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2012年9月9日日曜日

レッドパージ控訴審勝利へ新署名展開

兵庫県レッドパージ反対懇談会の月例懇談会が8月31日、神戸市婦人会館でひらかれ、11人が参加しました。

62年前、強権的に職場を追われ、現在に至るまで何の救済策もないため、国に名誉回復と損害賠償を求めて裁判係争中の、川崎義啓さん(95)、安原清次郎さん(91)、大橋豊さん(82)の3人も、揃って出席しました。控訴審判決は10月24日に迫っています。

懇談会では、7月末神戸市垂水区でひらかれた国民救援会第56回全国大会に、川崎さんと安原さんが参加したこと、レッドパージ被害を知らない若い代議員からも共感が寄せられ、会場で100筆を超える署名が集まったことが報告されました。

また勝利判決を勝ちとるために、大阪高裁あての新しい署名「被害の甚大さを直視し、法の良心にもとづいた正しい判決を」のとりくみが話し合われました。

大橋さんは「どんな判決が出ても、広く世間に知らせたい。大きな問題提起になるだろう。レッドパージ犠牲者は高齢になったが、新しい世代が出てきている」と述べました。

参加者からも「公職追放された戦犯ら20万人が講和条約締結直後に名誉回復、年金や恩給50兆円を受けている一方で、レッドパージ犠牲者4万人が放置されている矛盾は大きい」「組織的に継続してカンパを寄せてくれる労働組合がある」などの発言がありました。次回は9月28日です。


(2012年9月9日付「兵庫民報」掲載)

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