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2012年11月25日日曜日

観感楽学

いよいよ衆議院解散総選挙だ。この三年間、障害者の分野でも「障害者自立支援法」廃止をめぐりかつてない幅広く大きな運動がつくられた▼「廃止」を約束した民主党政権が誕生。同法が「障害者の尊厳を傷つけた」と厚労大臣が陳謝。「新しい一ページが開かれた。我々の願いがこもった障害者総合福祉法ができる」との期待は、しかし、その後ことごとく裏切られた▼重い障害を持ちながら年金を受給できない無年金障害者は増えるなど、不況の中で障害者の生活はとりわけ厳しい。国の調査では年収二百万円以下のいわゆるワーキングプアの状態にある人は二二・九%とされているが、きょうされんの調査では、障害のある人の九八・九%が二百万円以下の生活を余儀なくされている▼私は「障害のある人が安心して生活できる社会はすべての人が豊かな生活を送れる」がモットーである。民主連合政府を実現し、さらに先に歴史を進めればこの願いは必ず実現できると確信している▼消費税増税をしなくても日本の経済を立て直し社会保障充実の展望を示している日本共産党の議席を倍増し、本当の新しい日本にしたいとの思いがますます強くなる。 (N)

(2012年11月25日付「兵庫民報」掲載)

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