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2012年11月4日日曜日

兵庫県商工交流会

知恵とネットワークで地域おこしにたちあがろう


兵庫県商工団体連合会・民主商工会主催の第六回兵庫県商工交流会が十月二十一日、開かれ、二百人が参加しました。

開会にあたり、磯谷吉夫兵商連会長は、「私たち中小業者は制度の改善、内需の拡大、振興条例の制定の運動にとりくむと同時に自らの知恵とネットワークづくりの力で仕事おこしや地域経済の活性化を目指すことも大切な課題です。政府の無策の下で『座して死を待つ』わけにはいきません」と、自らが地域おこしに立ち上がろう、そのために諸制度の改善・拡充の運動にとりくもうと、強調しました。

パネルディスカッション
「住むまち良くして商売繁盛」のテーマにそって、午前中のパネルディスカッションでは、地域おこしで奮闘する三人がパネラーで登場。三十代、四十代の若者を中心に須磨の地域資源を使って須磨を盛り上げている、「須磨勝手に観光協会」会長の尾崎秀則さん、ただ物を売るだけでなく、地域住民のコミュニティの場として商店街づくりにとりくむ「京都・西新道錦会商店街振興組合」代表理事の畑宏治さん、地元産食材を加工し、安心・安全な食品をつくり、また雇用も創出している「兵庫県企業組合氷上つたの会」代表理事の秋山佐登子さんが、地域づくりのとりくみと工夫をイキイキと語り、会場は笑いに包まれました。

兵庫県立大学の佐竹隆幸教授は、「無いものねだりでなく、あるもの探しをしよう」、「地域にとってなくてはならない企業をめざそう」と、地域循環型経済の確立を話されました。

分科会
分科会は、四つに分かれ、それぞれのテーマで議論を深めあいました。

①「自然エネルギーへの転換、地域の雇用と仕事おこし」ではデンマークやドイツの地域政策の紹介や自然エネルギーにとりくんでいる実践報告がありました。

②「中小業者を軸にした地域循環型経済社会へ」では、吹田市の地域振興条例や明石市の住宅リフォーム助成制度、姫路民商のスタンプラリーなど地域を元気にするとりくみの交流がなされました。

③「改悪国税通則法とどうたたかうか」では、税理士から改悪国税通則法を解説し、参加者同士の税務調査の経験なども交流し、納税者の権利学習を深めました。

④「経営力アップ交流会」では、業種の違う五人の民商会員のパネラーがそれぞれの商売の喜びや苦しみ、工夫などを話し、参加者とともに未来への展望も語り合いました。

参加者からは「色々な業種・年齢の人から話が聞けて勉強になった」「面白いとりくみだから毎年でもやってほしい」など感想が寄せられました。


(2012年11月4日付「兵庫民報」掲載)

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