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2013年2月3日日曜日

アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会総会

国の責任明らかにするため運動大きく広げよう


控訴審の課題について報告する八木和也弁護団事務局長

「アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会」が一月二十六日、尼崎労働福祉会館で第八回総会を開きました。

第一部の「学習会」では兵庫尼崎アスベスト訴訟弁護団の八木和也弁護団事務局長が「尼崎アスベスト訴訟 到達点と控訴審の課題」と題して報告しました。

▽神戸地裁判決が、日本で初めてアスベスト公害において「企業責任」を認めた画期的な判決であったこと▽しかし、クボタの工場から三百メートルの範囲しかクボタの加害責任を認めておらず、さらに範囲を広げさせることが必要であること▽国の責任は全く認めず、国がアスベストの危険性を知りながらアスベストの使用をすすめたことの責任を大阪高裁で明らかにすることの重要性とその根拠―について述べました。

第二部の「総会」では、船越正信会長が挨拶。阪神淡路大震災のがれきから飛散したアスベストでさらに被害が広がるおそれに触れ、「尼崎アスベスト裁判」で国の責任を明らかにするために、大きく運動を広げようとよびかけました。

会場からは、「応援しています。頑張ってください」「職場で、週三回三十分ずつ署名行動にとりくんでいます」などの声が寄せられました。

そのほか、原告が決意表明、今年度の運動方針案、新役員体制などが確認され、日本共産党の広瀬早苗市会議員、田中康夫元衆議院議員らが来賓挨拶しました。

(2013年2月3日付「兵庫民報」掲載)

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