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2012年10月14日日曜日

治安維持法国賠要求同盟兵庫県本部結成30周年

犠牲者への賠償求め続け



治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部(佐野陽三会長)の30周年記念・県下犠牲者追悼のつどいが10月7日、兵庫県民会館でひらかれ約140人が参加しました。

結社や言論を禁止した治安維持法の犠牲者たちが戦後、国家賠償を求めて治維法同盟を68年創立。兵庫県本部は82年10月、60人で結成されました。

現在会員は600人を超え、ことしも請願署名1万1711筆を国会に提出しました。

つどいの来賓挨拶で日本共産党兵庫県委員会の岡正信委員長は、天皇制政治に正面から闘った兵庫の先輩たちへの敬意を表明。党創立90周年、同盟30周年を機に、ともに奮闘する決意を述べました。

佐野会長は挨拶で、戦争犯罪人ら公職追放者は戦後いち早く国や財界に復帰しながら、治維法が廃止された後も犠牲者への謝罪や賠償がおこなわれていないと批判しました。

林直道大阪市立大学名誉教授は記念講演で大阪商大の学生だった43年、反戦運動を理由に逮捕された経験を語り「治維法は世界に名だたる悪法。いままた自民党憲法草案や秘密保全法など、まがい物が準備されている。自由を守るため、心し敏感に対応しなければならない」と語りました。


治維法犠牲者の小松益喜さん、ときさん夫妻を偲ぶ展示も同会館ギャラリーでひらかれました。


(2012年10月14日付「兵庫民報」掲載)

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