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床下からの泥のかき出し |
民青同盟中央委員会が岩手県一関市と宮城県仙台市にボランティアセンターを開設。兵庫の青年は宮城県のセンターへ参加し、南三陸町、岩沼市、仙台市若林区などで物資の配布や要望聞き取り、床下のドロかきなどの支援活動を行いました。
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支援物資の配布 |
岩沼市では、知り合いから家を借りることができるようになったという方から依頼を受けた日本共産党仙南地区委員会の紹介でのボランティアから始まりました。借りた家も床上一m浸水しているが、住める状態にしたいという依頼でした。床下のドロ出しや津波によって倒されたブロック塀の片付けをしました。
この作業が終わった後は岩沼市周辺の要望聞き取り。この地域は沿岸部から五kmほど離れた場所でも約一mの浸水にみまわれた地域です。出された要望も床下や庭のドロ撤去などがほとんどでした。
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がれきの撤去 |
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参加者からは「被災者の方は困っていることを素直に要望として伝えることができない。どんなことに困っているのかを聞きとっていくボランティアは今後も重要だと思った」「ゴールデンウィークで人が殺到して大変だといわれていたけど、要望が十分聞き取られていない。ボランティアはまだまだ不足していると感じた」などの声が寄せられています。![]() |
党宮城県委員会の復興支援センター前に集まった ボランティアツアー参加者 |
(党県委員会青年学生部・上園隆)
(2011年5月15日付「兵庫民報」掲載)