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2012年11月11日日曜日

新婦人創立50周年全県記念フェスティバルで交流

子育て世代の多様な要求に応え 多彩にひろがるとりくみ



「新日本婦人の会創立五十周年全県記念フェスティバル」が十月二十八日に開かれ、創立五十周年を祝い、とりくみが元気に交流されました。

コーラスで開会。岸本友代県本部会長が、結成時の会員が会場に四十三人参加されていることを紹介し、千六百人で結成して以来、今日にいたるまでの活動を振り返えりつつ、挨拶しました。

特別報告として、福島県から山形県へ避難している杉本恭子さんが原発事故で全てを失って、転々とする被災地の深刻な実態を報告し、何も解決していないのに原発再稼働は許せないと怒りを込めて訴え、子どもの実態や義援金などの質問にも答えました。

記念講演で笠井貴美代中央本部会長は、①要求実現団体の女性団体として、要求関心を入り口になんでもとりくみ深く考える新婦人の値打ち②平和を手放さず連帯する活動、国連NGOとしても認証されている値打ち③男女平等・ジェンダー平等へ果たす役割④この役割を果たせるのは仲間づくりをたゆまず努力する草の根の班があること―について語りました。また、革新懇で品川正治さんから「新婦人がいま踏ん張りどき」と激励されていることも紹介し、奮闘を呼びかけました。

「チーム・なないろ―出会えてよかった私と新婦人」の発表で、新婦人がいま若い世代に継承されて多彩に県下に広がっている姿が交流されました。

「チーム・なないろ」とは各地域に作られている若い世代のグループの名前で、子育ての情報交流から様々な要求を取り上げて多彩に広がっています。壁にも若い世代の一言が掲示され、加入の入り口はチラシ、友人つながり、親の紹介など、自分を認めてくれた、知りたい情報が気軽に教えてもらえる、なんでも気兼ねなく話せる、いっしょに真面目に考えられるなどの実感した魅力がいっぱい書かれています。

発言でも、▽義理の親にすすめられてリズムに行って、様々な活動に参加する中で聞きたいこと全てに答えが返ってくる、宿題小組、親の味を覚えたかった経験から料理教室を開いた体験(神戸Mさん)▽自分の母親や家族が新婦人の活動で変わっていく様を見て自分も入会した(神戸Oさん)―など、一人ぼっちの子育てからリズム小組に参加した人がいろんな活動に参加していく例や努力も報告されました。

最後には全支部が五十周年を祝うタペストリーを持って登壇。岸本県本部会長は、「いいことしている」だけでは会員は増えない、増やす努力をしてこそ増える、さらに組織を大きくしようと訴え、全員で手をつなぎ「青い空は」を合唱し決意を固めあいました。

(2012年11月11日付「兵庫民報」掲載)

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