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2013年2月3日日曜日

山下よしき:新しい道を刻む(2)

貞子先生


松の内も過ぎたころ、小学一年から三年まで担任していただいた先生が、私と話をしたがっているようだと、ふるさとの母から連絡が入りました。

大好きだった貞子先生です。私が紙粘土でこしらえたバスの運転手を、先生は高く持ち上げ、「上手にできていますねえ」とみんなの前でほめてくれました。いまでもよく覚えています。

さっそく電話をかけると、張りのある声が返ってきました。「よしきさん、私にできること何でも言うてよ。あなたのためにできるのは今回が最後やと思うから」。八十九歳になる先生の言葉に胸が熱くなりました。

後日、私の国会質問が載る「しんぶん赤旗」日刊紙の購読をお願いすると、「それはええわね。あなたの活動がわかるし党全体のこともわかる。雨後のたけのこみたいな党でないのは不動のものがあるからだという人もいますよ」と快諾し励ましてくださいました。

いつまでも深い恩師の愛情。教え子としてしっかり応えねば。

(参議院議員)
(第1、第3週掲載)


(2013年2月3日付「兵庫民報」掲載)

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