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2013年1月20日日曜日

9条の会・兵庫県医師の会が新春講演会

今をわかるために歴史を学ぼう:孫崎元外務省局長が強調


「九条の会・兵庫県医師の会」は一月十三日、「新春講演会」を神戸市内で開催。元防衛大教授・元外務省国際情報局長の孫崎享氏が「国際問題を平和的に解決する方法」と題して、領土問題とTPP問題について講演しました。県下の医療関係者と一般の人たちが会場いっぱいの二百人以上が参加、熱心に討論しました。

孫崎氏は、「今の日本では、尖閣問題・原発・TPP・オスプレイなど重要問題で核心の議論がされないまま国の政策が動いている」と領土問題の歴史をひもとき、「歴史は過去のこととしてではなく、今をわかるために学ぶ」必要を強調しました。「千島問題の平和的解決の絶好の機会である」ことを森・元首相に進言したことなど紹介。基地問題でもオスプレイでも沖縄県民がこぞって反対していることには無頓着であり、TPP問題では「第三の開国」などと、アメリカの要求と発想どおりであることを事実をあげて鋭く分析し、TPPで「一番打撃を受けるのは国民の医療である」ことをアメリカの医療を例に解明しました。

最後に藤末衛氏(全日本民医連会長)が、日本国憲法九条・二十五条を守る「九条の会・兵庫県医師の会」の活動をさらに強めようと呼びかけました。


(2013年1月20日付「兵庫民報」掲載)

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