香代子さんが非核の政府を求める兵庫の会の企画の開会前に参加しました。

また、親子で参加した方は「ずっと続けていくことが大切」と語っていました。






(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

花見で交流、演説会参加目標達成

加古川市の野口後援会

加古川市の野口町後援会は四月十一日、山下よしき参議院議員を迎える演説会を成功させる一環として大衆的なとりくみをしようと、忙中閑ありの花見を開催。二十九人が参加し、日本共産党演説会では参加目標の五十人を達成しました。(写真は挨拶する高木えり加古川市議)(広瀬達緒・野口町後援会事務局長

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

多くの運動団体が総会を開く季節である。今月初め障全協(障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会)の総会と厚労省交渉に参加した▼政権が変わっても自・公・民三党合意による「社会保障・税一体改革」で障害者施策がますます後退させられることへの怒りが全国の仲間から噴出した▼厚労省交渉では、「三党合意による」とか「消費税引き上げが前提」との言葉がどの場面でも聞かれた▼一方、「ストップ・ザ応益負担兵庫の会」が、内閣府障害者政策委員会委員長代理の藤井克徳氏を招いて「障害者総合支援法」の学習会を尼崎で開いた▼障害者政策の水準を考えるにあたって①障害のない市民との比較②先進国との比較③二~三十年前との比較④障害当事者のニーズとの比較―など障害者がおかれている現状から「障害者権利条約」を実行するための課題など大局的な示唆が示された▼数日後、重度障害者の作業所に就職したばかりの若い職員と話をする機会があった。「大変楽しい毎日だが、まだ障害者問題についての知識がないので藤井さんの話は難しかった」とのこと。現場で実体験を積む中で社会の矛盾に気づき障害者運動の担い手にと期待している。(N)

(2013年4月28日付「兵庫民報」掲載)

2013年4月21日日曜日

新入生つぎつぎ民青加盟

「自分が入って新しい社会つくる力を大きく」


民青同盟県委員会は、この間、大学への新入生を歓迎する取り組みとして、入試や手続き、入学式などでの宣伝行動、タコヤキパーティや新長田フィールドワーク、福島ボランティア報告会&説明会などをおこなうなか、四百人と対話し二百五十人と結びつき、新入生十人を民青同盟に迎えました。民青県委員会は、近年にない加盟者に学生の変化と響きあいへの確信を強めています。

地域支部や大学先輩など10人でとりくみ1日に4人加盟


X大学では、三月下旬の入学手続き宣伝に地域支部の方や大学の先輩なども参加し十人でとりくみ、一気に四人を迎え、全体では七人を迎えています。

加盟した工学部のAさんが「奨学金を借りられるか不安」というのでメンバーが詳しく話を聞くと、阪神・淡路大震災の一カ月前に生まれ、家は震災で全壊。父親が働いていた工場もつぶれ仕事を失い、避難所、仮設住宅生活を余儀なくされ、生活もたいへんだったといいます。

「民青は震災のとき、ボランティア、復興支援などでがんばった。学費値下げのために運動も広げている。ぜひ一緒にやりませんか?」とよびかけると、Aさんはためらいましたが、加盟のよびかけを読み合わせ、「一緒にやろう」と再度よびかけると決意してくれました。「呼びかけを読んで、自分が入ることで新しい社会をつくる力も大きくなるんだと思い、入ることにした」と話しています。

東日本ボランティア、沖縄フィールドワークなど関心集める


Y大では、入学式宣伝で新入生を迎えました。民青の活動を写真入りで紹介したプラスターをかかげ、「ボランティアや沖縄フィールドワークをしてきました」とのよびかけるに立ち止まったBくんと対話になりました。

民青のパンフレットを紹介しながら、加盟をよびかけると、「原爆ドームに行ってみたい。環境問題を考えたい」と加盟を決意しました。

5月11日に共青結成90周年記念講演:リアルタイム視聴も


民青同盟は、四月五日に共産青年同盟以来九十周年を迎え、五月十二日に民青の先輩でもある日本共産党の志位委員長が記念講演をおこないます。

X大の班会議では、さっそく民青の歴史を学びました。入学手続きの日に加盟した一年生のCさんは、「宮本顕治さんの戦前のたたかいに感動」と語り、前述のBさんは、「いまは戦前の劣悪な中でのたたかいの上にあり、いまも労働環境など変革がもとめられている。その役割が自分たちにあるんだ」と感想を話しています。

兵庫県では五月十二日(日)午後二時から、新長田勤労市民センター大会議室でリアルタイム視聴会を開催。兵庫県の民青の活動紹介コーナーなど魅力的な企画です。民青同盟県委員会と日本共産党県委員会は、四百人の参加目標をかかげ、参加をよびかけています。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

宝塚市長に中川智子氏再選

維新候補、自民候補に大差



宝塚市長選挙は14日投開票で行われ、広範な市民とともに、「明るい宝塚民主市政をつくる会」(日本共産党や民主団体で構成)が支援した無所属現職の中川智子氏(65)が43,347票・得票率51.75%で再選を果たしました。中川氏は、クリーンな市政で宝塚の誇りを取り戻し、財政健全化をすすめながら市立病院の医師を増やすなど、市民本位の市政を推進。日本共産党も与党として支えてきました。

一方、日本維新の会の公認候補は、「単純労務職員の解雇を殺されてもやる」「中川・共産市政はおかしい」と主張しましたが、23,561票・得票率28.13%。石破茂幹事長らが応援に駆けつけた自民党推薦候補も9,748票。いずれも中川氏に大差で及びませんでした。投票率45.94%

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

夢前の最終処分場問題で環境省から前向き答弁引き出す

「“姫路市の対応が法に沿っていない”との指摘は誤りではない」


環境省に説明する(こちら向き左から)堀内、入江、金田、杉本の各氏

日本共産党兵庫県委員会は四月十二日、姫路市内の最終処分場問題で環境省と意見交換を行いました。金田峰生参議院兵庫選挙区候補、杉本ちさと県会議員、入江次郎姫路市会議員、堀内照文党県副委員長が臨みました。

現在、姫路市夢前町に日本最大級の「安定型最終処分場」建設計画が持ち上がり、地元自治会・住民が反対運動を行っています。

この事業者は、別の処分場で不法行為を続け、一年間に十五回もの行政指導を受け、昨年九月には警察による捜査も行われています。

ところが姫路市は「行政処分」には踏み込まず、「行政指導」を繰り返すだけ。業者は「見つかったら是正する」態度で、事態の改善はみられていません。

最終処分場を巡っては、有害物質による死亡事件まで発生しているなど、全国的に事態が深刻化しており、国も「いたずらに行政指導を繰り返さず、積極的かつ厳正な処分を」行うべきだとする「指導指針」を出しており、環境汚染未然防止という法や「指針」の立場に照らせば、業者はもとより、姫路市の対応も不適切です。

そこで日本共産党は去る三月十四日、環境省近畿事務所を訪ね、国による適切な対応を要請。引き続き本省と直接話し合いをもちました。

参院の市田忠義室での意見交換で金田氏らは、あらためて実態を説明。当局の質問にも丁寧に答えながら、法や指針の主旨を生かすための国の責任を提起したところ、担当官から「一方からの情報であるが、姫路市の対応が法や指針に沿っていないのではないかという指摘は間違いとはいえない」「姫路市側の考えも確認した上で、判断したい」など、前向きな答弁を引き出しました。

入江議員らは「引き続き住民の皆さんと運動を強め、夢前を守るためにがんばりたい」と話しています。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

伊丹市長選:服部氏及ばず

伊丹市長選挙は十四日、投開票が行われ、「くらしとまちに元気を 伊丹市民の会」の服部好廣氏(61)=無所属新人、日本共産党推薦=は三千百九十四票、得票率四・九一%で及びませんでした。

当選は自民・民主・公明推薦の現市長(得票率六三・四八%)。日本維新の会公認候補は得票率二〇・〇六%に留まりました。投票率四一・九二%

二十年ぶりに独自候補を立てた同会は、服部氏が掲げた公約実現に向け、さらに運動にとりくみたいとしています。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

民青同盟大学班が長田で震災復興の現実を学ぶ

「自分から動かなくては」―意識に変化



日本民主青年同盟S大学班のメンバーが「震災復興がまだ続いているという話を聞いて、話をきいてみたい」と四月十四日、長田の街をフィールドワークしました。森本真神戸市議がナビゲート(案内)しました。

昼食にそばめしと長田焼き(お好み焼き)を食べてから大正筋商店街を歩きました。「この通りは構造が悪くて、表ではお店をしているのに中はシャッターだらけ」と森本市議が解説。「日曜日なのにがらがらですね」と新入生のN君はつぶやきました。

また、お茶の味萬の店主で大正筋商店街振興組合副理事長の伊東正和さんにも話を伺いました。

伊東さんは、「ハコモノを作って失敗した同じ過ちを二度と繰り返したらあかんと思って東北へボランティアで行くたびにゆうてんねん。商店街は若者が来てこそ活気があふれる。そんな思いで学生のみなさんとも協力してコスプレ大会やイベントをやったり、そうして結びついた学生のみなさんといっしょに東北支援をしたりしています」「君らみたいな学生は未来のリーダーにならなあかんねんから、そういうつもりで勉強しなあかんで」と激励しました。

参加した学生は「リーダーになれと元気づけてくれて、自分から動いていかないといけないんだなと大きな変化が自分の中に生まれました」「長田の街はあまり来たことがなかったので、今回実際に歩いて今もまちおこしのために努力されていることなどを知り、すごく勉強になりました」と感想を語っています。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

なんでもフェスタ:4月27日・コミスタこうべ

「知りたい」にこたえる企画


民青同盟の学生のメンバーはこうした「知りたい」をきっかけになんでもやろうというとりくみ「なんでもフェスタ2013」を実行委員会をつくり準備しています。四月二十七日(土)の朝十時から夜八時まで、コミスタこうべで行います。

「沖縄フィールドワークの報告」「震災ボランティアの報告&説明」「被爆者のお話」「海外への行き方」という四つの分科会と、「大学でどう学ぶか」をテーマにした石川康宏神戸女学院大学教授の講演が予定されています。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

5月3〜6日・福島へ青年学生ボランティア

新入生も参加申し込み



三月、福島でのボランティア活動に参加した青年・学生らが四月十三日、こうべまちづくり会館で震災ボランティア報告会&説明会を行い、約二十人が参加しました。

最初にボランティアの様子をスライドを交え報告。除染をすすめてはいるがまだホットスポットが残されている実態や、仮設住宅の訪問で聞いた仮設住宅が老朽化してきている問題などを紹介しました(詳細は前号に掲載)。

その後グループに別れて討論。参加した大学の新入生は「自分もボランティアに行って現地をみてみたい」とさっそく表明。四名がボランティアへの参加を申し込みました。

ゴールデンウィークには民青同盟兵庫県委員会が中心になって五月三日から六日にかけて青年学生ボランティアを福島県郡山市へ派遣します。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

NO NUKES カンキン 2013-4-12


4月12日、41回目の関電神戸支店前行動。70人が参加し、みんなでアピールをおこないました。「原発再稼働しても安全対策や、廃炉費用で結局値上げ」「宮城へ支援にいって女川原発を見てきた。一歩間違えば、福島と同じ事故が起こっていた可能性があった」などの交流しながら、「原発いらない」「再稼働反対」と声をあげました。

(記事と写真はゼロこねっとブログから)

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

芦屋・西宮の教育長と懇談

「いじめ提言」に共感


日本共産党兵庫県委員会と西宮芦屋地区委員会は四月十五日、西宮市、芦屋市の両教育委員会を訪問し、「いじめ」問題について懇談しました。

金田峰生参院兵庫選挙区予定候補が提言「『いじめ』のない学校と社会を」の概略を説明し、県や政府に対する市教育委員会の要望を聞きました。


芦屋市の福岡憲助教育長は、「子どもの命を守ることが大切などと共産党の提案に共感した」と述べ、元校長三人を学校の支援にあてていることなどを紹介しました。(写真は福岡教育長(右)と懇談する(左から)木野下、庄本、金田の各氏)


西宮市では伊藤博章教育長らが応対し、「総がかりの対応が必要」と強調しました。学校への支援体制の確立、教職員の多忙解消などの必要性が両教委からも述べられ、社会全体の問題として、お互いに協力しあうことなどを語り合いました。(写真は伊藤教育長(左奥)と懇談する(右から)野口、庄本、金田、杉山の各氏)


両市とも庄本健次地区委員長が、芦屋市では、森しずか・木野下章市議、西宮市では野口あけみ・杉山たかのり市議が参加しました。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

国民に溶け込み結び付く力を

兵庫・長田・北地区委員会が交流会


「『国民に溶け込み結びつく力』・地区交流会」が三月二四日に北区のしあわせの村で開催され、地域、職場支部からの十一人が生き生きと発言しました。いまの情勢のもとで、「国民に溶け込み結びつく力」を強めながら、党勢を前進させ、選挙に勝利する活動に本気になってとりくめば、短期間のうちに変化をつくって飛躍できることを実際の経験で示しています。

自治会活動で広がる結びつき


長田区の居住支部は、六中総で「溶け込み結びつく力がすべての力の根源」と提起しているのは、一過性の方針ではなく、民主連合政府ができるまで続くとりくみです。そのためには、新しいむすびつきをどうひろげるかの立場から自治会活動について発言しました。

道路整備や交通網整備などの地域の交通安全、防犯、高齢者への声かけ・見守り活動を続けてきた。大型ゴミの搬出等々のお手伝いのボランティア、バス旅行、シニアのつどいを開催、子どもと交流会・やきいもパーティーなど、様々な要求から詩吟の同好会や囲碁の会もできた。これらのつながりを通じて、原発の危険性を知らせる対話などして、党とのつながりにするために努力している。「参議院選挙が近づいているのに来なあかんやん」といわれ、借り上げ住宅で懇談会を開催予定です。

引き続き、参院選勝利のために、つながりを生かして対話と支持、「しんぶん赤旗」拡大の決意をしました。(交流会後に訪問して、支持の訴えと日曜版五部の拡大をしています)

「しんぶん赤旗」の購読を訴えても関係は深まる


つながりを生かし、「思い切って踏み切った」という民間病院関係の職場支部では、職場の組合員や労働者、親せきなど知り合いに「しんぶん赤旗」をすすめています。

支部長は、「国政選挙で日本共産党の議席を増やすためには、地道に『しんぶん赤旗』読者を増やすことが大事」「本当に踏み出すのが難しかったが思い切ってすすめよう」とこだわって職場の同僚、息子の結婚相手の両親や妹、知り合いの人など、「マイ名簿」のつながりを生かして、勇気を出してすすめています。職場では、昼休憩に休憩室で「しんぶん赤旗」を開いて、話題になっている問題を意識的に話しています。くじけずにとりくんでいます。すすめてとってくれなくとも関係が悪くなることはありません。「しんぶん赤旗」の中身のよさに確信をもっています。

「困った人のために頑張るのが共産党」


兵庫中部支部からは、借り上げ住宅が神戸市内三千七百戸の内、兵庫区と長田区に三千戸あり、兵庫区内千六百戸中、中部支部地域に十四棟四百五十戸あります。

二年前からとりくみ始めました。市から通知を受けた住民の相談に応じながら、支部もかかわって懇談会を四回開いてきました。日本共産党への信頼が深まりました。

相談者のAさんが各戸訪問にも協力してもらえる関係になり、「しんぶん赤旗」読者が二十人ほど増えましたた。今でも継続して九人の方が読んでくれています。

総選挙のときにもAさんは、懇談会の開催や連絡会の結成にも力を貸してくれています。四月二十八日にはUR住宅で懇談会の予定で、よびかけをしています。

「今の住宅に住み続けたい」という借り上げ住宅の住民の願いは切実です。協力してくれている方から、「なんでここまで熱心にしてくれるのか?」と質問され、「困った人のために頑張る党だし、その党の一員だから」と説明しました。

政治を変えるために踏み切りが大切です。今回の借り上げ住宅の運動を通じて、つながりは無限にあると思えるようになりました。支部全体の活動にしていくことが課題です。

「溶け込み結びつく力」発揮すれば党の自力をつけることに


「後援会ニュースを独自につくってニュース会員をふやしてきたことが評価された」と思ったと発言した北区の広陵支部は、六中総で「溶け込み結びつく力」がすべての根源だといわれて納得しました。行動する中でニュース会員が必ず増えるので楽しくなっています。

今ではニュース会員は約千人になっています。世帯比率は約二〇%。二十二町ごとに比率をだして少ないところで増やしています。六軒に一軒はニュース会員です。

ニュース会員との結びつきを強める中で、「しんぶん赤旗」読者になった会員も出てきています。六中総決定の討議を繰り返し深め、「溶け込み結びつく力」「踏み切り」を強めて、参院選に向けて自発的に活動できる支部になりたい、と努力しています。

発言を通じて、「国民に溶け込みむすびつく力」という方針が量の面でも党活動の新たな発展を切り開き、継続、党活動の根本方針として据えていくことが交流されました。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

SNS活用で「溶け込み結びつく力」強めよう

金子賢治(日本共産党兵庫県委員会機関紙部)

六中総は、「新しい結びつきを広げる活動で、ツイッターやフェイスブックなどのインターネットのSNSや電子メールが大きな力を発揮しています。…この媒体のもつ可能性を最大限に活用する活動に挑戦しましょう」と提起しています。

党本部で「SNS活用全国交流会」が開催され、八人の方が自らの取り組みの内容を紹介しました。さいたま市で認可保育所に入れなかったママ友が、同じ思いの保護者を探そうとブログを立ち上げ、ツイッターで「いっしょに不服申し立てをしませんか」と呼びかけ、市内に住んでいるけど全然知らないママたちと一緒に行動しています。

東日本大震災以降、新しい政治と社会を求める国民の模索と探求が広がっています。マスコミが本当の事を報道しない中、国民が自らインターネットで情報を発信し、意見を表明しています。こういう状況の中で、党員や後援会員が、日本共産党の見解、情報提供、意見の交流などを、自分の言葉で発信していく事が重要になっています。

ブログはもちろん、ツイッターやフェイスブックも敷居は決して高くありません。気軽に始めて、日々の生活や活動の負担にならない範囲で、気軽に取り組みましょう。

私もツイッターに登録したのは数年前ですが置き去りになっていました。昨年の総選挙から復活してツイートやリツイート、フォローやフォロワーを積極的にするようにしています。最初は党関係だけでしたが、すこしはつながりが広がってきています。

小野市の生活保護監視条例を「兵庫県民として恥ずかしい」とツイートした際もリツイートされました。ETV特集で「原発のリスクを問い直す」が放送された際にも、私のツイートに反応が返ってきて、放送中にインターネットで討論会になります。

なお、党本部で「SNS活用実践手引き」を作成中です。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

山下よしき:新しい道を刻む

分断ではなく連帯


日本共産党が発表した「働くみなさんへのアピール―賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」(二月十四日)などが力となって、まだ一部の大企業の正社員だけですが、賃上げの流れが生まれたことは確信にしていいと思います。

ところが、国会でNHK職員や地方公務員の給与引き下げに反対する質問をすると、必ず批判する人が現れます。そういう人にぜひ考えてほしい。一九九七年をピークに日本の労働者の賃金は下がり続けています。こんな国は先進国で日本だけです。その低い賃金と比べて、あそこは高い、ここも高いと、賃下げ競争を煽るのはまちがっていないか?

いま大切なことはすべての国民の所得を増やすことです。民間で働く労働者も、公務で働く労働者も、大企業も中小企業も、正規も非正規も、どの労働者の賃上げにも喜び、どの労働者の賃下げにも怒ることが必要だと思います。求められているのは“分断”ではなく“連帯”です。

(参議院議員)

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

憲法県政の会「2000人のつどい」4月26日

青年・女性・看護師らステージ総結集、魅力企画が続ぞく


県知事選挙(七月四日告示・二十一日投票)にむけて、「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は、憲法どおりの県政、人にやさしい県政の実現へ決意を固めあう場として、四月二十六日午後七時(開会)から神戸文化大ホールで「2000人のつどい」を開きます。

同会はこのほど、幹事団体代表者会議を開き、「2000人のつどい」の主な企画内容を決めました。会を代表しての決意表明のほか、新日本婦人の会の人たちがタペストリーを掲げてステージに登壇。子どもの医療費の無料化など切実な要求を訴えます。看護師ら医療関係者が白衣姿で地域医療や病院守れと訴えたり、民青同盟やゼロこねっとの青年らが毎週金曜日の関電神戸支店前行動から駆けつけ、「兵庫から原発ゼロを」などとアピールする予定。借り上げ住宅の入居者代表も希望者全員入居を訴えます。

同会は、大型貸切バスに半額補助(上限四万円)、「推進ニュース」の発行など参加のよびかけを強めるとともに、県内三十地域の会での参加目標の確認とバスの配車など具体的なとりくみの強化をよびかけています。当日は、手話通訳、保育室もあります。


(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

東日本ボランティアレポート

少しでも被災者の心いやそうと

丹波地区委員会 平山和志

三月二十九日から三日間、福島県郡山市へボランティアへ行ってきました。昨年九月に訪問して以来二度目の訪問です。今回は同級生の足立晃一郎君(リサイクル楽器演奏者)と一緒の訪問でしたから心丈夫で内容も豊富な訪問となりました。

二十八日夜九時に丹波市の青垣町を出発し、二人で交代しながらの運転で十二時間、日本海回りで福島をめざしました。二十九日朝八時に会津磐梯サービスエリアで朝食をとり、日本共産党郡山地区・被災者支援センターへ向かいました。

十時すぎから双葉町の被災者も入居する郡山市の喜久田町稲川原仮設住宅で公演。いわぶち友・党参院福島選挙区予定候補が挨拶に駆けつけてくれました。自治会長さんの温かい挨拶もあり、被災者の皆さんののりもよく、私の手品と腹話術、晃一郎君のリサイクル楽器演奏を楽しんでいただきました。

午後からは、昨年もおじゃました同市富岡若宮前仮設住宅の「おだがいさま会館」で公演。仮設の保育所の前には放射線量を測る機械が立っています。何も変わっていない現実がそこにありました。

二日目は、浪江町の被災者が入居する本宮市の意向公園仮設住宅の自治会総会後のアトラクションに出演。たいへんよく笑っていただきました。特に、晃一郎君の頭を使ってのピアニカ演奏「男はつらいよ」には、みんなびっくり、大喜びでした。

午後の公演場所は、富岡町と川内村の被災者が入居する郡山市南一丁目仮設住宅。神山えつ子党福島県議が挨拶し、日本共産党が被災者に寄り添いながら身近なことからこつこつと要求実現にとりくんでいることを報告しました。被災者の皆さんからは「何も変わっていないのに収束宣言をして、政府は無責任だ」「だんだん忘れられていくのでは。取り残されているみたいで不安になる」などの意見が出されました。

私たちの腹話術や演奏を見ていただいて、少しでも心がいやされるのなら、これからも要望にこたえられるようにしたい、晃一郎君と話しながら丹波への帰途へつきました。

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

川柳ととやみち

何時だって母さん味方頑張って
伊藤マツ子

十代は深夜まで書く恋手紙
沖 久代

敵味方夏の選挙のたよりなさ
祖一玉江

湯どうふの湯気のむこうにあの顔が
高橋恵美子

プカプカと車も消えた大津波
兵頭和子

油断すな背には目なしと諭される
廣澤英子

押されては悲しい思い横車
水田裕子

母亡くし月重ねきて雪となる
宮川菊代

お手紙が届いて用事また増える
山村みやび

月冴える選べるならば尊厳死
島村美津子

(新日本婦人の会東灘支部)

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

日本国憲法の男女平等条項を作ったベアテ・シロタ・ゴードンさんが昨年末に亡くなった。ベアテさんが戦前の日本に住み、日本女性の抑圧された状況をよく知っていたことが反映したものだったことは有名な話だ▼そのベアテさんと神戸で交流の機会があった。二〇〇一年三月十七日、非核「神戸方式」二十六周年記念集会の前日だった。「神戸方式」の英文資料を差し上げると、「すごいことだ」と驚嘆の表情を示した。「二〇世紀は平和をもたらさなかったが、二一世紀には平和のために一緒にがんばろう!」と色紙に記して手渡してくれた▼娘のニコルさんは「母は生前、憲法の平和、男女同権の条項を守る必要性を訴えていた。改正に総じて反対だったが、この二つ(の変更や削除)を特に懸念していた」と語ったと言う。ベアテさんは、「(憲法九条は)日本だけでなく、世界の平和のために必要」と繰り返していた▼そのベアテさんのドキュメンタリー映画『ベアテの贈り物』が上映される(四月二十七日十三時半・神戸市勤労会館)。憲法学者の和田進さんが「憲法に書かれた大切な心」の講演を行う。ベアテさんの日本国憲法への心を受け止めたい(K)

(2013年4月21日付「兵庫民報」掲載)

2013年4月14日日曜日

「2000人のつどい」4月26日・神戸文化ホール

とりくみ急ピッチ―貸切バス補助も


「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は、四月二十六日の「2000人のつどい」(神戸文化大ホール、午後七時開会)を県知事選挙(七月四日告示・二十一日投票)にむけて、加入団体と地域の会が総結集する場として成功させようととりくみを急ピッチですすめています。

憲法県政の会は、「2000人のつどい」に参加するための大型の貸切バスには半額補助(上限四万円)をおこなうことを決めています。バス代補助は「助かる。ありがたい」と大好評です。すでに尼崎の会、垂水区の会は、バスの運行を計画中です。

各地の地域の会も、「2000人のつどい」の成功と選挙にむけた体制づくりへ、四月九日から十三日にかけて長田区の会、西宮の会、明石の会が幹事会や総会をひらくなど、とりくみがすすんでいます。

県知事選挙では、すでに現職の井戸知事が四選出馬を表明。日本維新の会が「道州制」を争点に公認候補の擁立を検討しています。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

原発ゼロ!訴え40週

NO NUKES カンキン 2013-4-5



「原発ゼロ」を訴え、毎週金曜夕、関西電力神戸支店前での「カンキン行動」が四月五日で四十週目となりました。この日は約六十人が参加し、トルコへの原発輸出や偽りの新安全基準への怒りの声があがりました。

首相官邸前や関西電力はじめ全国の電力会社前での行動に呼応して、兵庫でもとりくもうと「原発ゼロ!核兵器ゼロ!ゼロこねっと」がツイッター・フェイスブックで呼びかけたのは昨年七月。第一回目は大飯原発再稼働翌日の七月六日でした。

以来、年齢や職場、地域も様々な人々が参加、「原発なくせ!」と音楽やプラカードなど多様な表現で訴えています。

また、姫路、加古川、洲本、三田、西宮、尼崎など各地にも定期的な行動が広がっています。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

いまこそ憲法を守る草の根のたたかいを

日本共産党兵庫県委員会書記長 松田隆彦

憲法改悪を公約に掲げる安倍政権の誕生と改憲を露骨に主張する「日本維新の会」が第三党となったことで、「今、何とかしなければ」と心ある人々の中で憲法を守る運動の前進が望まれています。日本共産党兵庫県委員会はそうした願いにこたえて奮闘します。

国民の願いは「憲法を守れ」


民主党政権が公約違反で国民から見放されたもとで、自民党は前回から二百万票を減らしながらも小選挙区で大きく議席を伸ばし「虚構の多数」を獲得しました。この「虚構の多数」をたのみに「まず九十六条改正で改憲のハードルを下げる」と「外堀」を埋めてから「本丸」の九条改憲を狙う動きが強まっています。しかし、この総選挙結果は「国民多数が憲法九条改悪を望んだ」ということではありません。総選挙直後の毎日新聞調査でも、「憲法九条の改正」については賛成が三六%、反対が五二%という結果でした。最近では安倍政権の改憲の動きを危惧し、かつて自民党元幹事長たちが「九条には手をつけるなと言いたい」(加藤紘一氏「毎日新聞」)「平和憲法は堅持すべきだ」(古賀誠氏「西日本新聞」)との発言も出てています。

草の根の力発揮し、世論で圧倒


改憲派の動きを押さえるために必要なことは何でしょうか? 何よりも全国七千五百に広がった「九条の会」をはじめとした草の根の運動で、思想・信条・党派の違いを超えて「憲法守れ」の世論と行動を巻き起こし、改憲派を圧倒する世論形成に全力を尽くすことです。兵庫県内でも、これまで結成された二百三十七の「九条の会」や憲法共同センター、各地の革新懇が憲法九条を守る宣伝や対話、学習会、署名活動など多彩に活動を広げています。安倍政権登場で、暫く休会状態だった各地の「九条の会」も再開される動きが生まれています。兵庫民報紙上でも各地の「九条の会」の行事予定を紹介してきました。五月三日には神戸憲法集会をはじめ各地で集会がとりくまれます。

日本共産党兵庫県委員会もこうした市民のみなさんとの共同をいっそう強め、思想信条の違いを超えて、保守・無党派の人々も結集し「憲法守れ」の声を国民の圧倒的多数に高めるために奮闘したいと考えています。

参院選挙勝利で改憲勢力に痛打を


五年前に「任期中の憲法改正をめざしたい」と豪語した安倍首相は、貧困と格差の広がりへの国民の怒りとも相まって〇七年参院選で惨敗し政権から退場しました。現在、日本共産党との間で政策協定を結び、それを基礎に国政選挙での共同する条件――政策的一致と共同の意志を持った政党はありません。しかし、とりわけ政党への支持率がそのまま議席に反映し、死票が極めて少ない参院比例選挙で、護憲を掲げる政党がそれぞれ全力を尽くして議席を増やす、そして選挙後の国会で一致点での協力を積極的に追求する。一方で、思想・信条・政党支持の違いを超え、草の根から改憲勢力を包囲する国民多数の世論と共同をいっそう発展させる。このことで改憲勢力に痛打を与えることは可能です。

日本共産党はこの夏の参院選挙で、比例五議席を絶対確保で紙智子、小池晃、井上さとし、山下よしき、仁比そうへいの五氏の勝利と、兵庫選挙区では金田峰生国会議員団兵庫事務所長の勝利をかちとり、憲法を守る運動でも共同をさらに発展させるためにがんばる決意です。


(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

兵庫労連「春の全国いっせい労働相談ホットライン」

切実な相談:正社員からも非正規労働からも妻からも


全労連の「春の全国一斉労働相談ホットライン」が四月五日に行われ、兵庫県では兵庫労連労働相談センター含め五会場で、同センター相談員や兵庫労連役員、兵庫県民主法律協会の弁護士など二十一人が相談に応じました。

テレビや新聞、インターネット、ビラなどで知った人びとから合計二十三件(電話二十件、面談三件)の相談がありました。

四十代の女性契約社員は、「郵便局の下請け会社に勤務しているが、競争入札で今年四月に別会社が落札。その会社に移籍したが、賃金や休暇など労働条件が悪くなった。郵便局の課長や課長代理から暴言をはかれる」と訴え、相談員からの助言を受けました。

「十年以上、新聞配達をしている」という六十代男性は、「経営者が変わってから賃金明細が出なくなったが、金が入っているだけ。働いた時間ともらった金額を計算すると最賃以下になっている」と訴えました。

ゴム関連企業の五十代正社員の妻から「夫は、東京に転勤になったが、管理職といっても『名ばかり』の、全員で三~四人の職場。退職を迫られている」と相談がありました。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

「賃上げ・雇用アピール」に共感

「大手企業100社 内部留保99兆円」「経済再生阻む」、鍵は「前向きの投資や賃金に」 ―神戸新聞が報道


日本共産党の「賃上げ・雇用アピール」は、「『内部留保を給与の増額に使え』と主張してきたのは日本共産党」「いま安倍政権は、自民党政治とは対極にあるはずの共産党の主張をそのまま使って、企業にカネをはき出させようとしている」(「静岡新聞」三月五日付「論壇」・ニューヨーク大、佐藤隆三名誉教授)などと注目が寄せられていますが、いま、兵庫県内でも反響を広げています。

「神戸新聞」は、四月八日付の一面トップと三面に「大手百社内部留保九十九兆円」「内部留保経済再生阻む」という記事を掲載しました。それによると、共同通信の調査として、大手企業百社の内部留保が「リーマン・ショック直後の〇九年三月末からの三年間で一〇%増。労働者の賃金は下落傾向が続く中、企業が経営環境の変化に備え、利益を温存する姿勢を強めている実態が浮き彫りになった」と伝えています。デフレ脱却の鍵は、「企業内に厚くたまったお金を前向きの投資や賃金に振り向けさせる政策を打ち出せるかにありそう」と指摘。「政府主導で内部留保の一~二割を賃金に還元し、正規と非正規の格差を解消すべき」という相沢幸悦埼玉学園大教授の談話を紹介しています。

日本共産党は、金田峰生参院選挙区候補を先頭に、「大企業の内部留保の一部を賃金と雇用に還元を」と呼びかけた「賃金・雇用アピール」をもって、兵庫県や各地の商工会、兵庫労連や連合加盟の労組などを訪問。「雇用安定と賃上げが大切ですね」「アピールを皆にも配る」と共感が広がっています(既報四月七日付「兵庫民報」二面)。

日本共産党はひきつづき、県下各地の労組や経済団体を訪問・懇談することにしています。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

尼崎社保協が生活保護テーマに公開講座

受給者の慎ましい生活明らかに



尼崎社会保障推進協議会は四月六日、尼崎市立女性センターで、生活保護問題の公開講座を開きました。

尼崎医療生協からは、生活保護受給患者約九百人から無作為に選んだ二十八人に聞き取りで行った実態調査の結果が報告されました。

▽受給開始年齢は五十代が多い。きっかけは疾病が多い。医療費負担が大きいことや、疾病から失業にいたっての申請もある。女性の場合、世帯主の行方不明がきっかけとなる場合もあった。六十歳以上の単身世帯が多く、女性は母子世帯が多い。

▽食費については食事回数を減らしてる人が四割。被服・履物は七割がここ数年買っていない。交際費は八割の人が「ない」と回答。年配になるほど、冠婚葬祭、地域行事参加を減らしている。

▽生活保護担当者の訪問は半年に一回以下が半分。相談できず孤立している世帯の存在が推測される。

▽生活保護を受けてよかったことは「生活ができていること」「ひとなみに暮らせること」。「病院にかかれるのがうれしい」という声もある。

▽受けて悪かったこととして「偏見」をあげる人が多かった。特に若い世代は「周りには受けているとは言えない」という。

また、全大阪生活と健康を守る会の大口耕吉郎事務局長が「生活保護をめぐって何が起こっているか」と題して講演しました。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

国保:県保険医協会が全自治体アンケート

兵庫県保険医協会が昨年十二月一日現在での県下全市町の国民健康保険の状況を発表しました。

5%が国保証「未交付」


それによると、保険証の「未交付」は四万四千三百四十六件。加入世帯に対する未交付率は五・二%と昨年度の五・七%より改善しているものの、二〇〇八年以前とほぼ同じ高い水準が続いています。

また、受診の際、いったん全額負担となる「資格証明書」の発行は世帯比で〇・九八八で前年とほぼ同水準。一〜三カ月の「短期保険証」の発行は世帯比で六・三二%で前年よりやや増加しています。

したがって、国保加入者にとっては依然として厳しい状況が続いていることが明らかになりました。

窓口軽減制度知られず


一方、保険料軽減・減免制度を利用している世帯は四五・一%でこの五年間では減少傾向にありますが、依然として半数近くの世帯が低所得のため保険料支払いが困難となり減免制度を受けていることが分かります。

しかし、国保法四十四条にもとづく「窓口負担減免制度」は県内二十六市町で条例・規則が制定されているにもかかわらず、実際に受給したのは全県で二百二十四人にすぎず、行政の広報が不十分であることも伺えます。

国保財政については、ほぼすべての自治体が「県費補助」と「国庫負担」を、「増やすべき」と回答しています。


(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

兵庫食健連が総会

TPP交渉参加撤回へ世論大きく広げよう

農業・食糧・健康を守る兵庫県連絡会(兵庫食健連)は四月六日、須磨寺自治会館で二〇一三年度総会を開きました。

開会挨拶で中村允彦会長は、日本国民の主権にかかわる問題としてTPP交渉参加撤回せよの運動を大きく広げようと訴えました。

第一部学習会では、同連絡会の柳澤尚事務局長がTPPと食品の安全と兵庫県の農政について講演。兵庫県政については①TPP交渉に参加しないよう政府に要請すること②食料自給率向上に努力すること③水資源・環境保全など農林水産業の多面的な役割にみあうよう予算をつけて応援すること④安全チェック強化、とくに保健所機能の拡充、が重要だと指摘しました。

第二部総会では、TPP参加反対のとりくみへの積極的参加、輸入食料の玄関口である神戸港の見学など食の安全を求める消費者の要求に応える学習活動を強める、「大豆トラスト」運動を体制も確立して推進することの他、「収穫祭」(十一月四日に予定)、「グリーウエーブ」など共同行動にとりくむ、などの方針を確認しました。TPPについては兵庫県選出の国会議員へ「公約守れ」の要請を行うこと、グリーウエーブ実行委員会を土台にして農協、漁協、医師会ほかと協力して緊急のシンポジウムを開くことなどが提起されました。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

金田峰生:ファイト(6)

「社会保障」


憲法は「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」と書いてあります。働くことは社会を支え発展させるための責務であるが、それは人間として誇りある権利なのだと私は思います。

働きたい、人間らしく暮らしたいと願っても就職口はなく、貧困がさらに貧困をまねく…。

そこから抜け出す援助を行い、健康で文化的な暮らしを取り戻し、尊厳を守るのが「生活保護」です。受給者に寄り添い、支援し、あるいは立ち直らせるのはケースワーカーの仕事です。監視と懲罰では人の尊厳を一層傷つけるだけで問題は解決しないし、命を奪いかねません。

「新自由主義」の名で弱肉強食の競争が持ち込まれ、人々が攻撃されています。命と尊厳を守る哲学を持たない政治が人々の心を荒れさせ、国民を苦難に陥れると危惧するのは私だけでしょうか。

社会保障にかけられている攻撃を跳ね返し、命と尊厳を大切にする、心の優しさが生きる社会にしたいと強く思います。

(参院兵庫選挙区予定候補・国会議員団兵庫事務所長)

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

福崎町議選4月16日告示・21日投票

住民の暮らし守る防波堤に


小林ひろし氏
いしの光市氏
福崎町議選(定数十四)は四月十六日告示・二十一日投票で行われます。日本共産党はともに現職の小林ひろし氏(70)、いしの光市氏(57)をたて、定数二減のもとで現有二議席確保をめざします。選挙戦は十六人(現職十五、新人一)の立候補で激戦となる見込みです。

小林氏、いしの氏は、自公政治が“アベノミクス”を看板に景気回復を願う庶民の期待感を集めながら、消費税増税と社会保障の負担増という庶民犠牲の政治を続けているもとで、嶋田町長が「住民が主人公」「清潔・公正」の町政を続ける福崎町政が、これまで以上に住民の暮らしを守る防波堤の役割を発揮すること、子育ても老後もさらに安心な福崎町づくりをすすめようと訴えています。

安心安全の町づくりでは、河川の改修整備、水害多発地域の対策を強めることや福崎駅周辺整備を住民の意見をよく聞いて推進すること、歩道整備などの交通安全対策を強めることを主張。

福崎町が誇る子育て支援をさらに充実させるために、設置がすすむ幼児園(保育所と幼稚園の統合施設)をすべての小学校区に建設して父母の要望に応える改善にとりくむこと、子ども医療費無料化の所得制限を緩和すること、学童保育の充実をかかげています。

他候補が議員定数削減を「実績」と宣伝しているなかで、町民の声を議会でとりあげ町政に届けて実現する党議員ならではの役割と、町民にひらかれた議会改革に取り組んできた党議員団の値打ちを訴えています。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

香美町議選4月16日告示・21日投票

いまこそ町民負担改善を


山本けんし氏
谷口しんじ氏
香美町議選(定数十六)は四月十六日告示・二十一日投票。日本共産党はともに現職の山本けんし氏(59)、谷口しんじ氏(62)をたて、現有議席確保をめざします。立候補予定者説明会には二十三陣営が出席しており、激戦が予想されます。

香美町は合併以来八年間、「財政健全化」を名目に住民負担とサービス低下を続けてきましたが、合併後八億円だった基金は二〇一二年度末には二十八億円になっています。

山本・谷口両氏は、この財源を今こそ町民負担の改善に使おうと主張。子育て支援、後継者育成などを軸に「『住民が主人公』で住民のいのちとくらしを守る町政を」と―国保税・介護保険料引き下げ、中学校卒業まで通院も医療費無料化、バイオマス・小水力など自然エネルギー本格導入、ごみ処理は広域化せず環境にやさしいまちづくり―などの基本政策を発表。

また、この間、「通学負担を全額公費で」「住宅リフォーム助成を」など住民とともに主張し続け、実現した実績も訴え、「元気で希望のある安心して暮らせるまち、香美町」実現に力をつくす日本共産党二議席を必ず、と訴えています。





(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

国民に溶け込み結び付く力を

全後援会員訪問を開始

西播地区・大津支部

姫路市の大津支部は、昨年十二月の衆議院選挙が“短期決戦”のため、対話・支持拡大が目標の七八%しかできなかった反省の上に立って、七月の参議院選挙では「この失敗を繰り返してはいけない」、参議院選の公示までに、「全後援会員を訪問し支持を広げよう」と、とりくみをすることになりました。また、後援会は結成から十五年たち、尼崎市の立花東後援会の援助を受け、ニュースを発行して十年になります。毎月八百三十人にニュースを届け、十分とはいえないまでも楽しい行事や要求実現の活動も行っています。

この間、各種選挙での支持の働きかけは、大部分が電話による訴えでした。高齢化と選挙のとりくみの遅れによるものでした。

今回の参院選には時間があります。「国民に溶け込み、結びつきを強める」とりくみのために、全会員訪問のために、月二回以上行動をし、組を組んで訪問することにしました。

早速二月、衆院選挙で反応の良かったところや、後援会員を九人が四組に分かれ訪問しました。「減紙、沢山でるんちゃうん?」「それはそれで仕方ないやん」といいながら出発しました。インターホンを鳴らし「今日は日本共産党大津後援会から衆議院選挙のお礼と、七月の参議院選挙へのご支援のお願いにうかがいました」と挨拶したときは、ほとんどの人が硬い表情でしたが、「いつもニュースを読んでいただいてありがとうございます」とお礼をいうと、どの人もニッコリ!。大方の人が「読んでいる」と答えてくれ、なかには「楽しみにしている」という人もいて、すっかり元気を取り戻しました。

この日の四組の成果は、対話三十九人、ニュース六部、日曜版一部増、ニュース減一部でした。

六中総で埼玉県の小松崎県委員長は、戸田市議選で衆院比例票にくらべ一六四%の得票を得、四人全員当選をかちとった要因は、「ニュースを届けている人すべてにあたり、支持を広げようというたたかい」を「とことんやった」ことだと発言をしています。「国民と溶け合い結びつく」ことはこの一点から始まると思います。

「蟻の一歩」を踏み出したに過ぎませんが、大津支部、後援会も同じ方向をめざしています。訪問しても留守も多く八百三十名対話は並大抵なことではないと思います。しかし、この道以外に「勝利の道」のないことを肝に銘じ、とことんがんばり大きな夢を実現したいと思います。

三月三日に第二弾の訪問活動を三組六人でおこない、三十六軒訪問しました。「今度の参院選で日本共産党への支持をひろげてほしい。」「ぜひ赤旗を購読してほしい」など、対話が弾み、二人が日曜版を購読してくれました。後援会員でないつながりも訪問し、新たに二人が後援会員になってくれました。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

青年学生が福島へボランティア

福島の現実、語り伝えよう


兵庫県の青年・学生十三人が三月十五日から十八日、福島県でのボランティア活動を行いました。

時間が止まったままのよう:広野町・楢葉町で放射能被害フィールドワーク


十五日は一日かけて福島県へ移動。夜八時についたいわき市で一泊。十六日はマイクロバスに乗り込み広野町と楢葉町へ向かいました。

伊東さん(右から二人目)とともに放射線量を測定

元福島県会議員の伊東達也さんのナビゲートで、放射能被害の実態についてフィールドワークしました。地震でかたむいたままの家や、増築の途中で組み立てた足場がそのままになっている学校の姿があり、まるで時間が止まったままのようでした。

原発交付金百三十億円で建てられたJヴィレッジは、今やサッカー競技上の面影はなく、原発労働者の拠点となっていました。「ここに来るとほんとに(サッカーの本場)イギリスみてぇだよなぁって、前はそんなところでした。今は芝生も全て剥がしてこのありさま」 と伊東さん。この施設にはプロサッカー選手を目指す少年たちが集まる寮付きの高校もありましたが、無残に自転車が残されていました。

町内いたるところに除染で出た放射能汚染物質をいれた袋が置いてありました。これは中間貯蔵施設がまだ建設されていないため、仮置き場や仮仮置き場、仮仮仮置き場として置かれているとのこと。以前から現地で原発反対運動を続けてきた宝鏡寺の住職・早川篤雄さんは自分の田んぼを「放射能汚染の収束のために」と率先して仮置き場として提供していました。

宝鏡寺では避難している間に賽銭箱が箱ごと盗まれ、池の錦鯉も約二十匹いたものが二匹しか残っていなかったといいます。町内の自動販売機もほとんどがバールでこじ開けられ、中身を取られていました。

伊藤さんは、「震災直後、日本人はマナーがあって立派だなどと言われていたが、こういう時にこんな犯罪をする人がこの日本にいるということも知っておいてほしい」といいます。

宝鏡寺周辺の空間線量は〇・八マイクロシーベルト。 除染が徹底されていない片隅にはホットスポットが残っており、三・五マイクロシーベルトを記録しました。

福島県の青年と交流


夜は福島県の青年と交流しました。福島の高校生は「学校では原発のことはほとんど話せない。やっぱり親が東電関係で働いていたりするから…」と深刻な実態を話しました。

「忘れられるのが怖い」:仮設住宅でざっくばらんに交流


十七日は仮設住宅の訪問と住民懇談会に参加しました。

午前中は、富岡町と川内村からの避難者が生活する南一丁目仮設住宅を訪問。どちらも帰町・帰村宣言が出され、仮設住宅からの退去が求められています。お米を持って訪問し、困っていることや、今後の生活をどうしようとしているかなど聞きました。



「二年経ってやっとコミュニティができたのに復興住宅でバラバラにされたくない」という声や、「家はもう二年間放置しているから、動物の住処になって荒れてる。そんなところに帰れない」など、今後の生活の見通しが全くみえない現状が語られました。

仮設住宅にはコミュニティセンターがあり、体操やお茶会が定期的に開催され住民同士のコミュニケーションの促進に役立っていますが、このセンターにすら行けないという人もいることも分かりました。入居の際、集落単位ではなく、町単位でくくったため、「知らない人ばかりだから行くに行けない」と足が遠のき、二年たった今でも近所の交流がないとのことでした。

午後からは緑が丘仮設住宅で住民懇談会を開催しました。福島のボランティアセンターの方もこの試みは初めてとのこと。ざっくばらんに交流しました。

この仮設住宅では、当初お風呂の追いだき機能がなかったり、板一枚の床のため厳しい冬をしのげないなど、要望を聞き取り行政へ届けて住宅環境の改善が図られてきました。今回の懇談では、最近、天井が落ちてきているということが被災者から話されました。集会場自体も天井がたゆんできていました。

空き住戸も見せてもらいました。結露しやすいようで、畳やカーペットはカビが生えていました。

兵庫県から来た青年への要望として口々に語られたのは「福島のことを忘れられるのが怖い」ということ。「ぜひ兵庫県に帰ったらここで見て聞いたことを伝えてください」と訴えられました。

ボランティアに参加したメンバーは、「帰ったらここで見聞きしたことを話したい」「自分に何ができるのかと思っていたけど、福島の現実をより多くの人に伝えることなんだと思った」と、ボランティア報告会開催へ準備をすすめています。

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

一コマまんが

一票の格差は違憲

段 重喜

(2013年4月14日付「兵庫民報」掲載)

2013年4月7日日曜日

市民にあたたかい神戸をつくる会結成

力あわせ、あったか市長を


神戸市長選挙をたたかう政治団体「市民にあたたかい神戸をつくる会」(略称・あったか神戸の会)の結成総会が三月二十九日、神戸市勤労会館大ホールで開かれ、三百七十八人が参加。熱気あふれる総会となりました。

十二年間の矢田・神戸市政は、神戸空港と関連事業、外資系企業への優遇措置などの一方で、敬老パス・福祉パスの有料化・とりあげなど市民に五百億円以上の負担増をおしつけてきました。

これに対し、市民の医療や介護、子育て支援、中小企業・業者支援と雇用の拡大など切実な要求をかかげる市民団体・労組などが集まり、二〇一一年九月、「神戸・市民要求を実現する会」をつくり、ほぼ二年にわたって、交流や学習、共同の対市要望・交渉などを重ねてきました。共同、交流してきた団体・政党を軸に準備会をへて、政治団体結成となりました。

結成総会では、準備会よびかけ人の一人で医師の武村義人氏が開会を宣言。憲法が輝く兵庫県政をつくる会の代表幹事、田中耕太郎さんが連帯の挨拶をしました。田中氏は、秋の神戸市長選挙に先立つ七月の県知事選挙で「県民にやさしい県政、県民が笑顔で暮らせ、雇用をつくり・まもる県政の実現にがんばりぬきます」と県政の会の決意を表明し、「団結を大切にあたたかい神戸市政を実現してほしい」とエールを送りました。

日本共産党神戸市議団長の松本のり子氏が「市政の情勢報告」。「冷たい市政の流れを変え、予算の使い方を改めれば市民の切実な要求は実現できます」と訴えました。

兵庫県商工団体連合会事務局次長の那須由美子氏が「方針提案」を行い、市民の切実な要求と市民運動の広がり、市政転換の展望、組織方針と会則、役員を提案しました。

これをうけて五人が報告・発言。借り上げ復興住宅入居者の安田秋成氏は、神戸市の入居延長「基準」にふれ「後期高齢者でも七十五歳なのに、神戸市は高齢者を八十五歳以上に限定しました。高齢者は早く死ねという冷たい市政が骨身にしみます。私はいま八十八歳ですが、生きているうちに、市民の痛みがわかる、あたたかい市長と握手できるように、お互いがんばりましょう」と呼びかけました。

子育て世代の女性二人は、「結婚して長野県から大阪を経て神戸にきました。全国どこでも中学校までは給食が当たり前と思っていたので、びっくりしました。みんなで食べる自校方式の中学校給食を」「五歳の娘がいます。神戸の子どもの医療費無料化は遅れています。財布を心配することなく通院できるようにしてほしい。子どもたちを大切にする市政を実現しよう」と訴えました。

このほか、「福祉パスをとりあげる冷たい市政を転換しよう」「新長田再開発のビルで営業している業者の苦難解決へ、ぜひあたたかい市政を実現してほしい」と訴えました。質疑では、文化の発展も政策にもりこんでほしいなど積極的な提案も寄せられました。

最後に、長田生活と健康を守る会の森口眞良氏がまとめ報告。「市長選挙をたたかう必要条件はできました。選挙をたたかう政策の練り上げ、有権者のなかに溶け込む力、そして候補者など十分条件づくりに力をつくそう」と呼びかけました。

また、津川知久(兵庫労連議長)、村上健次(兵商連副会長)、合田泰幸(県民医連会長)、岸本友代(新婦人県本部会長)、岡正信(日本共産党県委員長)の五氏を共同代表に、那須氏を事務局長になど役員を選出しました。

共同代表を代表して津川氏が閉会挨拶。「私たちが待ち望んでいた、あったか神戸の会が結成されました。みなさんの熱気によって市長選挙をたたかう総決起の場となった。理性の目と決意をしっかりと持ち、一人ひとりが行動していこう」と訴えました。

(2013年4月7日付「兵庫民報」掲載)

小野市福祉給付適正化条例

共同広げ、実施許さぬたたかいへ


パチンコなどギャンブルに生活保護費や児童扶養手当などを常習的に使っている人を見たら市民が市に通報することを求めるという「小野市福祉給付適正化条例」が三月二十七日の小野市議会で議決されました。

日本共産党の藤原章議員は、反対討論を行い、この条例案が全国に大きな波紋を与え、法曹界をはじめ多くの人々が反対していることを紹介しながら、条例には重大な問題があると指摘しました。

―対象とされる福祉給付の内容や遊技・遊興も不明確で誰が何を規制するのかが明確でない。
―「市民及び地域社会の構成員の責務」として「市にその情報の提供する」ことを求めていることは、兵庫県弁護士会会長、自由法曹団や様々な団体・識者が指摘するとおり、憲法に抵触するものである。人権侵害を引き起こし、受給者に対する差別を助長し、申請・受給をためらわす、相互監視の息苦しい社会をつくるものになる―

と厳しく指摘。また、自公政権がすすめる社会保障や生活保護などの切り下げがすすむもとで、この条例が先例となって、悪用されかねないと批判しました。さらに、

―何よりも生活保護や公的給付は国民の権利を守るものである。給付を「ギャンブル等で費消」して生活破綻を招くことは慎むべきであるが、そのための調査・指導などは専門的知識・経験を持った福祉職員やケースワーカーの職分であり、民生委員の協力も得て行われるべきもの。

と指摘し、小野市が「ハートフルシティ」と名のる以上、このような条例をつくるべきでない―

と主張しました。

採決では藤原議員だけが反対しました。

この間、日本共産党は、条例案の問題点を指摘し、拙速に議決すべきでないと訴えるビラも配布しました。条例は可決されましたが、この条例を実施するための運用規定などの具体化はこれからです。

条例実施を許さず、国民の権利を守る小野市に変えていくとりくみをすすめようと、この間広がった反対の声を生かし、共同が広がりはじめています。

(2013年4月7日付「兵庫民報」掲載)

尼崎革新懇第10回総会を開く

網の目の組織を!

尼崎で地域・職場・青年のなかに網の目のように革新懇をつくろうと平和・民主主義・革新統一をすすめる尼崎の会(尼崎革新懇)の第十回総会が三月三十一日、尼崎労働福祉会館中ホールで開かれ、市民六十六人が参加しました。

全国借地借家人組合会長で全国革新懇世話人でもある田中祥晃世話人が主催者あいさつ、清水ただし・党大阪府副委員長が「安倍政権の反動的役割と日本維新の会の正体、革新懇への期待」と題して記念講演を行いました。

講演の中で清水氏は、「維新の会のなかには『大阪都構想・尼崎区』と主張している人もいる。維新の会は国民の閉塞感の受け皿となっているが、実態は自民党の補完勢力である。最大の弱点は展望が語れないことだ。大きな市民的たたかいで撃破しよう」と訴えました。

林徹二事務局長が「革新懇三つの共同目標で広範な国民と連帯してたたかうため、全国革新懇ニュース読者を早急に百人めざす。雇用・暮らし・社会保障の相次ぐ改悪が目白押し、六月の尼崎市議選、七月の参院選、知事選で革新懇としても力を注ごう」と経過報告と方針案が提案され、確認されました。この総会には義村たまみ・田村征雄・広瀬早苗・まさき一子・辻おさむ市議、また松沢ちづる・徳田みのる市議予定候補も参加しました。

この日は会場の尼崎労働福祉会館が廃館最後の日、「労館」スタッフへ尼崎革新懇から激励の花束が贈られました。

(2013年4月7日付「兵庫民報」掲載)

金田氏先頭に全県キャラバン

選挙勝利へ! 一致点での共同広げ


兵庫県産業労働部長(当時)に「アピール」を手渡す金田氏(右)と、ねりき県議(中)

日本共産党兵庫県委員会は、一致点で国民との共同を広げ、選挙に勝利し政治を変えることをめざし、金田峰生参院選挙区候補を先頭に「第一次全県キャラバン(二月~三月)」にとりくみました。

労働者の党として


第一次キャラバンの第一の柱は、サラリーマン層へ党の政策を広めることです。

党員や後援会が金田候補と共に早朝の企業門前宣伝にとりくみ、働くみなさんへのアピール「賃上げと安定雇用の拡大で暮らしと経済を立て直そう」の内容を紹介し、ビラを配りました。

金田候補はさらに県、商工会、ハローワークなどにも「アピール」を届け懇談しました。

ある商工会は冒頭「うちは賃上げは無理です」と切り出し、中小業者の窮状を訴えました。

金田候補は「中小企業では人は宝と努力されています。賃上げした企業への減税措置など、政治がそれを支援することが重要だと考えています」と、日本共産党の立場を説明。誤解も解けて、雇用と賃上げが経済再生に不可欠という認識で一致しました。

「壊国」絶対阻止へ


第二の柱はTPP問題です。

党はこの間、TPP交渉参加反対の世論を広げる努力をしていますが、日米共同声明発表以来、金田候補は宣伝キャラバンを集中実施すると共に、唯一TPPの危険性を知らせる「しんぶん赤旗」をJAや医師会にも届け、激励しました。また丹波ではTPP交渉参加阻止の緊急集会が開催され、篠山市長からもメッセージが寄せられました。

子どもたちを守る輪広げる


第三の柱は「いじめ・体罰問題」で子ども達の命を守る輪を広げるとりくみです。

各自治体、学校、市民団体に「いじめのない学校と社会をめざす提案」を届け、懇談。どこでも「提案」に「まったくその通りだと思う」と賛意が寄せられ、「地域に支えられる学校づくりが大切」「大人のいじめや体罰容認の立場を払しょくする必要がある」「数値目標はかえって弊害」「少人数学級は重要。教職員の増員を」「機敏な対応と子ども達の自主性尊重に努力している」など、現場での苦労や努力も紹介され、交流が進んでいます。大脇姫路市議は訪問した中学校の校長から「全員に配りたいので人数分下さい」と依頼されました。

県民の願い実現のために


この他、演説会案内の開始、漁業用燃油高騰問題、金融円滑化法延長、姫路夢前の産廃問題などで政府要請、オスプレイ訓練に抗議する緊急宣伝と近畿防衛局への要請も行いました。また、山陽電車脱線事故調査、労働相談なども進めています。

県立こども病院ポートアイランド移転問題では県医師会と情報交換を行う中で、山下よしき参院議員・比例候補の「国会報告ニュース」も事務所カウンターに置いてもらいました。

さらに東日本大震災被災者支援のためのボランティア派遣と募金も再開しました。

「第二次」開始


党県委員会は四月から間髪入れずに「第二次キャラバン」を実施。いじめ・体罰問題での要請と懇談の本格実施、TPP参加阻止のたたかい強化、兵庫県版経済提言案などで一点共同を広げると同時に、演説会やつどい、街頭宣伝を通じて党への理解と支持を広げたいと考えています。




(2013年4月7日付「兵庫民報」掲載)

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