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2012年10月28日日曜日

オスプレイ配備に危惧,領土問題は平和解決を

堀内・金田氏らの要請に各地の首長



兵庫県にも「ブラウンルート」と呼ばれる、米軍機の低空飛行訓練ルートがあり、オスプレイも飛行する可能性が示されています。また、ブラウンルートからかなり南に位置する佐用町でも、低空飛行が目撃されています。

こうした状況をうけて、日本共産党兵庫県委員会はこの間、各市・町長に「オスプレイ配備反対の発信を」と要請し、懇談を重ねています。

堀内照文衆議院比例近畿ブロック候補と小選挙区候補、金田峰生参議院選挙区候補らは「オスプレイ開発に関わった米軍関係者が『しんぶん赤旗』に『オスプレイは構造的欠陥がある』と証言してくれました。市民の安全を守るために飛ばさせない、配備撤回を求めるのが一番ではないでしょうか」「沖縄で反対集会に県民十万人が集まりました。これは沖縄の揺るぎない決意だと思います。兵庫県もブラウンルートがあり、沖縄と連帯してオスプレイ配備に反対を」と呼びかけました。

多次勝昭朝来市長は、「ブラウンルートにあたる他の自治体の動きもみながら、対応を検討している」「今のところ動きはないが、だからといって何もしないという訳ではない」と、積極的に対応する考えを示しました。

「ブラウンルート」からは外れていますが、長瀬幸夫香美町長も、「人的ミスであれ、機能上の問題であれ、危険な航空機が町民の頭上を飛ぶのは問題です」と懸念を表明しました。

田路勝宍粟市長は「ヘリコプターと飛行機を合体させるというのは、やはり無理があるのでしょう」と述べ、要請に同席していた日本共産党市会議員団に「今のところ情報は得ていないが、低空飛行等の事実があればすぐに知らせて欲しい」と“逆要請”しました。

九月二十日にも低空飛行が目撃された佐用町の庵逧典章町長は、「有事ならともかく、オスプレイであれ、低空飛行であれ、訓練はやめていただきたい」「(オスプレイが我々の頭上を)飛んだらもちろん抗議しますよ」と言明しました。

首長との懇談では、領土問題についても話題になり、「日本は戦後、総括をきちんとやっていない事が問題。きちんと総括したドイツは湾岸戦争にも協力しなかったが、日本は一番協力した。きちんと総括すべき」「野田首相も弱腰だが、自民党政権の時代から長年問題を棚上げし、竹島は構造物が造られても何も言わなかったのも悪い。武力衝突が起きないか心配している」「安保条約は役に立たない」などの意見が表明されました。

金田峰生参院候補のコメント


どの首長も、オスプレイ配備に対しては危惧を抱き、領土問題では平和解決を望んでおられる様子がうかがえます。

国がおかしな言動をしている時に、自治体の長が地方自治の精神に立って住民を守る立場でものを言われるのは大事なことだと思いました。

また、保守の首長からも「こんなにアメリカいいなりでいいのか」という思いが沸き起こっています。市・町議員をはじめわが党が積極的に知らせ、働きかけることで、変化をつくりだしていることを実感します。引き続き共感と共同を広げ、国政を正したい。


写真:多次朝来市長(左手前)と懇談する(左奥から)鈴木逸朗市議、金田氏、平山和志衆院5区候補、堀内氏、岡田和之市議

(2012年10月28日付「兵庫民報」掲載)

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