公約実現へ県民とともに
新しい政治めざし今後も全力
参議院選挙は七月十一日、投開票が行なわれ、日本共産党は、比例代表で六百五十万票以上・五議席確保をめざし全力をあげましたが、三百五十六万票で、改選四議席から三議席に後退しました。兵庫では、比例代表で三十五万票をめざしましたが、〇七年参院選比五万票近く減の十六万票にとどまりました。
兵庫選挙区は、民主、自民の現職を含む六党七人の大激戦となり、堀内照文候補が二十万票に迫りましたが、議席獲得はなりませんでした。
日本共産党は、国政選挙での巻き返しに向け、本格的な態勢構築をはかるため、党綱領と大会決定にたちかえり、今回の選挙戦について政治論戦、組織活動などあらゆる面で、正すべき点や、前進のために必要なことについて、党内外の意見・批判に耳を傾け、掘り下げた自己点検を行なう決意を明らかにしています。
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民主党は兵庫でも比例票を〇七年参院選から二十四万票減らし、自民党も九万票減らしました。社民党や公明党も比例票を減らしました。「第三極」を標榜した、みんなの党は昨年総選挙から二十三万票増やしました。
この結果は、国民が自民党政治に替わる新しい政治を模索・探求する過程の一つの局面にあることを示しています。昨年総選挙で自公政権に退場の審判を下した国民が、今度は民主党政権に厳しい審判を下しました。この国民の探求が実を結び、新しい政治への道を開くものとなるよう、日本共産党は力を尽くします。
その一歩として、消費税増税ストップ、暮らし応援の経済政策への転換、普天間基地無条件撤去など、選挙戦で掲げた公約実現へ、広く共同を広げ全力を注ぐ、と日本共産党兵庫県委員会は決意を新たにしています。
(「兵庫民報」2010年7月18日付掲載)
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2010年7月18日日曜日
観感楽学
「三十年前、民社党を応援していたが、民主党にかわり、今回から共産党を応援することになりました」と堀内照文候補の個人演説会で推薦演説をしてくださったJAの元労組役員さん▼その「はっきりモノを言って、スジが通っている」との励ましの言葉に勇気づけられた参加者のお一人は、翌日から共産党支持のお願いを電話で訴え続けました▼「消費税増税は大企業減税とセットです。増税ストップのご一票を」「普天間基地は無条件撤去しかありません」と頑張り続けました▼議席には及びませんでしたが、たたかい終えた堀内さんは「消費税増税反対の世論が途中から賛成を上回ったのは、県民世論の力です」「みなさんのこの声と力を合わせ、今後も奮闘します」と決意を述べました▼草の根の力が政治を変え、社会を変える---そのことに確信をもって、子どもからお年よりまで、いのちと暮らしが守られる新しい政治をめざしましょう。(た)
(「兵庫民報」2010年7月18日付掲載)
(「兵庫民報」2010年7月18日付掲載)
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