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2012年11月11日日曜日

神戸大学教員と懇談―日本共産党兵庫県委員会

「原発即時ゼロ」提言は歓迎


日本共産党県委員会は、原発問題で運動をひろげている神戸大学教員と「『原発即時ゼロ』提言」をもとに懇談し、十一月九日の志位演説会への参加をよびかけています。
十月三十一日、塚原東吾国際文化学部研究科教授と門屋史明県常任委員、上園隆青年学生部員が懇談しました。

はじめに「即時原発ゼロ提言」について塚原教授は、「即時ゼロは歓迎する」としたうえで、復興については、ナオミ・クライン氏が提唱する「災害資本主義」などの社会科学的な概念をあげつつ、「日本のポスト3・11にも、その危険性がある」と指摘。「復興」の名のもとにあまりに無残な空港をつくってしまった神戸がそうであったように、いわゆる「用途外使用」とは、単なる偶然や局所的な腐敗によって起こっているのではなく、「資本」のもつ必然的で本質的な矛盾に由来すること(つまり、「災害資本主義」、もしくは「惨事利用型資本主義」)であり、市民・民主勢力は、このような資本の本質に対して、監視の目を一層強めなければいけないと述べました。

門屋氏が、総選挙で日本共産党が議席倍増を目指していることを説明し、演説会の案内をすると、塚原教授は「共産党もせめて倍増くらいは必要だと考えられます。ただもっとも必要なのは、極端な国家主義やローカルな保守主義の跋扈とマスコミの扇動に対して、分断と内紛を繰り返してきた左派・民主勢力が大同団結し、いまや死に体にも等しいのですが、それでも民主党政権を左から支えることだと考えます。演説会には行けないけど、お互い頑張りましょう」と民主党への評価の違いは示しつつ、日本共産党を激励しました。
小笠原准教授(右)と懇談する門屋氏(左)
十一月一日には、小笠原博毅国際文化学部研究科准教授と懇談しました。

小笠原准教授は3・11以降、学生たちといっしょに復興支援や脱原発のデモにとりくみ、今でも関電前に学生と一緒に参加しています。

「原発即時ゼロ提言」について小笠原准教授は「『原発ゼロ』をめざす指針となる」としながら、「ガレキ問題や原発依存自治体への雇用確保など優先順位をあげて、具体例などもふまえて示してほしい」と感想を話しました。

門屋氏が志位演説会の参加とあわせて、「近々、この提言にもとづいた懇談会を、神戸大学の学生や教員のみなさんを対象に行いたいと思っています。ぜひ参加していただけませんか?」と呼びかけると、小笠原准教授は「政治家にいいたいこともあるので参加します」とこたえました。


(2012年11月11日付「兵庫民報」掲載)

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