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2011年12月25日日曜日

次号は新年号です

今年もご愛読ありがとうございました。

  • 次号は1月1日付と8日付との合併「新年号」。「赤旗日曜版」新年号と同時にお届けします。
  • Web版は1月1日午前1時から公開します。(インターネットの混雑をさけるため通常より1時間遅らせます)
  • 12月25日付は休刊し、代わりに1月29日付を発行します。

来る年も引き続き、ご購読・読者拡大にご協力をお願いいたします。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

2011年12月18日日曜日

青年たちがクリスマスパレード・ピースキャンドル

原発ゼロ!核兵器ゼロ!ZEROこねっと
クリスマスパレード・ピースキャンドル

12月25日(日)
14:30 神戸三宮・花時計前集合
15:00 パレード出発

☆ZEROこねっとは、兵庫民医連青年ジャンボリー実行委員会、兵商連青年部協議会、民青同盟兵庫県委員会などの団体と個人でつくる気軽に入れるネットワークです。

(Web版のみ)

三菱重工に商船建造の継続を求める集会

12月21日(水)午後6時開会
和田宮公園(JR・地下鉄和田岬駅下車すぐ)

主催:神戸の造船を残そう連絡会 ☎078.611.3114

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

原発なくし自然エネルギーを推進する12.18兵庫県集会

12月18日(日)午後2時開会
神戸・メリケンパーク

福島県浪江町の農家・馬場績さん、兵庫県内への避難者ほか、被災者が報告
集会後はパレードで市民にアピール

主催:原発なくす兵庫の会 ☎078-335-3770(兵庫労連)


(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

上郡町・工藤崇町長の所信表明

10月の町長選挙で初当選した日本共産党員の工藤崇町長(62)が12月6日、同日開会された町議会で行った就任後初めての所信表明を紹介します。(本文・見出しとも文責編集部)

町民一人ひとりが主役のまちに

工藤崇町長
本日は、初めての定例議会でございますので、私自身の行政運営の姿勢について申し上げさせていただきたいと存じます。

このたびの選挙を通じまして、私が訴えてきましたことは、誰もが納得できる町民一人一人が主役のまちづくりということであります。

議員時代におきましても、町民の幸せを第一に考え務めさせていただき、思想・信条を超えた「町民党」を掲げて取り組んでまいりました。

今後もその姿勢に変わりなく、町民の皆様との対話を大切にし、また、声なき声にも耳を傾けるとともに、多くの方々に町政への参画をお願いしたいと考えております。

今後の町政の取り組みとしましては、前町長の施策を継承しつつ、より効果的かつ将来を展望した施策の充実を図ってまいりたいと考えております。

厳しい財政状況においては、事業の優先順位があることは致し方のないところでございますが、若い人たちが上郡町に愛着をもって定着できるよう、子育て支援の拡充を最優先の施策としたまちづくりを推し進めていきたいと思っております。

これは、町の将来を活性化させるとともに、高齢者や障がいがある方を支援するためにも、重要な裏付けとなる施策として位置づけてまいりたいと考えております。

そして、学校給食の早期実現はもちろんですが、「食」をとおして、子どもたちがさまざまな文化・伝統に出会う場としての給食を充実させたいと考えております。

それには、地産・地消で生産者の皆様や高齢者との交流も体験できる情操教育にもつなげ、何と言っても上郡らしさが感じられる学校給食の実現に向けて取り組みたいと思っております。

また、千種川河川改修を推進し、安全・安心な環境基盤の整備とともに、地域の防災コミュニティづくりを進め、災害に強いまちづくりにも取り組んでまいります。

さらには、公共交通事業につきましても、年明けの2月末からコミュニティバスの運行実験を行うこととしております。

特に、買い物や通院に必要とされる方々の立場を考えながら、現在、試行しております予約型乗合タクシーも含めまして、経済性や利用状況を検証し、より効果的・効率的な公共交通を目指してまいりたいと考えております。

もとより、このような町政を進めるには、議会と町民の皆様の信頼とご協力がなによりも重要であります。

皆様とともに汗を流しながら、私たちの生活の舞台である上郡町が、より豊かで活力あふれるものとなるよう全力を傾注して精一杯がんばる決意でございます。

今後におきましても、議会のご協力を重ねてお願い申し上げて、私の所信並びにごあいさつとさせていただきます。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

姫路革新懇を結成

大震災・原発事故後の情勢に応えよう

二宮教授の記念講演を聴く総会参加者
姫路革新懇(平和・民主主義・革新の日本をめざす姫路の会)が結成されました。12月11日、姫路市自治福祉会館で開かれた結成総会には、準備会の予想を上回る9十人の人たちが集まり、会場は熱気に包まれました。

この結成総会は、全国の革新懇のうねりを受けて、姫路でも結成しようと、2009年12月から準備を進めてきたものです。

これまで12回の準備会では、当初「9条の会」や「消費税なくす会」といった既存の組織でもたたかえるのではないかという意見もありました。そうした中で、革新懇そのものについて学習をしたり、「宇宙と平和」や「原発から自然エネルギーへ」といった講演会を開くなどしてきました。特に3月11日の東日本大震災と福島原発事故を受けて、もっと幅広い平和・民主・革新をめざす人々を結集すべきだということになり、急速に準備を進め、今回の結成総会になりました。

結成総会では、代表世話人の竹嶋健治さん(弁護士)が、「震災から9カ月がたったが日本中が閉塞感に包まれている。しかしこの西播地域では上郡町で新たに工藤崇革新町政が誕生し、福崎町では嶋田正義町長が5期目の当選をするなど、新しい革新の動きも出てきている」と訴えました。また、杉本ちさと県会議員は「姫路革新懇の結成で、この西播地域でも新しい運動の核ができた。これからの飛躍を」と期待の声を寄せました。

また記念講演では、二宮厚美さん(神戸大学教授)が、「末期症状の野田政権と新年の国民的展望」と題して、3.11以降の世界と日本の激動する情勢について講演しました。

総会で選出された役員は次のとおりです。▽代表世話人=竹嶋健治、戸倉康雄▽世話人=井原達雄、大脇和代、谷口善弘、利根敬通、中野圭子、松浦貢、間森誉司、山口浩正▽事務局長=利根敬通▽事務局次長=本行清▽会計=中野圭子

(本行清=姫路革新懇)

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

UR借上げ災害公営住宅:住み替え困難が4分の1

兵庫県は、2千世帯を超えるUR借上げ災害公営住宅について、「20年の契約期限が切れる」として、支援金や住み替え県営住宅のあっせんなど、追い出しをすすめています。しかし、県が今年8月に実施した、住み替え先や時期を問う調査(6割の入居者が回答)でも「通院や高齢などの理由で、住み替え困難との回答も4分の1程度」(12月9日の井戸敏三知事答弁)にのぼることが明らかとなりました。

日本共産党は、従来から県に対し、「阪神・淡路大震災の被災者に住み替えを強いるやり方でなく、継続入居を希望するすべての入居者には、契約継続や買い上げなどの対応をすること」を強く求めてきました。

知事も「今後、医療、福祉関係者や弁護士なども含めた検討会を開催し、再契約や1棟買い取りについて、来年度を目途に検討する」と答弁せざるを得ませんでした。

今後、入居者の「住み続けたい」という入居者の切実な声が反映されるような取り組みが求められています。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

憲法県政の会が地域報告会

2013年知事選挙へ――
県民要求を出発点に 地域から県政転換のたたかいを

2013年の県知事選挙にむけ「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は12月10日に伊丹市内と姫路市内の2カ所で、14日は神戸市内で、第7回臨時総会の地域報告会を開きました。

地域報告会では、11月6日の臨時総会で確立した2013年県知事選挙にむけた候補者選考、選挙政策づくり、組織活動などの「基本戦略」を「地域の会」の人たちに報告するとともに、地域の県政要求やたたかいを交流しました。

2009年知事選挙と東日本大震災後の県下のたたかいのスライドを見たあと、県政の会事務局次長の田中邦夫さん、幹事の森勇治さんらが報告。伊丹会場では、日本共産党の宮田しずのり、ねりき恵子県議が、姫路会場では杉本ちさと県議が、県政の現状と県政転換の展望を語りました。

阪神間と丹波の6つの「地域の会」の代表らが参加した伊丹会場では「県立病院統合や県立公園移譲、218億円もの県税投入のパナソニックの撤退など山積している。県政へのたたかいを強める」「看護師不足なのに、県立柏原看護学校の廃校計画は許せない。存続へ運動を広げたい」などの意見が寄せられました。「この会議を機に総会を開き、学習会にもとりくむ」「地域の会を再開したい」と活発な発言が相次ぎました。

姫路会場では東播・西播の四つの地域の会代表らが参加。「経済効果の大きい住宅リフォーム助成、公契約条例の実現を求めたい」「町合併で地域の過疎化がいっそう進行している」「農林漁業など基幹産業の振興がいまこそ求められている」などの意見がだされました。嶋田正義町長が5選をはたした福崎町では、子どもの医療費の無料化など住民のくらし第一の町政がすすめられていることが、大企業・開発優先の県政との対比で紹介されました。

このほか各会場では、公立高校学区、中学校給食、子どもの医療費無料化、河川改修と防災問題、人権条例制定の動きなども報告されました。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

加古川市民病院の充実発展求め市民1万1千人の署名提出

署名を提出する「会」の役員ら
「財政破綻をまねきかねない大病院建設に反対し、二つの加古川市民病院の存続と充実を求める会」は12月6日、加古川市議会に1万1千人の請願署名を提出。市長と独立行政法人加古川市民病院機構理事長に対しても署名簿を添えて要望書を提出しました。

加古川市は、ことし4月、加古川市民病院と神鋼加古川病院を統合し独立法人加古川市民病院機構を設立し、東西二つの市民病院として再編したばかりですが、さらに、今、この2病院を統合して新病院を建設する計画をすすめています。

日本共産党市議団が昨年12月に開催した学習会では、建設費が市財政の破綻をまねきかねないこと、建設予定地が災害マップでも浸水地に囲まれ病院建設には適さないこと――などが明らかにされ、参加者有志は、「病院を残してほしいという市民の声を集め、運動していこう」と今年2月、同会を結成。駅頭や地域で署名行動にとりくんできました。

11月には西市民病院前で連日の署名活動を展開。「えっ、この病院がつぶれるの。まだ2年前に手術棟を建てたばかりなのに」「二次救急病院では誰でも気軽には受診できなくなる」「近くの開業医では、夜中のぜん息発作には対応してくれない」など切実な意見が多くの患者やその家族から寄せられました。

一方、「広報かこがわ」12月号では「診療科の充実とともに、医師や看護師など医療スタッフの確保、医療技術のレベルアップなど、得意な医療分野を生かしながら幅広い疾患に対応できる体制の整備を進めています」と報告。「医師が集まらず、内科診療と病棟の閉鎖で赤字になる、医師確保には新病院建設が必要」としてきた市長の主張と矛盾する内容となっています。

同会では、市民の命と健康を守る市民病院の存続と充実のためにさらに運動を強めたいとしています。(広瀬弘子)

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

「神戸市政連続講座」スタート

神戸・市民要求を実現する会

神戸・市民要求を実現する会主催の「神戸市政連続講座」が12月8日、スタートしました。第1回目は「神戸市の新『行革』計画~行財政計画2015~を斬る」をテーマに、学習しました。報告した日本共産党の森本真市会議員は、これまで矢田市長がおこなってきた「行政経営方針」による保育所の民営化や職員の削減によって、役所の非正規化と低賃金が一気に進んだ実態を告発。その間、捻出された財源は、市民サービスに還元されず、逆に敬老パスの有料化などの福祉後退につながっていると指摘しました。

新しい計画である「行財政計画2015」では「区役所窓口・会計」や「学校管理」から「公衆衛生」「公設市場」まで、「民間活力の導入」「民営化」を検討し、保育園・幼稚園・学校も「最適化」という物差しで再編統廃合をすすめるとしています。外郭団体の削減や補助事業の見直しを打ち出していますが、神戸空港事業や海上アクセス事業は、いち早く存続を打ち出しています。

参加者からは「職員の削減によって現場ではどんな弊害が起こっているのか」などの質問がだされ、区役所の窓口業務では半数以上が非正規や民間委託された部署から配置転換された職員となっており、経験やノウハウが継承されず、市民への丁寧な対応ができなくなっていることなどが交流されました。

「連続講座」では今後、2月の空港問題での公開講座や、神戸市政ムダ遣いフィールドワークなどが予定されています。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

神戸市議会:議案外質問

神戸市議会本会議が12月7日開かれ、日本共産党の金沢はるみ議員と、西ただす議員が議案外質問を行いました。

神戸電鉄でも敬老・福祉パスを

金沢はるみ市議
金沢議員は、神戸電鉄粟生線の存続問題について質問。三木・小野両市が合わせて年1億円を10年間助成する意向を表明する一方、神戸市は「神戸電鉄の経営努力がいる。神戸市域は1万人が利用しており廃止になるとは聞いていない。粟生線を残すという立場でやる」(総務財政委員会での局長答弁)と表明していますが、新たな支援を打ち出していません。金沢議員は、支援の方法の1つとして、市民の要望の強い、敬老パス・福祉パスが利用できるよう、神戸電鉄と協議することを求めました。

質問に対し小柴善博副市長は「神戸電鉄は会社全体では黒字で、経営改善策が示されていない。神戸市の厳しい財政状況では新たな支援は困難」などと答えました。


海上アクセス債務放棄は許せない

西ただす市議
西議員は、関西空港と神戸空港を結ぶ高速船事業(海上アクセス)について質問。海上アクセスの利用率は3割程度にすぎず、毎年赤字を計上し、累積赤字は166億円になっています。神戸市は、自ら指名した民間委員でつくる「あり方検討委員会」の報告をもとに、神戸市が海上アクセスに出資・貸付している152億円もの債権を事実上放棄することを検討しています。西議員は、「赤字の根本を正さず経営責任を問わないまま、債務を放棄することは許されない」として海上アクセスの中止を求めました。

答弁に立った小柴副市長は「(海上アクセスは)公益性が高く、廃止は市民の利益を損なう」などと答えました。

両議員は、この他、東日本大震災を受けての神戸市防災計画の見直し、県立こども病院のポートアイランド誘致撤回、三菱重工神戸造船所の商船建造継続、災害復興借上住宅からの追い出し中止、小学校と同様の中学校完全給食の実現、密集地でのマンション建設規制などをもとめました。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

中央区革新懇がシンポ

「社会保障と税の一体改革」に怒り

中央区革新懇は「野田内閣を診断する―『社会保障と税の1体改革』を読む」をテーマにしたシンポジウムを11月30日、あすてっぷ神戸で開き、30人近くが参加しました。

最初に弁護士の増田正幸さんが講演。「社会保障削減か、消費税増税か」という“悪魔の選択”を迫る民主党政権・野田内閣のねらいを詳しく解明しました。

続いて、年金について福原富雄さん、中学校給食について坂田邦子さん、消費税について松尾俊朗さんの各パネラーが実態を告発しました(写真)。公務員、業者、税理士などもフロアーから発言。野田内閣に期待できない、と弾劾の声が続きました。

なかでも非正規郵政労働者の「1日3食は食べたい」「新聞も買えないので情報が不足している」「人として生きたい」との発言は参加者の胸を打ちました。

民主党政権への怒りが込みあげ、巻き返しへのたたかいの決意を固めあう集会になりました。
(漁島国弘=中央区革新懇)

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

国民春闘兵庫県共闘委員会・兵庫労連が12年春闘討論集会

社会の仕組み変える大きな闘い
安定良質な雇用・賃上げ求め

「新しい日本をつくるためには労働組合の役割が重要」と語る菊本教授

国民春闘共闘兵庫県共闘委員会・兵庫労働組合総連合の12春闘討論集会が12月10日、11日、神戸市北区みのたにグリーンスポーツホテルでひらかれ、単組単産から約80人が参加しました。

津川知久兵庫労連議長は開会挨拶で「大連立路線・ファッショ政治への総反撃となる春闘であり、原発推進路線をかえりみない政府財界に痛打を浴びせる春闘」と述べました。

菊本義治兵庫県立大学名誉教授が「おカネの流れを変えて新しい日本をつくる」と題して記念講演しました。菊本教授は、大企業が貯め込んだ儲けを日本国内で使わせるための規制が必要と指摘。

また、企業課税と労働者賃金の引き下げ競争を止めるために「世界共同のとりくみが必要」と語りました。そして「政治経済と企業の監視が労働組合の役割」と強調しました。

つづいて井上久全労連事務局次長が「雇用と仕事の確保、賃上げ、社会保障拡充で、内需中心の経済、震災復興を」をスローガン案にした国民春闘方針を説明。「来春闘だけでなく、社会の仕組みを変える中長期的な闘いとしてとりくむ。雇用と社会保障を結びつけた闘いが、我われの確信」と述べました。

北川伸一兵庫労連事務局長は問題提起のなかで、12月6日に実施した労働相談ホットラインに35件の相談が寄せられたと紹介。長時間過密労働、時間外手当無支給、有給休暇なしなどの相談内容を報告しました。

県春闘スローガン案「安定・良質な雇用の確保、すべての労働者の賃上げで、内需の拡大、社会保障の充実、東日本大震災の復興を」を読みあげ「非正規で働かざるを得ない労働者を生んだ政治構造を変えよう。目に見える、音に聞こえる春闘にしよう。労働者に可視化した闘いにしよう」と訴えました。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

兵庫の「語りつごう戦争」展

平和色紙に高校生作品

戦死した兄の遺品を展示した岡本勇さん
第34回兵庫の「語りつごう戦争」展(同実行委員会主催)が12月7日から5日間、神戸市兵庫区の妙法華院でひらかれました。

太平洋戦争開戦70周年のことしは、戦争の始まりを報道した当時の新聞や資料を紹介。また日本の原子力政策を歴史経過から説明した「福島原発事故から見えてきた真実」を展示しました。

公募の平和色紙展には「奪いあえば戦争、分けあえば平和」「国境を1つでも越えれば命の価値も違うのか」など高校生の作品も数多くありました。

被爆体験を語る貞清百合子さん
岡本勇さん(78)=神戸市長田区=は軍艦日向乗組員で45年7月、25歳で戦死した兄正男さんの日記や手紙、写真を今回、同実行委員会に寄贈、展示しました。「戦争はたくさんの若者の未来を奪い、死に追いやった」と岡本さんは訴えます。

「戦争体験を聞くつどい」が連日あり、9日は広島で被爆した貞清百合子さん(73)=神戸市灘区=が核兵器廃絶への思いを語りました。爆心地から1.5kmで被爆した貞清さんは昨年5月、ニューヨークで若者300人を前に体験を語りました。

「話しながら、焼け跡に横たわった人たちの訴えるような目を思い出した。運動し声をあげ、核兵器をなくしていこう」と述べました。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

「中国引き揚げ・漫画展」日中友好協会

子どもの目で見た戦争

漫画家たちの作品に見入る来場者
日中友好協会芦屋支部準備会と同兵庫県連合会は12月9日から3日間、芦屋市民センターで「漫画展・中国からの引き揚げ~少年たちの記憶」を開催しました。

中国引き揚げ65周年記念として企画、阪神間のほか県外からの参加もあり、220人が会場を訪れました。

ちばてつや、森田拳次、赤塚不二夫、上田トシコをはじめ著名な漫画家12人が、少年少女時代を過ごした中国での記憶を漫画にした作品54点と、東日本大震災の被災者を激励する作品、中国引き揚げに関わる資料などを展示しました。どの作品も、少年たちの目を通した戦争末期の中国の様子や引き揚げ時の状況が描かれています。

10日のフロアトークでは、伊丹市在住の高藤町子さん(88)が、4年過ごした旧「満州」の生活や敗戦の混乱のなか、乳飲み子を抱え、侵攻してきたソ連兵に怯えながら引き揚げ船までたどり着いた体験を語りました。

高藤さんは「とても苦労話で片付けられることではありません。戦争は2度としてはいけない。いまの憲法を大切に守らなければなりません。中国帰国者のことを、自分の子どものように思っています。すこしでも母親の気持ちが伝わればと思い、伊丹市内でひらかれる『中国帰国者と交流する市民の会』の日本語教室で毎週、ボランティアをしています」と語りました。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

中国政権交代めぐり講座

日中友好協会加古川支部

日中友好協会加古川支部の現代中国問題講座が「習近平政権成立を前に中国政治はどうなっているか」をテーマに12月4日、加古川総合庁舎「かこむ」でひらかれ、約40人が参加しました。(写真)

講師の大西広京都大学大学院教授は初めに「物事や世界を根本的に考えることの大切さ」を指摘しました。

来年の中国指導部交代による習近平政権について「期待とともに国民世論に対応できるかなど不安もある」と説明しました。

中国政府の改革開放後の市場経済の対応を「国民は共産党に不満をもつことはあってもリーマンショックの対応など、政府の絶妙な行政指導で経済発展をすすめたことに国民は合意している」と述べました。

またマスコミ報道を見るとき「中国の軍拡をいうなら日米合同演習はどうか」「汚職をいうなら日本は」「中国の民族政策や漢族の民族偏見をいうならアイヌや沖縄は」など、我が身を振り返る重要性を厳しく指摘しました。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

生活保護の移送費の遡及分支払い請求

姫路国賠訴訟 19日に弁論

難病のため専門医師による手術治療が必要で入院。退院後も姫路市飾磨から神戸大学医学部付属病院まで通院していた男性が、姫路市に対し、生活保護の通院移送費支給を求め裁判を闘っています。

石原隆政さん(59)は01年3月、体調を崩し新日鉄広畑病院に入院しました。原発性副甲状腺腺腫癌と診断され神戸市中央区の神大病院へ転院し、手術を受けました。住宅リフォーム会社で正社員として働いていましたが、入院中一方的に解雇されました。次女が生まれたばかり、長男は小学校入学の春でした。すぐに生活保護を申請し入院中に支給開始になりました。

4月「週2回通院」を条件に医師が退院を認めました。歩行も困難な石原さんは妻の介助でタクシーと電車を乗り継ぎ通院。1回の交通費は8千円でした。姫路市に通院費を出すよう頼みましたが、「出せない」の一点張り。07年11月、北海道滝川市の通院移送費不正受給事件の報道で「通院移送費」が支給されることを知りました。それでも拒む姫路市。兵庫県に審査請求し同月、支給決定を認めさせました。しかし退院から07年10月まで遡及分の支払いは認めませんでした。

兵庫県生活と健康を守る会を訪ね、野村信生さんに相談した石原さんは姫路市を相手どり10年3月、提訴しました。「生活保護が低所得者にとって大切か実感した。必ず遡及分を認めさせたい。行政には説明責任がある」

姫路生活と健康を守る会(高島昭典会長)が「姫路石原訴訟を支援する会」をつくり闘いを支えています。

第5回弁論は12月19日、神戸地裁でひらかれます。

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(482)


(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

今年3月、国連本部に新しくツインタワーが造られた。核兵器禁止条約を求める署名を納めた高さ3mのふたつの陳列ケースだ。今年2月に開始された署名は130万を越え、昨年のNPT再検討会議に続いて国連総会に提出され、圧倒的多数の国による「核兵器禁止条約の協議開始」決議採択を後押しした(日本政府は17年連続棄権)▼受け取ったドゥアルテ国連上級代表は基調演説で「日本の団体である原水協」と名指しして署名などの取り組みを高く評価した。原水爆禁止世界大会でもパン・ギムン国連事務総長に「みなさんが集めた一筆一筆の署名…集会でのひとつひとつの発言や集会を通じて、世界で最も残虐な大量破壊兵器をなくすという…発展しつつある歴史的プロセスへ人々の参加を促している」「この大義の実現のために、みなさんをパートナーとしてともに活動できることを誇りに思う」とまで言わせた▼国連の総会場の入り口に置かれた署名ツインタワーは、出入りする各国政府代表に市民の声を思い起こさせる迫力を持っている。署名が世界を変える力を発揮していることに確信を持ち、来年は署名の声が響き渡る年にしたい。この日本で。(K)

(2011年12月18日付「兵庫民報」掲載)

2011年12月11日日曜日

12・18 “原発なくせ”兵庫県集会

メリケンパークで18日午後2時から

「原発なくし自然エネルギーを推進する12・18兵庫県集会」が開かれます。

危険な原発から撤退し、自然エネルギーへの転換を求めるとりくみが県下各地でも広がってきています。待たれていた県民的集会です。

兵庫県は、3菱重工神戸造船所が百年も続いた商船建造をやめ、原子力に特化する方向を打ち出し輸出も計画するなど、関西電力とともに「原発利益共同体」を構成する企業をかかえる県です。ここからのたたかいはとくに重要だ、と兵庫労連や民医連、兵商連など民主団体が集まって協議。この集会を機に「原発なくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」(略称原発なくす兵庫の会)の結成もめざします。

集会には、被害を受けた農家で浪江町議の馬場績氏が福島から駆けつけ訴えます。また福島県から避難して来られた方にも訴えをしてもらう予定です。集会後にはパレードを神戸市の中心街で行います。

この「12・18兵庫県集会」を多数の参加で成功させようと、いま、とりくみが広がっています。


  • 日 時 12月18日(日)午後2時から
  • 場 所 神戸・メリケンパーク(JR・阪神元町駅から南へ15分)
  • 連絡先 兵庫労連☎078.335.3770


(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

東北ボランティアと観光を兼ねたバスツアー

被害の大きさと深刻さ実感
日本共産党兵庫県常任委員 平松順子

四倉地域の仮設住宅でのバザー
11月28日〜30日、東日本大震災女性救援バザー実行委員会が企画した「東北ボランティアと観光を兼ねたバスツアー」に事務局として参加しました。

11月最初にチラシ「福島の子どもたちにクリスマスプレゼント・お年玉を」「厳寒に向かう被災地に防寒着・布団・毛布を」と呼びかけたところ、たくさんの物資と子どもたちへのプレゼントが集まりました。観光バスにその一部(今回積みきれなかったものも、年内に届ける予定です)を積んで神戸を出発したのが28日の午前8時、いわき市のホテルに到着したのは夜9時過ぎでした。

翌十9日はいよいよボランティア活動。バザーを四倉地域の仮設住宅で行いました。私たちの訪問を知らせるチラシが、あらかじめ現地の支援センターから配布されていて、たくさんの方が列をつくって並んでおられたのには驚きました。

党福島県常任委員と新婦人の方たちも支援センターにあった物資を運び込んで合流しました。

9時半から始めたバザーですが、1時間で物資はなくなりました。特にお米と布団・毛布は希望が多く、今回手に入れられなかった方の住所と名前を現地の党町議が聞き取り、後で必ず届けることを約束しました。

今回訪問した仮設住宅は十月末に完成したばかり。広野町から避難の3百世帯が、放射線量が高くてほとんど何も持ち出せないまま入居されていました。厳しい冬に向かうのに、毛布・布団はまだまだ足りず、お米が欲しいという方も多かったのが特徴でした。

四倉保育所で子どもたちへプレゼントを手渡す
バザーを終えて、いわき市立四倉保育所を訪問しました。震災前は100人以上いた子どもたちが現在60数人に減っています。この保育所では兵庫県党からのボランティアが以前に除染作業に携わりました。所長さんが「子どもたちが外で遊べるようになったのはそのおかげ」と大変歓迎してくださりました。

私たちは、子どもたちのいる「お遊戯室」に案内され、プレゼントのお礼にと急きょ、子どもたちが踊りや歌を披露してくれました。「激励に行った私たちがむしろはげまされました」と参加者一同大感激でした。「ありがとう、げんきでね」「長生きしてね」との子どもたちの声に送られて保育所をでたのが12時ころでした。

その日は「こけし」で有名な「土湯温泉」に泊まりましたが、3軒に1軒の旅館に「破産宣告」の貼り紙がはられていました。風評被害による温泉街への被害を目の当たりにすることになりました。

翌日、訪れた久之浜は津波被害の跡が生なましく、多くの方が亡くなられたことを聞きました。帰路立ち寄ったJAあいづ「まんまーじゃ」では商品の全ての「線量」を測定しているそうです。
今回のツアーで、被災地の被害の大きさ、深刻さ、苦しみはまだまだ続くこと、にもかかわらず政府の復興対策・東電の補償の不十分さを実感。被災者の方たちの明るさに、むしろ私たちが勇気をもらい、息の長い救援活動をしなければとあらためて感じました。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

「安全神話」改め原発から撤退を

衆院比例近畿ブロック予定候補 堀内照文

政府との交渉
この間、原発問題で政府および関西電力と交渉しました(11月27日付、12月4日付既報)。

交渉を通じて、福島原発の事故原因の究明もまだ終わっていないのに、再稼働は絶対に許せないと改めて感じました。

また、政府と電力会社に深く浸透している「安全神話」の深刻さから、原発はなくすしかないとますます意を強くしました。

政府はストレステストを受け、再稼働へ「政治判断」を待つというのですが、一方で福島の教訓は未解明だと認めます。

福井原発群は活断層の直近です。福島の事故の地震による影響も未解明で、耐震基準も「福島の知見を踏まえて見直しの作業中」。これでどうして今の対策が「安全」なのでしょう。

安全対策の一つに高線量防護服の配備というものがありますが、敦賀原発の日本原電では宮本たけし衆院議員ら視察団の目の前で実演してみせようとしたら、前後ろを間違えて着ることすらできなかったそうです。あまりにもお粗末です。

関電は、福島の教訓は未解明といいながら、「安全」を繰り返しました。

国会での志位委員長の追及に、首相は「事故の究明がすべてのスタートの大前提」と述べており、政府ですら「これまでの対策を理由に安全だとするなら事実に反する」と述べざるをえませんでしたから、関電の異常さは際立ったものでした。

また関電がオール電化の顧客を対象に、電気を使うと「みるみるポイントがたまる」と、今冬利用者に節電を求める時間帯を、電気料金が割安になると、電力使用増をあおる宣伝をしていることについて、節電を呼びかける側の姿勢が問われると厳しく指摘しました。

県内の多くの地域が原発から100km圏内。今後も対策を求めてがんばっていきたいと思います。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

福崎町長選:嶋田正義町長5選

公正・明朗、住民利益第一の町政に厚い信頼

明るい福崎町をつくる会と、しまだ正義君を励ます会が12月4日、発表した声明を紹介します。
支持者とともに当選を喜ぶ嶋田町長(中央)と
お祝いに駆けつけた工藤崇上郡町長(右端)
1、4日投開票の福崎町長選挙で、嶋田正義町長が、5,716票(得票率56.4%)を獲得し、5度目の当選を果たしました。嶋田正義町長をご支持、ご支援いただいた町民のみなさんに心から感謝申しあげます。

2、嶋田町長を先頭に「明るい会」は、中学卒業までの医療費無料化や90%まですすんだ公共下水道など、16年間にわたって公正・明朗で住民の利益第一に町政をすすめてきた実績を明らかにしました。町つくりの第4次計画から第5次計画へのつなぎ目となるこれからの4年間は、命、くらし、人権を大切にする福祉の町つくりとともに、駅周辺整備や災害対策の強化など、町つくりの根幹となる事業が継続するだけに、清潔・公正な政治を継続することがいっそう重要になっていることを訴えました。
選挙戦を通して、子育て世代からお年寄りまで幅広い世代から、嶋田町政16年の実績に大きな信頼が寄せられ、「清潔・公正な政治が大事」と日々町民のみなさんの共感と支持をひろげることができました。

3、選挙戦では、高齢と多選について、心配する声も寄せられました。
嶋田町長は、幸いに病気で仕事を休んだことはなく、これからも健康に留意して町政を担う決意であること、マンネリにおちいらないように、いつも町民のみなさんの声に耳を傾け、議会とも緊張関係をもって町政にあたることを訴えました。

4、嶋田正義町長と「明るい会」は、町民のみなさんとご1緒に、活力にあふれ、安全・安心で住みよい町つくりをすすめるために全力をつくす決意です。こんごとも、みなさんのご理解とご協力、ご支援をたまわりますよう心からお願い申しあげます。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

公立高校の学区再編を考える―識者・関係者に聞く③

姿勢問われる県教育委員会
雨松康之(兵庫県高等学校教職員組合執行委員長)

たたかいの場は県教委に

兵庫県高等学校通学区域検討委員会が11月28日、県教委に「報告」を提出しました。このことにより、たたかいの場は検討委員会から県教委に移ることになります。

反対の声「報告」へ一定の反映

検討委員会が発表した「素案」に対して、半数を超える地方議会から反対の意見書が提出され、但馬地域では有権者の過半数を超える署名も集められました。また、多くの市町長や教育長が反対の意思表示をし、明石市では市の広報で全市民に知らされました。当然のことながら各地域やPTAでの説明会は反対や疑問の声一色に埋め尽くされたのです。

この結果、検討委員会は、「報告」に実施時期、但馬地域での連携校方式、そして遠距離通学に対し一定の配慮を求める記述を追加しました。このことは運動の大きな成果であり、今後のとりくみの足がかりとなるものです。

検討委員会が発表した「素案」に対するパブリックコメントには2,362名から4,180件の意見が寄せられました。

パブリックコメントでも「素案」の孤立明らか

ほぼ同じ意見をまとめ集約したトップ5は次のとおりです。

  • 遠距離通学は負担増をまねく…1,076件
  • 受験競争激化と学力の低い生徒へのしわよせをまねく…427件
  • 郡部での統廃合と過疎化が進行する…318件
  • 学力の低い生徒は希望校に進学できなくなる…247件
  • 一部(成績のよい)生徒の選択肢が広がるだけである…211件

――いずれも反対意見です。

賛成意見では、「より多くの学校から学びたい学校を選択することが望ましい…174件」がただ一つ、百件を超えたのみで他は少数でした。

いかに検討委員会「素案」が保護者・県民の願いからかけ離れ、世論から孤立していたかが改めて確認できます。

圧倒的多数の保護者・県民の願い実現する大義あるたたかい

県教委は「保護者・県民の立場に立つのか、それとも、県民世論から完全に孤立した『報告』にしがみつくのか」―その姿勢がこれから厳しく問われることになります。

私たちの運動は、圧倒的多数の保護者・県民の願いを実現する大義あるとりくみであり、たたかいの展望は開けているといえます。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

青年が“これからの日本”を考えるつどい

清水衆院比例予定候補が展望語る

青年たちを前に語る清水ただし氏
日本共産党兵庫県委員会と民青同盟兵庫県委員会は12月2日、清水ただし衆院比例近畿ブロック予定候補を招き「“これからの日本”を考えるつどい」を神戸市内で開催しました。

清水氏は、初めに大阪ダブル選挙の結果について「選挙に勝ちさえすれば何をやってもいいという維新の会“独裁”とのたたかいだった」と報告したあと、東日本大震災の救援・復興に取り組んできた経験、脱原発とエネルギー政策、復興財源問題、人間らしく働くルール、医療と教育など幅広いテーマにわたり、外需頼みになり国民所得が下がり続けている日本経済の弱点にも触れながら話しました。

参加者からの質疑では「自分は来年から介護士として働くが、介護制度について共産党はどう考えていますか」「原発から撤退したら現地の雇用はどうするのか」などの質問が出されました。

これに対し、清水氏は「根本的には国庫負担が少なすぎるところに原因がある」「脱原発の地域にこそ自然エネルギーを導入することで雇用も生まれる」と展望を語りました。

最後に、「大阪の教育基本条例反対のたたかいは日本の民主主義を守るたたかい。さらに、総選挙での勝利に向け、ぜひ、みなさんと連帯して頑張りたい」と呼びかけました。
参加者からは「私は共産党支持者ではありませんが、共産党には第3極になれるくらいの力をもっていただきたいです。原発の海外輸出についても反対してください」(大学院生)、「私の周りの同じ大学生の友人などはみんな政治に対してたくさんの疑問や社会に閉塞感を持っています。その疑問や閉塞感の原因がよく分かる講演でした」(大学生)―などの感想が寄せられています。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

県立淡路病院新築・移転:住民説明会開催を

日本共産党淡路地区委員会が知事に要請

要請する(右から)岡田地区委員長、
片岡、佐藤、えびす、鎌塚の各市議
日本共産党淡路地区委員会と片岡格洲本市議、佐藤裕子・鎌塚聡両淡路市議、えびす智彦南あわじ市議は12月1日、井戸敏三県知事に対し、県立淡路病院の新築・移転に関する説明会開催を求める要望書を提出し、懇談を行ないました。岡本周治病院局長などが対応しました。

要請では、県立淡路病院が東日本大震災の教訓を生かして、防災面から安心して利用できる医療機関としての役割を果たすことが重要であること、その点で住民から強い不安が出されている現状の下では、住民に事業計画について十分な説明を行ない、広く住民の声を聞くべきだと強調しました。

岡本局長は、「しっかりした安全対策をして開設に臨む」「説明会をする姿勢をもっている」「自由に参加できるように」したいと語りました。しかし、住民が望んでいる12月開催については「するからには建設的に話をさせていただく」として1月もしくは2月に説明会を行うと答えました。工事をいったん中断して説明会を開催するよう住民が求めていることについては「止めるわけにはいかない」と述べました。

一方で、災害に強い病院をつくるため、浸水も想定し、3日間持ちこたえれるよう発電装置や貯水槽を2階以上に上げること、建物に免震装置をつけること、浸水防止壁を設けることなどの考えを示しました。

同席した、ねりき恵子党県議団長と、きだ結県議も、住民の意見を知事に伝えるよう、岡本局長らに重ねて求めました。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

尼崎アスベスト裁判:森裕之立命館大学教授が証言

国・クボタの責任明らか

クボタアスベスト訴訟(環境曝露型)の第25回弁論が12月1日、神戸地裁第5民事部(小西義博裁判長)でひらかれました。

尼崎のクボタ旧神崎工場周辺住民が、国とクボタに対し、石綿飛散よる健康被害への謝罪と賠償を求めている裁判で、この日は原告側証人として財政学・公共政策専攻の、森裕之立命館大学教授が出廷しました。アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会の人たちが傍聴席を埋めました。

森教授は、これまでの研究を基に証言。欧米の病理学者たちが約60年前から、論文で石綿環境曝露と中皮腫の因果関係を疫学的に明らかにし、ニューヨーク科学アカデミーの64年国際会議でも、石綿環境曝露と、がん発症との関係、特に青石綿の毒性が証明され、世界の共通認識になったと述べました。

52年に始まった国の簡易水道普及政策についても答えました。事業主体は自治体でも、実態は事業費の6割を国が負担。「経済的で腐食しない」石綿管の使用を国が奨励していた事実も当時の資料から明らかにしました。

クボタは54年、石綿水道管製造に参入。旧神崎工場での製造量は70年ごろまで急増し、石綿を輸入で調達、その資金は国の外貨予算制度を使っていたことや、その石綿管に国が「適正な品質」と認める日本工業(JIS)規格を与えていたこと、70年以降は建築基準法改正に伴う不燃材として石綿使用量が倍増した状況などを証言。「国やクボタは、簡易水道事業や建築基準法で石綿を推進、発がん性があるにもかかわらず対応をとらなかった」と指摘しました。
(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

新婦人県本部が大会:いのち守る社会へ運動多彩

来年創立50周年

「東日本大震災復興、原発ゼロへ!憲法とジェンダー視点で、いのち守る社会いまこそ」をスローガンに、新日本婦人の会兵庫県本部(岸本友代会長)第31回大会が12月4日、県中央労働センターでひらかれました。来年は創立50周年を迎えます。

大会では運動成果と方針を提起。いのちを守る運動として、大震災を経験した兵庫だからと、いち早く被災地支援活動が広がり「放射能から子どもたちを守れ」の署名運動やパレード、絵手紙、「原発おしゃべりブック」普及と学習会開催などが報告されました。

子宮頸ガン予防、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌の3ワクチンの助成を、ほぼ全自治体で実現、子どもの医療費助成も県や各自治体で年齢を拡充させています。

討議では支部・班から発言。「親子リズムは、若い世代が運営の主役。出された声を大切にし、講師もママ自身。毎回のように会員とサポーターが増えている」(県本部リズム部)

「ショールやアクリルたわしを手づくり小組で一生懸命作り被災地へ送った。事務所前でチャリティバザーもひらいた」(中央支部)

「中川智子市政で、救急医療拡充や公立病院の緩和ケアが実現。給食は中学校まで自校炊飯。ただ国保税値上げ案が出され、年収50万円の低所得者も値上げになる」(宝塚支部)

「1月に中部方面隊総監部で日米合同指揮所演習ヤマサクラ61がおこなわれる。党派超え3千人規模の反対集会を開く」(伊丹支部)

「通学路パトロールをつづけるなかで、傷害をもつ子の母親の声をもとに、地域の避難所になっている中学校にエレベーターを設置するよう市に要求。署名を1カ月で1,800筆集めた。2基設置が実現。これからも頼りになる、地域で見える新婦人に!」(須磨支部高倉台班)

「現在3歳までの医療費無料を、中学3年生まで引き上げるよう市に求めている。10月2日市民集会を9団体でスタート。中学105校のPTAに文書と署名を送った。12月2日に4,212筆の請願書名を提出。成果が出るまで頑張る」(姫路支部)などの発言がありました。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

かいばら九条の会を結成

丹波地域で5番目に誕生

結成を祝い「青い空は」を合唱
丹波市柏原町の「かいばら九条の会」結成総会が12月3日、柏原自治会館でひらかれました。丹波地域6町中で氷上、青垣、春日、市島に次ぐ5番目の「9条の会」誕生です。

33人が総会に参加しました。「憲法9条を守り平和を守るため、心ひとつに」を合い言葉に、学び、知恵を出しあっていこうと呼びかけるアピールを発表しました。世話人には坂瀬勝治さんほかを選びました。

つづいての記念講演会には住民約50人が集まりました。兵庫県弁護士9条の会の吉田竜一弁護士が「くらしと憲法」と題し講演。吉田弁護士は「3・11を契機に亡霊のような改憲論が出てきた。『非常時の規定がないのは憲法の不備』と震災を改憲に利用しようとしている」と注意を喚起し、「いまこのときの9条の会結成の意義は大きい」と述べました。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

九条の会北加古川:高浜原発見学会

壮絶な反対運動あった

高浜原発
九条の会北加古川は11月27日、福井県高浜原子力発電所見学ツアーを実施し、加古川市や稲美町から22人が参加しました。

県道149号線が高浜原発の敷地内を通っています。海面からそう高くない位置に4基建っています。私たちのバスが入り口近くに停車すると、警備員が駆け寄り、何台もの防犯カメラが設置され、物ものしい雰囲気でした。

海水を冷却水として取り込む水路を真下に見ました。毎秒70tポンプアップし流し込んでいます。原発建屋などを間近に見られたのは、共産党福井県委員会、宇野邦弘さんの案内のおかげです。

大飯町を通り、宣伝館エルパークおおいは遠くに見えましたが、大飯原発は1基も見えません。人口7千人の大飯町には、大きな体育館が四つ並び、球場のある総合運動公園があります。これも「原発マネー」が注ぎこまれたものです。

明通寺で中嶌哲演住職の話を聞きました
本堂と三重塔が国宝になっている明通寺。ここで明石の党後援会や辻本達也市議らと合流し、中嶌哲演住職のお話を聞きました。中嶌さんは穏やかな口調でしたが、一言ひとことが心につきささりました。40年間にわたり15基の原発を押しつけられている若狭住民の思いを語られました。

15基も集中しているのは若狭だけです。住民が納得して設置されたのではなく、すべての地域で壮絶な反対運動があったことも話されました。近畿圏の電力を確保するため、若狭に原発を押しつけ、そこで出た核のゴミは青森県に押しつける。「差別と犠牲の構造」が厳然とあることを、あらためて思い知らされました。

(九条の会北加古川代表・井澤孝典


(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

沖縄での日本平和大会:基地建設反対運動と連帯

対米従属やめさせる闘い
田中 信一(兵庫県平和委員会事務局次長)

日本平和大会ピースパレード

「米軍基地のない非核平和のアジア・太平洋を」と11月24日、25日、日本平和大会国際フォーラムが沖縄県那覇市で開催され、7カ国150人が参加し連帯を深めました。

「私たちは、ただ自然のなかで平穏に暮らしたいと求めているだけなのです。アメリカの戦争訓練のために、踏み潰さないでください」、基地建設反対運動に立ち上がった住民の会の伊佐真次さんたちは、そう話します。

民主党は政権を握ると公約を破り「日米同盟の深化」を表明、辺野古新基地を容認、沖縄北部の東村高江に米軍訓練場ヘリパッド建設を推進しています。しかし世界はいま、軍事的対決から平和的解決、対話外交による共存が大きな流れになっています。軍事同盟を結ぶ国は31カ国、世界の16%に過ぎません。

日本平和大会閉会後の28日、私たち兵庫県平和委員会は高江に行き、話を聞きました。「座り込みは7人から20人と少ないですが、全国の支援が私たちを支えています」と住民は訴えていました。米軍のためなら、住民の暮らしも自然も問答無用で破壊してかまわないという、日本の異常な対米従属政治をやめさせる闘いです。支援募金を渡し、辺野古に向かいました。

辺野古テント村で田中さん(中央)ら平和大会参加者
座り込み2,780日目となるテント村で、やんばる統一連議長の具志堅トオルさんたちが出迎えてくれました。「杭1本打たせない運動を、非暴力でやってきた。これからも闘いつづけます。みなさんの地域で日本国憲法が生きるよう運動を強めてほしい」との話を聞き、国際フォーラムで韓国代表が発言した「済州島の海軍基地建設に反対する運動は、沖縄辺野古の闘いに学び、非暴力でおこなっている」を思い出しました。

米軍基地も軍事同盟もない憲法の輝く日本と世界めざして闘う決意を新たにしました。

(2011年12月11日付「兵庫民報」掲載)

2011年12月4日日曜日

衆議院選予定候補発表:比例(第2次)と兵庫8区

日本共産党中央委員会は11月28日、衆議院比例代表選挙の予定候補者第2次分を発表しました。兵庫県からは堀内照文氏が近畿ブロックの予定候補に加わります。また同日、党兵庫県委員会は衆議院選挙兵庫8区の予定候補者を発表しました。

◎比例近畿ブロック


堀内照文(39)=新=95年神戸大学文学部を卒業後、党県委員会勤務。現在、党兵庫県副委員長、党准中央委員、兵庫国政委員長。

◎兵庫8区


庄本悦子(57)=新=法政大学第2文学部卒、ツール・フランス語学校修了。91年から党尼崎地区委員会勤務。現在、党尼崎地区副委員長、兵庫8区国政対策責任者。










(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

高校学区拡大反対へ日本共産党が学習会

教育の機会均等と地域守ろう

日本共産党兵庫県委員会は11月26日、兵庫県中央労働センターで「高校学区拡大」を考える学習会を開きました。

県は、公立高校の学区(通学区域)を現行の16から5に合併・拡大する素案を6月に公表。県民・識者・市町長など各地で反対の声があがっています。

今回の学習会はこうした声に応え、世論と運動を広げていくためにと、元大阪教育大学助教授で前日本共産党衆院議員の石井いく子氏を講師に招き開いたものです。

石井氏は、まず、たたかう視点として、高校進学率は97%、準義務教育となっており、不登校や中退などの問題も含め、すべての子どもたちに教育を受ける機会を保障する責任を果たすよう迫ることが必要であり、学区は教育の機会均等をあたえるために設けられていると、その重要性を指摘しました。

また、すでに全県1学区となった滋賀で高校の統廃合がすすめられようとしていることも紹介し、学区拡大が地域から学校をなくし、地域と若者の結びつきを弱めると指摘。東日本大震災でも地域の自治と学校の役割がいっそう重要になっていると強調しました。

学区拡大が「選択肢を広げること」を目玉にしていることについて石井氏は、選べるのは経済的余裕・能力のある層に限られ、貧困層には選べる自由がないと批判しました。

運動のすすめ方については、洲本高校の統廃合計画に対して青年会議所会員の洲本神社の神主が運動の先頭に立つなど保守層との共同や、兵庫高校生フェスティバルなど生徒たちの自主的な活動を紹介。日本国憲法と子どもの権利条約をいかした運動を―と提起しました。

日本共産党県会議団からは、ねりき恵子団長が、通学区域検討委員会が非公開で審議をすすめてきたこと、各地のPTA主催の説明会でも競争激化などへの危ぐの声が多数あがっていることなどを報告しました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

関電・原電の「安全」強弁を追及:近畿・福井の日本共産党

原発再稼働するな

関西電力と交渉する(左から2人目)吉井議員、
(その右から)清水、堀内両氏ら

日本共産党の近畿6府県委員会と福井県委員会、国会議員団近畿ブロック事務所は、福井県若狭湾の原発群撤退と抜本的な安全対策を求め、11月28日に関西電力本店(大阪市北区)と、29日に日本原電敦賀地区本部(福井県敦賀市)と交渉しました。22日に行った政府交渉に続くものです。関電には清水忠史・堀内照文の両衆院近畿ブロック比例候補、藤野保史・同北陸信越ブロック比例候補らが参加し、吉井英勝衆院議員が同席しました。

両社は全国の電力会社の中でも突出して原発撤退、安全の願いに逆らう動きをしています。関電は、美浜原発1、2号機を40年以上酷使運転するための許可を申請、原発再稼働に向けても福島事故後最初に大飯3号機のストレス・テスト結果を報告しました。原電は敦賀3、4号機の増設計画を進めています。

関電には12項目、原電には7項目を要請しました。▽再稼働反対▽特に危険な原発の廃炉▽福井県に隣接する自治体との安全協定の締結▽「事故時運転操作手順書」の公開▽福井県や立地自治体に行っている巨額の匿名寄付の実態公表と寄付の中止などを求めました。節電要請にかかわって、関電がオール電化の顧客などに対し「電気を使ってポイントがたまる」とホームページなどで宣伝していることについて、「節電を求める側の姿勢が問われる」と厳しく批判しました。

交渉で、関電は「安全」を繰り返し、要求を拒否。再稼働について「エネルギーのベストミックスの中で原発は重要。ストレス・テストの審査で安全が確認されれば再稼働する」と述べたのにたいし、「福島原発事故の原因も明らかになっていないのに再稼働はするべきでない」と追及しました。「安全対策」として津波対策しか挙げられなかったため、吉井議員が「福島事故では地震によって送電鉄塔が倒壊し外部電源が失われたではないか」と追及。参加者から「関電は福島事故から学んで謙虚になるべきだ」の声も出ました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

神戸:要求実現をめざす運動交流集会

要求実現の奔流へ


18の団体でつくる「神戸・市民要求を実現する会」は11月23日、神戸市の新長田勤労市民センターで「市民のいのちとくらしを守る神戸市政に――要求実現をめざす運動交流集会」を開催し、150人が参加しました。

開会あいさつで、同会代表の津川知久兵庫労連議長が、「神戸市内の各地域、職場、学園で続けられている活動を貫くのは、人間らしく生きたいということ。そうした運動が一堂に会して交流し合うのはかつてなかった。お互いの要求や取り組みを知り、交流しあうなか、小川が合流するようにエネルギーを高め、要求を妨げる壁を打ち破る奔流がほとばしるような集会にしよう」と呼びかけました(写真)。

また、兵商連神戸市協議会から大谷恭三垂水民商会長が冒頭報告。1984年に市内11民商で兵商連神戸市協議会を結成し、国保、商工業振興、融資、固定資産税などの問題で要求実現運動を展開。阪神・淡路大震災でも従来の震災を大きく上回る復旧資金融資制度を勝ち取り、東日本大震災での返済期限20年という制度改革につながったことなどを紹介しました。
続いて、各団体からそれぞれの要求と運動が報告されました。

  • 神戸の中学校給食を実現する会=各区に会をつくりそれぞれ創意あるとりくみをした。請願は市議会で不採択となったが、市に検討委員会をつくらせるなど成果もあげた。運動を続け、必ず実現したい。
  • 神戸市保育運動連絡会=子どもたちが安心して保育を受けられるよう「新システム」中止を。
  • 保険医協会神戸支部=県立こども病院をポートアイランド2期へ移転し、中央市民病院と一体化する計画が、医師や患者・市民に知らされずにすすめられている。
  • 社保協神戸市協議会=家族の多い世帯などで急激に国保料が上がる旧但し書き方式導入の中止を。
  • 借上げ住宅入居者=長田区の明泉寺南住宅では6月末に住み替え説明会があった。2018年4月末が期限。いまの住宅に住み続けたいと「市長への手紙」を半数以上の入居者が出した。宝塚市のように市長が決断すれば借上げ延長はできる。20年で追い出されるのは許せない。居住者が頑張らなくては。
  • 乗って残そう粟生線北区連絡会=神戸電鉄粟生線の利用を増やすことと、弱者の足の確保、生活保護受給者の就職活動支援にもなる福祉パス・敬老パスを神鉄でも使えるようにすることを結びつけ、共感を広げている。
  • 神戸の造船を残そう連絡会=福島原発事故以来、原発関連の仕事が激減。協力会社倒産のおそれもでてきた。いっぽう商船受注は順調なのに、撤退方針は変えず、下関や長崎の造船所につくらせている。12月21日には和田宮公園で商船建造の継続を求める集会を開く。
  • 夢野の道路問題を考える会=西神戸有料道路の無料化は北区民の交通負担軽減のためだったが、大型車が兵庫区夢野地域に大量に流入し、騒音・振動や交通事故など被害が深刻化。山麓バイパスへの迂回策の即時実施を求め、自治会や沿線の住民・商店といっしょに運動している。
  • 今津・西河原・高津橋の水害をなくす会(西区玉津町)=耕地が切り売り・宅地化され台風時に農業用水路があふれるなど水害が繰り返されている。雨水対策を求め千5百世帯の地域で約7百人の市議会陳情署名をあつめるなど運動をすすめている。

――などが報告されました。
日本共産党神戸市会議員団からは森本真議員がこうした市民運動と連携しての議会活動と他党派の動向、市政の特徴を報告しました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

民青全国大会に学んだ力発揮して

太陽のように輝く西播地区再建
民青同盟姫路地域班 竹國純一さん

ハローワーク前で対話する竹國さん
=11月10日
11月18日から3日間、東京都内で開かれた民青同盟の第35回全国大会に参加しました。

ぼくは民青同盟に加盟してまだ2カ月ほどしか経っていなかったので役に立つのかと若干の不安はありました。しかし、大会で、民青の各都道府県委員会や地区委員会、班の経験や大会決議についての討論を聞くにつれて不安なんかどこかに飛び、今はやる気であふれています。

今回の全国大会の討論では、学生の発言がたくさんありました。今の学生たちもこの日本社会や政治に対して、やはりたくさんの願いや要求を抱えているんだなと思いました。東北にボランティアに行ったという報告も多数あり、同じボランティアに行った身として共感することがたくさんありました。命と絆の大切を改めて感じました。

ぼくも発言したのですが、目の前には全国から来た同盟員たちがいるし、横には日本共産党の市田忠義書記局長がいるし、正直かなり緊張しました。

12月18日の民青西播地区の再建を目標にして、班がよみがえり、活性化していること、十人十色、みんなそれぞれの色が輝く地区にしたいことを少し笑いの要素を織り交ぜつつ発言したので、参加者の印象に残っていればラッキーです。

この3日間で全国の民青のたくさんの経験と教訓を学べました。これからぼくは班のみんなと一致団結し、学んできたことを充分に発揮して、みんなが太陽みたいに輝く西播地区委員会を再建します。

今、西播地区では姫路革新懇も結成準備がすすむ(結成総会は12月11日)など大忙しで、ワクワクしています。

青年が太陽になって、日本の夜明けを西播からつくります!!

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

岡山県・吹屋へ後援会バスツアー

姫路・谷川市議地域

11月23日、姫路市議谷川まゆみ地域の日本共産党後援会主催で、45名の仲間と岡山県高梁市吹屋を訪れた。ベンガラで栄えた吹屋の町並みは江戸時代の姿をよく残し保存された素晴らしい町だった。中でも明治時代の建築の吹屋小学校は来年春廃校となるらしいが木造のデザインは保存してほしい凄い校舎だ。鉱山で栄えた広兼邸は城の石垣以上に巨大で大資産家の家屋に唖然とした。

往復のバスの中は支持者の一大交流会とすることができた。中でも参加者の藤原博晶さん作詞作曲で、杉本ちさと県議が歌う「わたしの命」のCDが流され参加者と谷川まゆみ市議も歌い、CD披露の場となった。選挙戦をたたかう女性議員を励ます歌として広めていこうと一同で確認。

後援会員同士の親睦と交流の素晴らしい後援会バスハイクとなった。

(岸本守・日本共産党姫路西北支部)

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

県立淡路病院は安全な場所に

淡路市、洲本市、南あわじ市の三つの民主団体が11月11日に開いた県立淡路病院の移転問題を考える懇談会に参加した。

運動の報告によると、3団体は高台への移転を要望していたが、県は今行われている工事をとめるのは費用が無駄になるとの論理だとのこと。住民説明会の開催を求める個人請願を県民局へ提出しようと提起があった。

安全な場所での建設を断固求めたい。

(滝原利彦・南あわじ市)

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

ひとこまマンガ

アメリカいいなりの日本


段重喜

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

日本トムソン・日本化薬派遣切り裁判:最高裁上告激励集会

正社員化求める労働者を支援

裁判支援を訴える原告のひとり日本トムソン労組の川井雅広さん
日本トムソンと日本化薬に対し、違法な雇い止めの撤回と正社員化を求めて裁判を闘う労働者の激励集会が11月25日、姫路労働会館でひらかれました。西播労連、JMIU日本トムソン支部、西播地域ユニオンが主催し約50人が参加しました。

日本トムソン正社員化裁判は、神戸地裁姫路支部がことし2月、判決で原告9人全員への慰謝料を認めましたが、雇用責任は否定。9月の高裁判決は慰謝料支払いを取り消しました。

日本化薬裁判は、偽装請負で1年5カ月、派遣労働で3年7カ月働き、直接雇用を求めるAさんを解雇した問題です。地裁、高裁ともAさんの訴えを退けました。

両裁判とも最高裁に上告、審理中です。

西播労連の谷口善弘議長は「まともな働きまともな生活を求め、全国的な運動を展開していく」と挨拶。

連帯挨拶で兵庫労連の津川知久議長は、非正規雇用をめぐり、労働者の運動と押し戻そうとする政府財界とのせめぎ合いのなか、労働者派遣法の製造業原則禁止を骨抜きにする民自公3党合意を厳しく批判しました。

両裁判の原告代理人の吉田竜一弁護士が報告。「製造業派遣は即時禁止させる必要がある。裁判と法改正を車の両輪にして闘おう」と訴えました。

原告たちが決意表明し「正社員化を求め最高裁でも精いっぱい闘う」(日本トムソン川井雅広さん)、「おかしな働き方をなくしたい」(日本化薬Aさん)と支援を呼びかけました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

姫路市ゴミ処理施設爆発事故:負傷者3人が提訴

「被害者支援の会」結成へ

支援の会発足へむけ話し合う
団体代表や地域住民
姫路市ゴミ処理施設エコパークあぼし内の建設現場で昨年3月、地中のメタンガスが爆発、作業員10人が負傷した問題で、症状の固定した3人の被害者が発注元の姫路市と請け負った神崎組の双方に損害賠償を求め10月7日、神戸地裁姫路支部へ提訴しました。

原告たちの闘いを支援し、爆発事故の真相究明と行政責任を追及するため、住民や諸団体が「エコパークあぼし事故被害者を支援する会(仮称)」の準備会を重ね、結成総会を12月27日、姫路労働会館でひらきます。

この事故で、姫路市は業者が安全確認を怠ったことが原因とし、一方の神崎組は市が03年おこなった土壌調査でメタンガス発生の可能性を把握していたはずとし、ともに責任を認めていません。3次4次の下請け会社に雇われ相互に繋がりのない作業員ばかりです。

この間、大脇和代共産党市議が議会で市の責任を追及。負傷者1人ひとりを県外まで訪ね、症状と生活状況、要望を聞いています。「東京夢の島で75年に同じような事故が起きていながら、非常にずさんな埋立工事がおこなわれた。被害者を放置せず、市民の不安の声にきちんと対応すべき」と語ります。

準備会事務局の河盛史郎さんは「事故原因は明白。市と業者は被害者に誠意をもち賠償を」と求めています。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

兵庫食健連グリーンウエーブ学習会

TPPは震災復興と無縁

農業・食料・健康を守る兵庫県連絡会(兵庫食健連)グリーンウエーブ学習会「TPP(環太平洋連携協定)も原発もごめん」が11月26日、たちばな職員研修センターでひらかれ約50人が参加しました。講師は真嶋良孝全国農民連副会長です。

真嶋さんは「震災に便乗した資本の儲け追求と、真の被災者復興とは無縁。TPPは復興の邪魔」と説明。自由貿易で輸入品が安くなるという宣伝の一方で、食の安全、雇用など失うものがあまりに多いと述べました。

そして、47都道府県のうち44道府県と、全国市町村の83%が、TPP反対の意見書を採択した状況を示し「世論は広がってる。野田政権を追い込んでいこう」と語りました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

DCI兵庫 第7回総会:子どもの権利保障めざし

DCI兵庫(子どもの権利条約をすすめる国連NGO日本支部兵庫セクション、代表委員=杉島寿美子ほか)の第7回総会が11月27日、兵庫区勤労市民センターでひらかれ、約20人が参加しました。

経過報告と活動方針提案で井山和重事務局長は、国連子どもの権利委員会第3回最終所見(勧告)の内容を広く伝え理解を深めるため学習会の継続と、兵庫の学区拡大問題も入れた第4回勧告の具体的検討のとりくみを説明しました。

東神戸病院小児科医の森岡芳雄さんが「子どもたちは今、アレルギーから見えてくるもの」と題し講演。食物アレルギーの広がり、大気汚染や放射能汚染から子どもたちを守ろうと語りました(写真)。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

日中友好協会加古川支部:小学校で交流授業

切り絵を実演する張雨均さん(右)と王秋雲さん(左)

日中友好協会加古川支部(前田清支部長)は11月24日、加古川市立鳩里小学校で6年生214人に「国際理解・中国と日本」の授業をおこないました。

前田さんが、まず写真や地図を使い「近くて大きい国」を説明。中国から食物や漢字、仏教などの文化が日本に伝来し、漢字から、ひらかなやカタカナを作り出した歴史を復習しました。

次に加古川在住の王秋雲さんが中国語を指導。「日本、加古川市、鳩里小学校」の中国語読みを紹介しました。児童から「自分の名前を中国語で発音してみたい」の声も出ました。

「交流の歴史」では、奈良時代の鑑真和上の渡来、遣唐使による相互交流、明治以降の魯迅や周恩来ら留学生の来日を学習しました。

交流中断の原因を質問すると、子どもたちから「日中戦争」の答えが返ってきました。ここで南京事件生存者の証言を映像で紹介しました。

「中国のいま」では、北京オリンピックや上海万博の開催、中国と日本の交易交流が広がり、四川大地震や東日本大地震では、相互の支援がおこなわれた状況も示しました。

姫路在住の張雨均さんが「切り絵」を実演。見事なハサミ遣いと、でき映えに、子どもたちから驚嘆の声が上がりました。

王さんが、中国の小学6年生について「中国はひとりっ子で、中学受験を前に、学校の勉強や宿題が多く、塾もあり大変です」と説明しました。

前田さんたちは最後に「きょうの学習は中国を知る第一歩。地球は1つ。広く長い目で日本、中国、世界について学んでほしい」と呼びかけました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

なまの舞台をごいっしょに:「フレディ」

テアトル・エコー公演:神戸演劇鑑賞会12月例会

サーカス団の物語です。サーカス団員が演奏しながら客席に入ってくる趣向です。舞台に上がり、やがて登場人物が動き始めます。

かつて興隆を極めた天才クラウン、フレディの率いるサーカス団ですが、時代の変化に勝てず、客は減るばかり。いまでは運営資金にも困窮しています。

頼みの綱はベルグ男爵夫人。フレディは夫人のところへ金策に走ります。しかし、そこで彼が見たのは殺害された夫人の姿でした。あわて驚くフレディ。

ある考えがひらめきます。この事件を利用し、サーカス団をもう一度立て直そうと。自らが犯人になり、世間を騒がせば注目をあびるだろうと。しかし、事はそう簡単に運びません。

二転三転する犯人捜し。推理をすすめるなかで、複雑な人間関係が展開します。

フランスのヒッチコックと呼ばれているロベール・トマの巧みな作劇と深い人間洞察。合わせてサスペンスも味わえる舞台です。笑って一年を締め括ってはいかがでしょうか。

(小谷博子)


神戸演劇鑑賞会
テアトル・エコー公演「フレディ」ロベール・トマ作、上原一子・小川こういち演出、安原義人・川本克彦ほか/12月11日(日)15時、12日(月)18時30分、13日(火)13時30分/神戸文化中ホール/会員制(会費2カ月前納)、入会金1,000円、月会費3,500円、大学生2,000円、高校生以下1,000円/☎078・222・8651

姫路市民劇場
テアトル・エコー公演「フレディ」/12月9日(金)18時30分、10日(土)13時30分/姫路市民会館/会員制、入会金1,200円、会費月(前納制)2,400円、中高生1,200円/☎079・285・0205


(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっこりりん(481)


(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

12月にNHK「坂の上の雲」第4部が放映されます。「旅順総攻撃」から「日本海海戦」まで戦争シーンの連続です。映像化を嫌った原作者司馬遼太郎の気持を逆なでするものです▼日露戦争までは間違っていなかったとする司馬史観には異議があります。日清・日露と日本が行なった戦争による彼の地の民衆の苦難を慮外に置くものだからです▼今年の12月8日は最後の侵略戦争「太平洋戦争」開始から70年目。勝算のない無謀な戦争でした。日本の国土も焼かれ国民は悲惨な状況に陥ります▼「坂の上の雲」のヒーロー秋山真之は大正3年4月に海軍省軍務局長に就任、海軍の大疑獄「シーメンス事件」の処理に当たるためです。粛清には薩摩出でないことが求められました▼第1次世界大戦を前に列国が巨艦建造に熱中、ドイツのシーメンス社は賄賂攻勢に出ます。日本も標的となり、シ社の東京支店長ヘルマンは住吉(現神戸市東灘区)に屋敷を構え毎夜のように宴会を開きます▼神戸の川崎・三菱の造船所で軍艦を造っており造船所幹部や海軍将官を接待したのです。この事件でヘルマン邸も捜索を受け、神戸市民は疑獄糾弾演説会を開いています。(TS)

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

2011年12月3日土曜日

新開地冬まつり2011

日本共産党兵庫県委員会は、「B面の神戸です。」をキャッチフレーズにがんばってる新開地商店街にあります。


そして、きょう、あすは商店街の「新開地冬まつり2011」でとっても賑やかです。

餅搗き大会、いわて三陸・岩泉町の「どんぐり麺」、縁日、フリーマーケット、神戸清盛隊のパフォーマンスなどいろんな企画が展開されています。県委員会前にはステージが設けられているんですが、ディスコパーティーと党の看板がふしぎとなじんでますね。

「冬まつり」のプログラムは「新開地ファン」サイトをごらんください。
http://www.shinkaichi.or.jp/whatsnew/detail.html?row_no=404

(Web版のみ)

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