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2013年3月17日日曜日

観感楽学

非核「神戸方式」は三月十八日に三十八周年を迎える。「非核証明書」提出を義務づける非核「神戸方式」のすごいところは米軍艦の入港をゼロにしていること。同時期に神戸港以外の全国五十九港に七百六十六回も入港しているのにだ。核兵器の有無を明らかにしない米国は入港の手続きができないのだ▼米軍輸送機オスプレイの本土での低空飛行訓練が始まった。防衛省もオスプレイの訓練時間、コース、内容などわからないと言う。当初、九州地方で訓練実施と発表されたが前日に和歌山・四国ルートに変更された。九州での陸上自衛隊の射撃訓練計画のためという。危険な低空飛行訓練を勝手気ままに行うなどとは植民地でも許されない横暴ぶりだ▼飛行地の高知県は、同時期に高知~和歌山上空で陸上自衛隊中部方面航空隊のヘリによる災害訓練があり、「危険を伴う」と警告を発した。実際に高知県では米軍戦闘攻撃機の飛行が四回確認された。但馬地域ではドクターヘリが年間千二百回以上出動しており低空飛行訓練との重なりが心配されている▼非核「神戸方式」が米軍艦をゼロにしたように低空飛行訓練をきっぱり中止させる以外に万全の安全策はない(K)
(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

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