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2012年12月15日土曜日

東日本支援チャリティーコンサート

朗読と管弦楽楽しみ



東日本大震災から二度目の冬を迎えている被災地の子どもたちに、ささやかな贈りものをしようと、第二回チャリティーコンサートが十二月九日兵庫県民会館で開催されました。

開催したのは兵庫文化クラブと芸術工房タレスが中心になっているチャリティーコンサート実行委員会で、昨年に続く二回目の開催となりました。

コンサート一部では、京都で活躍している朗読サークル「木もれ日Genji」による源氏物語朗読劇『うたかたの花の夢』が上演されました。光源氏を軸とした恋物語ですが平安朝の貴族社会を彷彿とさせ、舞台や衣装に合わせた京言葉での物語の展開に聴衆はうっとりとさせられました。

第二部は、昨年関西の若手演奏家で結成された「よろず管弦楽団」によるクラシック音楽の演奏。指揮は神戸大学発達科学部出身の木下麻由加さん。ウクライナで国際指揮マスタークラスを修了、ロシア音楽奨励賞を受賞し現在デンマーク王立音楽アカデミー指揮科に留学中で今回のコンサートのために帰国して指揮棒を振りました。

モーツアルトやベートーベンの比較的よく知られた曲が演奏され、久しぶりに生のオーケストラを堪能したなど、満足した感想が聞かれました。

プログラムが多彩で開催経費がかさみましたが「文化活動を通じて被災地を支援したい」という初志は生かされたのではないかと、主催者は話しています。寄せられた支援募金などは宮城県震災被災保育所支援センターに送られます。

(2012年12月16日付「兵庫民報」掲載)

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