記事を検索

2013年2月17日日曜日

「建国記念の日」不承認集会

衆参選挙制度の抜本的改革を―上脇教授が指摘



「建国記念の日」不承認兵庫県民集会が二月十一日、実行委員会主催で開催されました。

実行委員会からの基調報告のあと、岩本賢治氏(明石市立魚住東中学校教諭)が授業での「模擬投票」の経験を報告。中学生が選挙や社会の状況に目を向けるようになる姿を報告しました。

上脇博之神戸学院大学院教授は記念講演で、安倍自民党政権の「集団的自衛権の行使」を法律で認める「解釈改憲」と、憲法九十六条の要件緩和を先行させながらいずれは九条改悪への「明文改憲」を狙う道筋を維新の会など他党の改憲案も含め解明しました。

さらに、九条改憲論はアメリカと財界の要求に応えて「アメリカと戦争できる日本」をつくるものであると指摘。すでに集団的自衛権を認めるための「有識者会議」も始動しているなど緊迫する情勢の中で、国民の運動で民主化を進め、憲法改悪を阻止する展望にも言及しました。

そのためにも衆参の選挙制度を抜本改革することが必要であることを解明しました。

集会は、安倍自公政権が、維新の会、みんなの党とも組んで憲法改悪を推進、アメリカや財界の利益を最優先にする政治を強行すればするほど、国民生活、日本国憲法との矛盾は拡大する一方だが、脱原発やTPP反対のとりくみの前進は国民の成長を示していると指摘、「今こそ日本国憲法が目指す理想に確信をもって、平和と国民生活の向上をめざす日本国憲法の諸原則がいかされる社会の実現に向けたとりくみを発展させよう」とのアピールを採択しました。


(2013年2月17日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次