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2012年8月12日日曜日

柏原看護専門学校存続へ

廃止方針変えさせた地域住民の声


丹波市にある県立柏原看護専門学校について兵庫県は8月3日、丹波市に移管し存続させると発表しました。

同校は、第2次「県行革プラン」で「見直し」とされ、2010年10月、病院局が「廃止(募集停止)」を発表して以来、地元住民から、存続を望む声が次つぎとあがっていました。

県が、「県行革プラン」にもとづき、地元自治体や住民の声を聞かずに廃止等をすすめ、今回のように「何ら協議が行われなかったことは、きわめて遺憾」(存続を求めた丹波市の意見書)と反発を受け、修正せざるをえないケースは、県立塚口病院や県立公園など、多くあります。住民サービスの切り捨てをすすめる兵庫県と、地域の活性化や医療の後退を危惧する住民とのギャップが大きいこととともに、切り捨てを押し戻す地域、住民の世論の力強さが浮き彫りになっています。

日本共産党は県議会で、「定員を大きく上回る受験者数で、学費も安く、地元の子ども達の受け皿になっている。県立病院全体では看護師が不足しており、看護師確保の観点からも存続を」(3月6日、予算特別委員会・病院局審査、ねりき恵子)と取り上げ存続を迫るなど、住民の声を県政に届け、奮闘しています。

県立柏原看護専門学校は2015年度から丹波市に引き継がれ、それまでの13、14年度も引き続き入学生募集が行なわれる予定です。


なお、南あわじ市にある県立淡路看護専門学校については、県は予定どおり14年度廃止の方針を変えていません。

(2012年8月12日付「兵庫民報」掲載)

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