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2012年8月26日日曜日

教育研究全国集会:大震災の教訓と課題など討論

大震災の教訓を話し合ったフォーラム1

みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい・教育研究全国集会」が8月17日から3日間、神戸市内でひらかれました。

初日の開会全体集会は、2000人を越す参加者が神戸国際会館ホールを埋めました。

開会全体集会
西宮出身の脚本家、渡辺あやさんが「生きること、学ぶこと」と題し講演。小学校教諭で、家では寝てばかりでも、教え子や保護者と強い絆で結ばれた父親の姿を紹介し「正直であろう、それが生きる力になる、と心がけている私の仕事と結びつく」と語りました。

7つのフォーラムと29の分科会がひらかれました。

フォーラム1「阪神淡路大震災、東日本大震災の教訓と課題から考える」は143人が参加。コーディネーターの菊本義治復興県民会議代表委員は、住民本位の生活再建を最重点にとりくんだ兵庫の運動を紹介しました。

17年前、神戸長田の定時制高校教諭だった米澤聰一郎さんは再開発と学校統廃合で変貌した町の現状を報告。

宮城県亘理町の中学校教諭は、町の40%が危険区域で、町民の約半数が仮設住宅に暮らす状況を語りました。

また福島県の高校教諭は、県教委が各地に間借りし昨年9月から始めたサテライト方式校を、今春さらに集約し、生徒や保護者にいっそうの負担を強い、生徒数が半減している実態を述べました。

(2012年8月26日付「兵庫民報」掲載)

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