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2012年10月14日日曜日

三菱電機三田製作所:サービス残業是正

労働者と日本共産党が会社動かす



三菱電機でサービス残業是正が行われていることが、このほど日本共産党三菱電機伊丹委員会の調査でわかりました。

三田市にある同電機の三田製作所(従業員約千人・写真右)は、伊丹労働基準監督署から労働基準法違反の是正勧告を受け入れ、管理職も含む社員に対し、残業代の不払分として3カ月分が、8月賃金支給日に支払われていたものです。

「サービス残業が是正されて本当によかった」と喜びの声があがっています。

今回の是正勧告は、三田製作所では初めてです。

是正措置と指導の内容は、①残業代「自己申告」の不足分(不払い残業手当)3カ月分を支払う②裁量労働制適用者の深夜残業手当(22時以降の残留時間分)、休日出勤の時間外手当も含む③IDカードによる労働時間管理システム導入の指導と産業医による健康管理の徹底―などです。

こうした是正措置は、日本共産党三菱電機伊丹委員会と三田市会議員団が労働者と家族の訴えをもとに、今年3月末、伊丹労基署に調査と是正を求めたことによるものです。同労基署は、この是正要求以降、数回にわたって同製作所へ臨検調査に入り、是正指導を行いました。

同製作所では、IDカードによる「労働時間管理」システムが導入されておらず、労働時間の把握は自己申告制のみになっていました。そのため、開発・設計部門で働く労働者からは、「労働時間がまったく管理されておらず、休日出勤は当たり前、どんなに残業しても残業手当は45時間となります。不払い分は平均50時間です。即刻IDカードによる労働時間の管理を実施してほしい」との声があがっていました。

日本共産党が労基署に求めた「三つの是正措置」=①立ち入り調査を行い、不払い残業代を支払わせること②早急にIDカードによる労働時間把握管理システムを導入し、客観的な記録ができるようにすること③過重労働による健康障害を防ぐために産業医による保健指導や助言指導を行うこと。
(日本共産党三菱電機伊丹委員会・山本博昭)

(2012年10月14日付「兵庫民報」掲載)

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