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2012年9月16日日曜日

兵庫労連第44回定期大会

構造改革政治との正面対決

大会で選出され1人ずつ自己紹介する兵庫労連の新役員

兵庫県労働組合総連合(津川知久議長)の第44回定期大会が9月8日、神戸市勤労会館大ホールでひらかれました。運動方針として「原発の再稼働反対、原発ゼロへ。憲法を暮らしにいかし、雇用の安定、社会保障が充実した地域社会の実現」を全代議員の賛成で採択しました。開会挨拶で津川議長は「民主党は総理が替わるたび、自民党の構造改革路線にすり寄っていった。参院で7野党共同提案の野田首相問責決議に、国民はまったく同じ思い」と述べました。

北川伸一事務局長が運動方針を提案。5つの重点項目として▽構造改革政治阻止、住民本位の震災復興実現▽働くルールの確立、雇用・賃金の安定▽憲法を守り暮らしにいかす▽貧困と格差をなくす▽組織拡大―を掲げました。構造改革政治との正面対決、税と社会保障の一体改革を実行させない大運動、環太平洋連携協定(TPP)反対への積極的参加を強調しました。

2つの争議団が支援を訴えました。「橋下徹市長による職員思想調査は憲法違反」(大阪市・思想調査国家賠償請求訴訟原告団)、「ものを言う組合を排除し安全がないがしろにされている」(JAL不当解雇撤回裁判原告団)と呼びかけました。

つづいて活発な討論がおこなわれました。

「朝日新聞阪神支局襲撃事件から25年。事件風化を許さないとりくみをつづけている。労働者がファシズム阻止の先頭に立っている」(西芦地域労連)

「30年にわたる争議で100件以上の勝利判決命令を勝ちとった。ここ2年、会社の姿勢が大きく変わり『争議を解決したい』と言いだした」(ネッスル労組)

「計画的廃業、組合つぶしなどの不当労働行為に対し、地労委に救済を申し立て闘っている」(宝塚映像労組)

「全国教研集会を延べ7千人を超える参加で、右翼と権力からの妨害をはねのけ、神戸で成功させた。兵庫労連の多くの仲間に支えてもらった」(高教組)

「悪政と闘う但馬大集会を11月6日に計画している。実行委員会で要求がたくさん出された」(但馬労連)

「兵庫県の最低賃金が10円引き上げられたが、大阪府との差は51円。大阪と尼崎は同じ経済圏なのに差が開いていく。全国一律最賃をめざす」(尼崎労連)

「トムソン正社員化裁判闘争は、最高裁が弁論を開かないまま、大阪高裁の不当判決を是認した。早期解決めざし会社との交渉をつづける」(JMIU)

「私たちが市民からのアンケートをもとに要求した高齢者見守りネットワークが実施されることになった。誇りをもってとりくみたい」(自治労連神戸市水道サービス公社労組)などが出されました。(2012年9月16日付「兵庫民報」掲載)

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