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2013年2月17日日曜日

山下よしき:新しい道を刻む(3)

ブラック企業


「ブラック企業」という言葉をご存知でしょうか。違法な労働条件で若者を働かせ、人格が崩壊するまで使いつぶす企業のことです。

新卒の若者を正社員として大量に採用する。長時間残業、パワハラなどで短期間のうちに企業に極端に従属する人間に変える。その過程で若者は選別され、精神を病むなどして大量に退職に追い込まれる。

大量退職を前提にした大量採用――若者の能力を生かすのでなく摩滅させるやり方が、有名企業にまで広がっていることは私たちの社会にとって由々しき問題です。

先日、この問題にとりくむ二十代、三十代のみなさんから取材を受けました。「各党の雇用労働政策を調べてみると共産党がいちばん全面的でした」とのこと。よく見てくれています。「なのにどうして選挙で伸びないんでしょうか」とも。

「ルールなき資本主義」のもとで正規も非正規も苦悩する若年労働者。ともにたたかい、期待に応えてなんとしても伸びなければなりません。

(参議院議員)

(2013年2月17日付「兵庫民報」掲載)

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