記事を検索

2012年9月9日日曜日

非核の政府を求める会 豊下楢彦教授講演

憲法を軸にした外交を


非核の政府を求める兵庫の会(風呂本武敏代表世話人)が市民学習会「北東アジアの非核平和の展望」を9月1日、県保険医協会でひらき、約80人が参加しました。

講師は、国際関係論と外交史が専門の豊下楢彦関西学院大学教授で、ロシアや韓国、中国との間でおこっている領土問題を中心に、日本がとるべき外交の道を語りました。

豊下教授は、尖閣諸島購入問題で、政府も石原東京都知事も、米軍管理下の久場島にまったく触れない点を指摘。アメリカに領土問題で何の主張もできない両者を厳しく批判しました。「沖縄のアメリカによる信託統治自体が国連憲章78条と矛盾。安全保障のジレンマから脱却するためには、憲法体制を信頼関係の軸にした日本外交が重要」と述べました。

閉会挨拶で風呂本代表は「私たちの、非核の政府をつくる課題はますます緊急性を増している」と語りました。


(2012年9月9日付「兵庫民報」掲載)

日付順目次