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2013年2月24日日曜日

日本共産党川重委員会が要求アンケート

〝賃金が安い〟


日本共産党川崎重工委員会は、昨年末から正社員、非正規社員を対象に「人間らしい労働と生活」実現の要求アンケートにとりくみ、このほど百八人から回答を得て、その集計結果を職場新聞「はぐるま」二月号外に掲載し、県下の工場門前で配布・宣伝しました。

アンケートの集計結果をみると……



「職場でもっとも不安・不満に感じていること」のトップは、正規社員は「賃金が安い」、非正規社員は「正社員との格差・差別待遇」でした(表)。「一人でも残業なしで生活できる賃金を保障してください」(50代女性)「同じ仕事内容で働くのに賃金が違うと考えるとバカバカしくなる」(派遣40代女性)「どんなに良い仕事をしてもここでは正社員との差別がひどい」(派遣50代女性)などの切実な声が寄せられています。



「生活実感」については、「やや苦しい」と「かなり苦しい」の合計が、正規社員は約三割程度ですが、非正規社員は七割を超えています。生活向上のための賃上げでは、正規、非正規社員ともに月額三万円以上が大半の声となっています(グラフ)。

「人身売買のような派遣労働…こんな国がどこにある?」


正規社員を非正規社員に置きかえる「使い捨て」労働に対し、「日本の派遣雇用形態自体が乱暴に言えば〝人身売買〟のようなもの…こんな制度が法律でまかり通っている国がどこにあるんですか?」(派遣30代女性)「契約から請負になることになって先に不安しか見えない」(契約20代男性)―など非人間的な派遣制度への怒りや雇用不安の声が数多く寄せられました。正規社員からも「互いの関係に壁を感じている。対等関係でこそ職場環境がよいと言える」(50代女性)という声のように、八割近くが派遣制度に対し批判的でした。

党川重委員会は、今回のアンケート結果をうけて「人間らしい労働と生活」の実現をめざして、たたかいをよびかけています。


賃上げ要求額

正規社員(月給額)
1万円未満6%
1〜2万円20%
2〜3万円26%
3〜4万円23%
4〜5万円14%
5万円超11%

非正規社員(時給額)
50円未満4%
50円〜100円7%
100円〜200円0%
200円〜300円18%
300円超71%

生活実感

正規社員非正規社員
ややゆとり17%0%
まあまあ51%29%
やや苦しい27%42%
かなり苦しい5%29%


職場でもっとも不安・不満に感じていること

正規社員順位非正規社員
賃金が安い 38%1正社員との格差・差別待遇 65%
昇進・評価査定 26%2賃金が安い 55%
労働時間が長い 25%3雇用契約の更新 55%
経営/雇用不安 18%4談合・下請けいじめ 13%
同僚・上長との人間関係 17%5労働時間が長い 6%
住宅・家族手当がない 17%6仕事がきつい 6%
健康問題 17%7精神障害 6%
仕事がきつい 13%8不満なし 6%

(2013年2月24日付「兵庫民報」掲載)

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