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2011年3月20日日曜日

日本共産党の2011年度県予算組み替え提案

大企業立地補助より子ども医療費へ


日本共産党兵庫県議団は三月十一日の県議会予算特別委員会で、二〇一一年度予算案の組み替え提案を行いました。組み替え提案は〇一年から十一年連続となりました。

提案説明に立った杉本ちさと県議は「『県行革』に反対する県民の声にこたえ、暮らしを守り、ムダ削減、中小企業応援の予算となるよう組み替える」「県民の暮らしの痛みがわかり、願いが届く県議会のため」と提案理由を説明。

主な増額提案は、県民の要望の強い子ども医療費、少人数学級の拡大、住宅リフォーム助成制度の創設などや、「県行革」でけずられた老人・障害者・母子などの福祉医療助成を元にもどし、私立学校の授業料軽減や助成を増額しています。

一方の、減額を提案するものは、パナソニック等への大企業立地補助(三十七億円)や、神戸空港・関空二期、但馬空港(九億五千万円)、道路やダム、砂防事業、大規模林道(あわせて二百三十億円)、国直轄事業(百三十一億円)など不要不急の公共事業等や県民合意のない事業を見直し、百二十二億円の財源をうみだして、県民のための予算に振り向けています。

この提案に対し、反対討論を行った与党会派は、共通して景気対策のため、公共事業は必要との古い考え方に固執し、「行革プランの差し戻しは論外。企業立地補助は地域経済に寄与」(自民)、「これまでの行革プランの議論を否定」(民主)「行革プランを根底から覆す」(公明)などと理由を述べ、知事提案予算に賛成しました。


主な増額内容

  • 中学3年生までの医療費無料化:55億円
  • 35人学級を小学校5年、6年でも実施:14.7億円
  • 私立高校授業料軽減、私学助成増額:7億円
  • 高齢者・障害者の医療費助成「行革」前に:23億円
  • 住宅リフォーム、耐震化・バリアフリー:3億円
  • 国保軽減、後期高齢者支援:8億円


(2011年3月20日付「兵庫民報」掲載)

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