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2013年1月13日日曜日

SNS活用のすすめ[4]

広げよう! 結びつき

関西共同印刷所メディア企画室

一番大切なのは知識よりも心


憲法が輝く兵庫県政をつくる会のツイート
今回が連載の最終回です。思えば、インターネットに関する連載だというのに、これまでデジタルっぽい話がほとんど出てきませんでしたね。

でも、それもそのはず。だって「SNS」なんて、しょせんは単なる「コミュニケーションの道具」なんです。その「道具」をどう使うか。ただそれだけの問題です。

「SNSとは、コミュニケーションの道具である」と看破してしまえば、SNSにおいて一番大切なのは「心」ということになります。デジタルだのアナログだの、身構える必要などありません。

そう考えると、インターネットがよく分からないという人でも、勇気が湧いてきませんか?

思い切って、まずはユーザー登録をして見て下さい。フェイスブックは個人情報の入力を求められるので、不慣れな人はツイッターから始めるのがオススメです。

ルールは簡単。現実世界でやっちゃいけないこと・言っちゃいけないことは、SNSでもやらない・言わない。ただそれだけです。

ネットもリアルもルールは同じ


ZEROこねっとのフェイスブックページ
例えば、個人情報や大切な情報をむやみに他人に教えない、というのは、インターネットのルールじゃなくて、日常生活のルールですよね。知り合いや子どもが写っている写真を迂闊に公開するのも考えものです。

それから、性急に情報を信じないこと。これもインターネットのルールじゃなくて、当たり前のことですけどね。

例えば「これは素晴しい情報だ!」と思って拡散したところ、根も葉もないデマだったというニュースをよく耳にしませんか。善意の拡散のつもりが、あっという間に大混乱を招いてしまった、などということが往々にしてあるのがインターネットの世界です。

混乱を招くくらいならまだしも、最近では、「恩人を探しています」などと欺いて、ストーカーが昔の恋人の住所を探していたなどという恐ろしい事件もありました。善意のつもりで協力したら、結果的に人の命が奪われてしまうことすらありえるのです。

くどいようですが、これらは日常生活においても同じことです。ただ、インターネットは(特にSNSでは)とにかく拡散のスピードが桁違いに速い。それだけに、拡散するときには十分な注意が必要になります。

セカイは動いている私たちはどうする?


せっかく湧いてきた勇気がしぼみそうな話をしてしまいましたが、SNSに限らず、インターネットでの宣伝を諦める選択肢はありません。私たちが考える以上に、インターネットはセカイの一部になっています。

「最近の人たちは新聞を読まない。本も読まない」という嘆きが聞かれるようになって久しいですが、今や「テレビすら観ない」という家庭も珍しくない時代です。そういう世代が、これからのセカイを担うのですから、私たちは彼らをターゲットにした宣伝を考えていく必要があります。

インターネットはよく分からないから…などと尻込みしていたら、セカイと私たちとの間はどんどん乖離していきます。

くり返しますがSNSは「道具」です。距離や生活時間の違いを超えて心と心をつなげやすくするための道具です。運転免許を持つ人は、自動車が凶器になりうることを知っていますよね。道具は、使い方次第で善くも悪くもなります。

今までと同じたたかい方では、今までと同じ結果しか手に入りません。必要以上に恐れることなく、SNSの活用にとりくんでみて下さい。(

(2013年1月13日付「兵庫民報」掲載)

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