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富士通テンへ出勤する労働者を励ます堀内照文比例候補と森本真神戸市議ら=1月10日 |
日本共産党兵庫県委員会と兵庫・長田・北地区委員会は昨年12月27日、富士通テン、兵庫労働局、兵庫県、神戸市に「工場存続」や「正規雇用確保」を求める緊急要請を行いました。
富士通テンでは、総務部長が屋外(公道上)で応対。郵送で「ご意見として承りますが、回答につきましては差し控えさせて頂きます」と返事をしてきました。
兵庫労働局は、今回の要請についてあらためて回答・意見交換の場をもつとしました。
兵庫県は政策労働局長が応対。「できれば残ってもらいたい」「正規雇用を基本に確保させたい」などと述べ、神戸市は、市長が副社長に工場継続を要請したことを明らかにしました。
要請行動は、堀内照文衆院比例候補、きだ結県議、金沢はるみ・森本真両神戸市議らが行いました。「労働者からは、正月どころではなくなったと大変な不安の声が寄せられている」「年の瀬に人道に外れる行為だ」「行政も工場継続を求め続けるべき」などと迫りました。富士通テン神戸工場は創業以来40年間黒字で、赤字は2010年度が初めてです。
日本共産党の要請行動を知った人からは、「共産党県議団の方々が従業員の為に動いて頂いていることを知り、凄く嬉しくなりました」などのメールが届いています。
1月10日朝には、堀内氏を先頭に同社前で宣伝を行い、出勤してくる労働者を激励しました。
(2012年1月15日付「兵庫民報」掲載)