兵庫県日本共産党後援会は2月5日、神戸市立婦人会館で第34回定期総会を開き、総選挙での日本共産党の勝利・躍進をめざし、活動方針などを決めました。
総会では、堀内照文(比例)、吉見秋彦(6区)、庄本えつこ(8区)の各衆院候補と金田峰生参院選挙区候補が挨拶。堀内氏は「阪神・淡路大震災2年後、消費税の5%へのアップは復興へも大きな打撃を与えました。いま、消費税増税を絶対に許さないためにも兵庫から必ず国会へ送ってください」と訴えました。
日本共産党からの報告で、岡正信党県委員長は、高校学区や県立淡路病院・子ども病院の移転などの問題で、保守系首長や医師会から厳しい反対意見が表明されたり、中学校給食・こども医療費助成が各地で広がるなど、県下の特徴的な政治的変化を紹介し、日本共産党の全体像を語り支持を広げ、第3の躍進の時期をつくろうと呼びかけました。
こくた恵二衆院議員・党国会対策委員長は、記念講演で沖縄防衛局長の選挙介入問題など情勢を生々しく報告。福崎・上郡と二人の党員町長の勝利の背景に、日本共産党の政策への共感の広がりがあることを指摘し、兵庫での日本共産党躍進の可能性を示し、励ましました。
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決意こめ挨拶する堀内氏と岡、金田、庄本、吉見の各氏 |
総会では、総選挙で近畿4議席、兵庫から堀内氏を国会議員として送り出すため、得票目標を40万票に増やし、小選挙区全区立候補、参院選でも金田氏で兵庫の議席を奪還するとりくみと相乗的にたたかうこと、そのためにも行政区後援会の確立、分野別後援会の恒常的な活動、ニュース発行・要求実現・楽しい活動など単位後援会の発展などの方針が提起されました。
また、「①名簿整理②ニュースの発行③役員体制④活動計画⑤財政確立の五つの目標を意識して活動している」「“お助けマン”で庭の剪定まで手伝うすばらしい活動を行っている後援会がある」「後援会ニュース発行は病気や高齢で引き継ぎが大変だが、県後援会で行っているような「ニュース講座」も開きたいと話し合っている」など、多彩な後援会活動を交流しました。
(2012年2月12日付「兵庫民報」掲載)