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代表世話人を代表して挨拶する高見啓二氏 |
丹波市革新懇が八月二十七日、結成されました。
同日、丹波市のハートフルかすが大ホールで開かれた結成総会には、猛暑にもかかわらず七十人を超える人びとが参加しました。
最初に、兵庫革新懇を代表して岡本毅一代表世話人が来賓挨拶。
総会では、結成にいたる経過の報告(次号に詳報の予定)の後、農業委員、絵手紙講師や元市職員、元町議など、二人の女性を含む八人の代表世話人を選出。医師の高見啓二氏が代表して挨拶しました。
丹波市議会議長からのメッセージも紹介されました。
参加者らは、丹波での様ざまな課題の実現へ共同を広げることと、平和・民主主義・生活向上の三つの分野で古い政治をおおもとから変える革新の目標を掲げ、国民多数の合意をかちとっていくこと、この二つを統一的にすすめる革新懇ならではのとりくみへの決意を新たにしました。
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結成総会を記念して、「原子力発電の話」と題し、全日本年金者組合兵庫県本部書記次長の阪井保宏氏が、三菱重工社員として原発製作にかかわった経験から、原発の問題点を分かりやすく講演しました。質疑応答では、聴衆からは「福島原発のようすを聞けば聞くほど、政府や東京電力の無責任さに腹がたった」「実態を知るほど背筋がぞっとする。子どもたちのことを考えると心配です」と感想が出され、阪井氏は「感情的な不安ではなく、冷静に判断して批判的な目を持ちましょう」と話を締めくくりました。
(2011年9月4日付「兵庫民報」掲載)