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2010年6月23日水曜日

選挙期間中も発行しています

ご愛読ありがとうございます。

国民の言論や政治活動を規制する公職選挙法の規定により、政党のウェブサイトには、選挙期間中にその選挙に直接かかわることがらを新たに掲載することができません。機関紙以外の政党発行物である「兵庫民報」でもやはり、その選挙の報道ができません。

しかし、その選挙に直接関係のない報道(党の役割、理念、政策、実績、歴史、他党批判などの報道)はできますので、「兵庫民報Web版」は、新聞版同様、通常発行を続けています。ぜひ、選挙期間中もお読みください。

なお、6月27日付は更新を特別に早めました(通常は日曜日です)。

編集部

え!?法人税減税とセット?

かえるネットのシール投票におどろきの声


かえるネットは6月20日、JR元町駅前でシール投票「消費税10%どう思う?」を行いました。「賛成」「反対」が拮抗しました。しかし、「日本の財政状況を考えると仕方ない」と「賛成」に投票した人に、メンバーが、法人税の減税とセットで消費税増税が提案されていることを紹介すると、「それは知らなかった」「本当ですか?」とみんなびっくり。なかには、「反対」にはりかえた青年もいました。
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

消費税10%への大増税が大争点に

日本共産党:増税絶対反対
自民党・民主党・公明党・みんなの党:増税「大連合」

民主党が消費税増税を打ち出し、菅首相が一〇%に引き上げるといいだすもとで、消費税大増税が政治の大争点になっています。

日本共産党は、消費税増税計画が、大企業の法人税引き下げとセットでうちだされていることを示し、「大企業の減税の“穴うめ”の消費税増税には絶対反対」「くらしを経済をこわす政治は許さない」と増税ストップに全力をつくしています。

最近のテレビ討論などを通じても、自民、民主、公明、みんなの党などの消費税「大連合」にたいし、明確に増税反対をつらぬく政党は、日本共産党だけということが浮き彫りになっています。

兵庫の各党・国会議員らの発言や新聞インタビューなどをみても、日本共産党以外の消費税「大連合」ぶりは、明らかです。

民主党・参議院議員=「社会保障の財源に充てるため将来的には賛成」(「神戸」6月18日付)と述べています。六年前のアンケート(「毎日」2004年6月29日付)でも「2010年までに消費税引き上げか」との質問に、「引き上げる」と回答。社民党県連はこの議員を支持しています。

民主党・新人=「必要な額を具体的に示し、納得してもらう必要がある」(「神戸新聞」6月18日付)と述べ、アンケート(「読売」6月19日付)で「望ましい消費税率」を「10%」と回答しています。

自民党・参議院議員=兵庫県医師連盟の討論会(5月29日)で「消費税はやっぱり上げていかざるをえない」「10%に上げるんだったら、毎年2%ずつ上げていって…」と主張しています。

みんなの党・新人=「将来的な増税を一切認めないという立場は取れません」(みんなの党のビラ)。
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

6月県議会:「新卒者の就職支援」意見書可決

日本共産党の提案実る

兵庫県議会の六月定例議会が三日から十一日の会期で行われました。参院選を前に、与党各会派が代表質問で「本日民主党も衣替えする。衣装替えでなく、中身を変えていただきたい」(自民)、「マニフェストで掲げた政治主導、地域主権、子ども優先の考え方はこの国の歩むべき方向として間違っていない」(民主)と「応酬」しつつ、そろって福祉・住民サービス切り捨ての「行革」「地域主権改革」を知事に迫りました。日本共産党は、県民の立場で議案をチェックし、意見書や請願の採択のため奮闘しました。

議案:新卒者の就職へ、奨学金杖返済猶予など経済的支援も

日本共産党は、就職難の中、早期化・長期化する新卒者の就職活動のルールづくりなどを求める国への意見書案を提案し、全会一致で可決されました。

公明党も同テーマの意見書案を提案していましたが、根拠のない「学生の大企業志向」などの表現が含まれていました。日本共産党はこれを削除させるとともに、公明案にはなかった「就職活動にかかる費用の貸付制度や奨学金の返済猶予」などの経済的支援を盛り込ませました。




議案:県営住宅の戸数減、県施設の指定管理者まかせに反対

日本共産党は、格差と貧困がひろがり、家賃の安い県営住宅が不足する中で、建て替えにより大幅に戸数を減らすことになる工事の議案に反対。また、県がつくったボート係留施設の運営を指定管理者にまかせ、利用料金を議会のチェックなしに値上げすることが可能になる議案にも反対しました。

ねりき恵子議員が十一日の本会議で討論を行いました。

請願:「慰安婦」問題早期解決

今議会には、「日本軍『慰安婦』問題の一日も早い解決」「選択的夫婦別姓の実現」を求める女性の人権にかかわる二件の請願が、新日本婦人の会兵庫県本部から提出されました。

十一日の本会議で討論に立った日本共産党の新町みちよ議員は、『慰安婦』問題の解決を求める件について、九三年の河野洋平官房長官談話で日本軍の関与を政府として認めた後も、閣僚などから否定的発言が相次いでいることから「国としての謝罪は果たされていない」と指摘。「補償は条約等で決着済み」とする他会派の意見について、「当時議論の対象にもされなかった『慰安婦』問題が解決ずみといえないのは当然」と批判し、「被害女性の高齢化のなか一日も早く解決すべきだ」と請願の採択を強く主張しました。

請願:女性の人権尊重を

「選択的夫婦別姓の実現」を求める件について、新町議員は、同姓の強制が女性にさまざまな不利益・不平等をもたらしている事実を指摘し、「憲法で保障された「個人の尊厳と両性の平等」の精神を生かすべきだと主張し、採択を求めました。

両請願には日本共産党と無所属議員の一部が賛成しましたが、自民・民主・公明などが反対し、否決されました。

請願:核兵器廃絶、核密約廃棄を要求

今議会では、昨年十月から継続審議になっていた、「『非核日本宣言』及び『非核兵庫県宣言』」を求める請願と、「核密約の全容の公表、破棄、非核三原則の厳守」を求める請願について結論が出されました。

NPT国際会議など核兵器廃絶に向けた機運が高まり、兵庫県議会でも、平和市長会の要請を受けて今年三月「核兵器廃絶と恒久平和の実現に関する意見書」を国に提出するなどの変化が生まれています。
このような中、「非核日本・兵庫宣言」を求
める請願について、付託された総務常任委員会では賛成が過半数となり、「採択すべき」という審査結果が出されました。しかし、自民が、本会議で「(NPT再検討会議ですでに国際社会に宣言を)行っている」「県の宣言には県民にさまざまな意見がある」(十一日、本会議)などとして反対したため、採択に至りませんでした。

一方、「核密約」についての請願は、核搭載の米艦船や航空機の寄港・通過を認める核密約(討論記録)の存在が明らかになっているにもかかわらず、調査が終了したことなどを理由に、自民・民主・公明とも反対。

日本共産党の新町議員は、「討論記録」を核密約と認めアメリカに廃棄を迫ってこそ「非核日本宣言」や非核三原則が実効あるものになるとして、両方の請願の採択を主張しました。

問われる民主党の態度

民主党は、核密約破棄の請願に反対し、非核日本を求める世論に背を向けただけでなく、従来自らが野党時代に国会で法案を提出して解決を求めてきた「『慰安婦』問題」や「選択的夫婦別姓の実現」の請願にも反対しました。理由について本会議での討論は行わず、口をつぐんでいますが、自ら掲げてきた政策にも反する民主党の態度が問われています。

発言の要旨
▼「慰安婦」問題
「これまでの各種条約や協定等にそって法的には解決済みとされてきており、早急な法的解決等を求めている本請願には賛同できず不採択を主張する」(九日、県議会総務常任委員会)
▼「核密約」問題
「いわゆる密約問題に関する文書はすべて公表されかつ現段階で密約が存在しておらず非核三原則を堅持すると表明された。…請願の願意は達成されたものと考え不採択を主張する」(同)

(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

6月神戸市議会:日本共産党森本議員が議案外質問

国保料決定は審議会や議会で論議を

森本真議員は、六月十七日の神戸市議会本会議で日本共産党議員団を代表して議案質問に立ち、環境局職員による公金詐取事件、国民健康保険料、市税条例改正案などについて、矢田立郎市長らの見解をただしました。
提案されている「神戸市市税条例改正案」は、地方税法改正に伴うものですが、十六歳未満の扶養親族に係る扶養控除の廃止、十六歳以上十九歳未満の扶養親族に係わる特定扶養控除の縮減などが含まれています。これは子ども手当創設と公立高校授業料の無償化に伴い改悪されたものです。

森本議員は、この措置により、事実上負担増となる世帯が出てくると指摘。どのような世帯でどの程度の負担増となるのか、明確にするよう求めました。
環境局職員の公金詐取事件は、環境局の物品購入を担当する職員が、約五年間にわたって虚偽の支出決定兼支出命令書を作成し、神戸市に七千三百万円以上もの損害を与えたというものです。議案は、賠償を求めて提訴するという内容です。

森本議員は「消耗品は日々使用するもの。品物が納入されていないことは、すぐにわかるはず」「なぜ、長期にわたって見過ごされてきたのか」と追及しました。
国民健康保険料に関する報告は、最高限度額を七十三万円に引き上げるというもの。国保料を決めるにあたって、議会でも国民健康保険運営協議会でも具体的な議論は行われていません。

森本議員は、こうした現状を指摘し「国保運営協議会や議会での論議を経て、保険料を決定すべきではないか」と、市長の見解をただしました。
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質問に対し矢田市長らは、環境局職員の不正事件について謝罪するとともに、「二度と起きないよう、庁内的に再点検する」と答弁。子ども手当支給に関して負担増となる世帯については「国保料、保育料など課税額に応じて決定される福祉制度では、負担増がありうる」「今後、国の動向を見て適切に対応する」などと答えました。

答弁に対し森本議員は「交通局でも料金不明事件が起きている。他の局でもあるのではないかと危惧する」として、全庁調査を求めるとともに、「市長の政治責任は大きい」と厳しく批判しました。
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

観感楽学

一九二一年六月二十五日、「川崎・三菱両造船所大争議」突入。その二年前、川造・一万七千人のたたかいは日本最初の八時間労働制を獲得▼今度は三万人の争議団が、労働組合承認、団交権確認、賃上げ、解雇手当の支給などをかかげてストライキ。神戸製鋼やダンロップ(現・住友ゴム)などに波及し、ゼネストの様相を呈する大闘争に発展。が、軍隊、警察、暴力団ぐるみの激しい弾圧を受け、八月八日、大争議は「惨敗宣言」で終結を余儀なくされました▼黒住健次さん(元神鋼労組副委員長)が『解放の年輪』で、自らも加わった演説会やデモ行進を描いています。七月二十九日、川造の労働者が警官にサーベルで突き殺されたのは、黒住さんの眼前。国道2号線湊町一丁目交差点(神戸駅南西五百㍍)のあたりでしょうか▼いま日本共産党兵庫県委員会がある新開地は大争議の主戦場でした。八十九年前の七月十一日は前日の数万の大デモを受け、最大の「山場」でした。奇しくも同時期のたたかいです。躍進勝利の結果を出さねばと思います。労働運動の伝統の地、この兵庫から新しい時代への転機を。(S)
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

ひとこまマンガ

民の声より、アメリカと財界の声


段 重喜


(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

姫路市議選1議席増めざす

2011年いっせい地方選挙
日本共産党西播地区委員会が候補者を発表

日本共産党西播地区委員会は六月十八日、来年二〇一一年四月のいっせい地方選挙での姫路市議候補―現職四人・新人一人を発表しました。
現在は条例定数四十三に〇八年の合併特例で旧四町選出の六人を加え四十九議席(日本共産党は四議席)ですが、ことし三月議会で次回市議選から四十七とする改定案が可決されました(日本共産党は四十九を主張)。

大脇和代(64)=現
大阪女子大卒。中学校教員を経て市議三期。厚生委員、行財政改革特別委員。党市議団長、党県委員。










谷川まゆみ(56)=現
長野県立短大卒。市議三期。総務委員、議会運営委員、姫路駅周辺整備特別委員。姫路障害者連絡協議会事務局次長、党市議団幹事長。










森ゆき子(43)=現
県立姫路商業高校卒。専門学校講師などを経て市議一期。文教委員、姫路城改修・周辺整備特別委員。飾磨中部中学校PTA副会長。










入江次郎(37)=現
県立上郡高校卒。JR東海社員などを経て市議一期。経済委員会副委員長、交通計画調査特別委員。西播ユニオン労組副委員長。









笹野真由美(54)=新
日ノ本学園高校、日本ビジネススクールスチュワーデス科卒。本田技研工業直営店などに勤務。姫路医療生活協同組合理事。党姫路市くらし・福祉・医療チーム委員長。









(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

感覚でみる世界(2)

見えているのに気づかない
野村哲男

車体が傾いてもなお、運転手は慌てた様子もなく普段の姿勢のまま運転席に座っていた。これは、JR福知山線脱線事故の負傷者の証言だ。

事故の直接的原因は、運転手が、直前の軽微な事故の懲罰を恐れ、無線交信の聴取に集中していたため、速度超過に気づかず、カーブに進入したからと言われる。しかし、前を向いていた運転手が、速度超過に気づかないということがあり得るのだろうか?

ヒトは、脳の処理能力に限界があるので、感じたモノ全てを認知(どういう意味があるのか判断)しているのではなく、無意識のうちに脳が必要と判断したモノのみを認知している。例えば、人ごみの中で、友人を見つけたという体験があるだろう。それは、目が感じた情報の中から、友人の情報を必要と脳が判断したことで、友人を認知したからだ。ヒトは、このような認知特性により、感じたものを効率よく処理している。

運転手の脳は、無線交信に集中し、運転席からの風景を必要な情報と判断しなかったため認知せず、速度超過に気づかなかった可能性が高い。

このように認知されないことで起こる事故は多いが、「不注意」と事故当事者の責任にされることが多かった。

事故を防ぐには、ヒトは必ずミスを犯すと考え、ミスを犯しても事故につながらないモノ作りや、ミスに気付かせるモノ作りが求められる。鉄道で速度超過時に自動減速するシステムやコンピュータファイルの削除確認画面は、その好例だ。
しかし、ミスを犯すことを前提にしても、ヒトの認知特性を十分に理解せずにモノを作ると、とんでもないことになる。一九九四年に名古屋空港で旅客機が墜落した事故では、ヒトのミスを防ぐはずの装置が災いし、多くの人命が失われた。

モノづくりでは、工業的効率やデザイン性が追求されてきた。近年、認知特性をモノづくりに取り入れる流れが広がり、安全で使いやすいモノが作られている。そうしたモノづくりは、推進されるべきだろう。
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

核兵器のない世界へ(2)

NPT再検討会議兵庫県代表団の報告
パン事務総長スピーチに感動


梶本修史(兵庫県原水協事務局長)

NPT再検討会議に向けてとりくんだ「核兵器のない世界を」署名は、国連代表とNPT会議議長を通じて国際政治に受けとめられました。核兵器廃絶への道を市民社会と共同して切りひらこうという国連などの熱い思いを実感するもう1つの出来事がありました。
NGO主催の国際平和集会が5月1日、マンハッタン島の最北端に近く、コロンビア大学に隣接するリバーサイド教会でおこなわれました。キング牧師が「ベトナムを越えて」と演説(67年4月、そして翌68年4月暗殺)、ベトナム反戦運動高揚のきっかけとなった教会で、2100席もある巨大な大聖堂が提供されたのです。
日本原水協の高草木博事務局長が司会をつとめた集会に、パン・ギムン国連事務総長が現れ、スピーチしました。異例のことです。
「私たちが共有するビジョンは実現可能です。それは核兵器のない世界です」「私たちの声を響かせましょう。いますぐ核兵器を廃絶せよ(disarm now)!」「地平線の先に核兵器のない世界が見えています。これを現実のものにしようと活動する人びとが見えています。どうか行動をつづけてください」「私たちは必ず世界から核兵器をなくすでしょう。それを達成するのは、みなさんのような人のおかげであり、世界はみなさんに感謝するでしょう」。会場は総立ち、大きな拍手が鳴り止まなかったそうです。
この集会に立ち合えたのは兵庫県からは1人だけでした。代表団のほとんどが5月1日到着で、先に出発したグループも「各県1人出席」に制限されていたからです。
しかしパン事務総長のスピーチの感動は、代表団みんなに伝えられました。
4日、同じ教会でひらかれた日本原水協主催シンポジウムで、パネリストの非同盟諸国議長国エジプトのマゲド大使は「いつ、どのように核兵器を廃絶するのか、明確にしなければならない」と強調しました。
NPT会議が採択した「最終文書」は、核兵器保有国などの抵抗で不十分なものとなりました。しかし2000年会議で採択した「核兵器の完全廃絶のための明確な約束」を再確認し「核兵器のない世界の平和と安全の達成を追求する」ことが明確にうたわれました。
最終文書では、総括にあたるレビューという形ですが「核兵器条約の交渉」を含むパン事務総長の5項目提案に「留意する」と明記され「合意された法的な枠組みの中で追求されなくてはならない」の文言も明記されました。私たちの要求である「核兵器廃絶条約の交渉を開始」が初めて言及されました。
「核兵器なくせ」の声は国連やNPT会議の最も中心にいる人たちに間違いなく伝えられました。その象徴が署名です。運動が国際政治の最前線とかみ合っていることに確信をもち、次のステップに進みたいと思いました。
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

写真上:国際平和集会で演説するパン・ギムン国連事務総長
写真下:日本原水協シンポに参加した津川知久団長(中央)


2010年国民平和大行進:日本海コース

核兵器廃絶を訴え、富山から広島まで歩く2010年国民平和大行進・日本海コースの行程を、原水爆禁止但馬協議会(福井茂夫理事長)が発表しました。

【7月4日・日】▼京都から引き継ぎ・河梨峠豊岡側14時▼城崎コース:城崎大会議館15時30分→城崎温泉駅16時30分▼豊岡コース:豊岡市民会館北側駐車場17時30分→農協会館→大開通→豊岡駅→生田通→宵田商店街→豊岡市民会館19時

【5日・月】▼出石コース:そば処出石城11時→田結庄通→福成寺→豊岡市役所出石総合支所→みなと銀行左折→そば処出石城12時▼日高コース:豊岡市民会館北側駐車場13時→新町会館手前右折→旭通→ツインハイツ左折→成田酒店→堤防沿いを日高まで直進→明治乳業→上石→府市場公民館→土居→松岡→鶴岡→日高商工会館16時30分

【6日・火】▼村岡コース:香美町役場村岡地域局10時→9号線横断→老人福祉センター右折→新町左折→西本町→高元商店右折→9号線左折→殿町→川上→地域局11時30分▼香住コース:B&G海洋センター13時→旧178号線直進→一日市橋→岡見公園→旧178号線→香美町役場14時30分

【7日・水】▼養父コース:養父市養父地域局10時→Yタウン→三笠屋サイクル左折→養父地域局11時30分▼八鹿コース:養父市役所13時→諏訪橋→大森区公会堂→八鹿高校→沖田信号左折→谷常→天子信号左折→養父市役所14時30分

【8日・木】▼山東コース:梁瀬駅15時→427号線右折→朝来市役所山東庁舎手前左折→梁瀬中学校→427号線左折→梁瀬駅16時30分▼和田山コース:朝来市役所17時30分→駅前センター街北進→高畑石材店右折→さかもと医院右折→玉置橋手前右折→木村眼科右折→市役所19時

【9日・金】▼温泉・浜坂コース:温泉町民センター9時30分→三差路左折→十字路左折→荒湯前→9号線右折→178号線左折→ユートピア→西浦商店右折→役場13時▼鳥取に引き継ぎ:JR東浜駅14時
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

地域主権・道州制を考えるシンポジウム

前政権同様地方切り捨て

地域主権・道州制を考えるシンポジウムが6月20日、神戸中央港湾労働者福祉センターでひらかれました。主催は兵庫県国家公務員関連労働組合共闘会議(兵庫県国公)です。

民主党が先の通常国会に提出し、継続審議になった「地域主権改革関連法案」の内容と問題点について考える市民対話集会として呼びかけられ、約80人が参加しました。

国公労連の宮垣忠中央執行委員長が基調報告をおこないました。「民主党の『地域主権改革』とは、自公政権の地方切り捨て、官から民への『構造改革』と何ら変わりはない。社会保障、社会福祉への国の責任を定めた憲法25条に違反」と指摘。また外交・防衛を国の権限に限定することから、「非核神戸方式にも影響する危険性がある。戦争できる国づくりの一面もある」と述べました。

シンポジウムでは8人のパネラーが登壇。「港湾は大企業・大資本の思わくに影響される。スーパー中枢港湾政策は『重要なことは国が決める』の一端。雇用や労働条件を奪われるおそれがある」(全港建近畿地本・平田喜久男さん)

「国民の財産を守るための土地登記や担保業務が地方移管されようとしている。自治体の財政事情により料金格差が出るだろう。不利益を被るのは国民。何のため地方移管するのか根本が曖昧なままだ。公平で安心な行政サービスが受けられなくなる」(全法務近畿地本・砂川昌之さん)

「本来一体で扱うべき職業紹介と雇用保険が、『地方主権』になった場合、雇用状況の悪い、財政状況の厳しい地域の雇用保険が悪化するおそれがある」(全労働兵庫支部・川嶋昭徳さん)などの発言がありました。
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

写真:各労組代表が意見を述べたシンポジウム

「9条田んぼ」田植え 新婦人県本部

平和と食の問題をいっしょに考えようと、新婦人県本部主催「9条田んぼ」の田植えが6月20日、明石市江井が島でおこなわれ、親子連れら約60人が参加しました。

ことしで5回目。農民連の中嶋努さんが水田200平方㍍を提供し、みどり米、赤米、紫黒米の苗3種類を手作業で植えました。子どもも大人も、泥に足をとられながら、後へ1歩ずつ列をそろえ植えます。「どの子も、田植えが初めてとは思えない。スジがいいな」と中嶋さんが太鼓判。

生き物観察や昼食交流もひらかれました。
(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

写真:泥の感触に歓声を上げながら苗を植える子どもたち

レッド・パージ兵庫訴訟:明神勲氏の証人採用要求

戦後占領下の60年前、労働者の権利を掲げてたたかう共産党員を職場から追放したレッド・パージ。川崎製鉄を解雇された川崎義啓さん(93)ら3人が、国に謝罪と損害賠償を求めている兵庫訴訟で、原告と弁護団は、レッド・パージ研究の第一人者、明神勲北海道教育大学名誉教授を証人として採用するよう、裁判所に求めています。書面だけではなく直接法廷での証言を実現するため、裁判所への要請ハガキ運動も広く呼びかけています。5月6日の第6回弁論では、坂本修弁護士が意見を陳述しました。その要旨を紹介します。

主犯・国の犯罪立証へ
レッド・パージ兵庫訴訟弁護団 坂本修弁護士

国がレッド・パージに積極加担し、不法行為をおこなったという原告らの主張は、歴史的社会的によく知られていることであり、日弁連の勧告もはっきり認めています。しかし被告はそれを認めません。現在の民事裁判は被告が認めない限り、原告側が立証しなければなりません。

60年を経た今日、原告らがレッド・パージされたことは、原告らの血の出る思いの供述や関連書証で証明できたと私は確信します。原告とそのかけがえのない家族の苦しみ、そして今にいたる被害も、供述や陳述書などで明白になっていると、私は確信します。

しかし原告らに対する会社や当局らの不当な言動は立証できても国が「主犯」(少なくとも主犯の1人)となり、レッド・パージを全国的に強行した大規模で複合的な人権侵害行為が、いつ、どこで誰の手で、どうおこなわれたかは、現場の1人の労働者である原告らの供述だけでは立証不能です。

では当時、レッド・パージの計画を立て国や自治体の機構と人員を使い、直接に実行した人びとを証人に立てて立証することが原告らに可能でしょうか。そうした人びとは長い間、自分のしたことを隠しとおしており、原告側の証人に立って真実を証言することは不可能です。またそのほとんどは世を去るか、存命していても証言能力を失っています。

このように証人探しは困難を極めますが、幸いにして原告らは有力な証人を得ることができました。明神勲北海道教育大学名誉教授です。

明神名誉教授は、長い年月をかけて、レッド・パージがどうやっておこなわれたかを研究されています。その研究は単に学者としてなにがしかの書類を調べ、論理的に分析し、論点をまとめたという域を超えています。

言うならば、明神氏の人生をかけての調査であり、その上に立ってのリアルな証言が可能な人なのです。より直接にレッド・パージを実行した国側の証人を探し出せないのは、原告らの責任ではありません。原告らは大いに努力して明神氏にたどりつき、同氏は証人に立つことを快く引き受けてくれたのです。

「直接に証言をきかなくても、陳述書か意見書で充分」という考えがあるかも知れません。しかし、どんなに精緻でくわしい陳述書や意見書であっても、「ナマの証言」のもつ証明力をカバーすることはできません。民事訴訟が「直接主義」を大事な原則としているのは一般民事事件でもそうだからです。

まして、複雑・大規模で、しばしば真実が隠蔽されている国家的不法行為=レッド・パージ=の真実を明らかにするには、「ナマの証言」がどうしても必要です。
裁判所が公正な裁判をおこなうために、明神氏の証人採用を心から願っています。


明神勲北海道教育大学名誉教授の証人採用を求める要請文の宛先
〒650‐8575
神戸市中央区橘通2‐2‐1
神戸地方裁判所第6民事部
矢尾和子裁判長

(「兵庫民報」2010年6月27日付掲載)

写真:第6回弁論後の報告集会で意見を述べる坂本修弁護士=5月7日

淡路市森漁協海苔養殖委員長の森正安さんが「赤旗」に談話

「しんぶん赤旗」近畿のページの「ガンバレ日本共産党」欄に、淡路市森漁協海苔養殖委員長の森正安さんが登場(6月23日付)。

「漁民の味方の党に信頼」との談話を寄せています。

市田忠義のぬくもりエッセイ(7月)

今度こそいい結果が出るよう、がんばります

この原稿が掲載される頃(注)は、選挙戦の真っ最中だと思います。梅雨のなかの選挙は大変です。どうか体には十分気をつけてください。
今年に入って全国四十カ所の演説会やシンポジウムなどに参加しました。どこも盛況でした。私は、演説会が終わった後、出口でできるだけ参加者のみなさんと握手するようにしています。この時が一番楽しみです。参加者と直接触れあうことができるからです。

握手でその日の演説会が成功したかどうかが、よくわかります。熱気のある演説会は握る手の力強さが違うのです。なかなか手を離さない人もいます。大学や高校時代の同窓生との久しぶりの出会いもあります。「あんな訴え方をされたら、カンパを出さない訳にはいかなくなります」といって、大変な暮らしのなか、一万円札をそっと差し出してくれた人もいます。涙が出そうになりました。

腰の曲がった九十歳近い年配の方から「体に気をつけてがんばって下さい」といわれたこともあります。「あなたの方こそ」と言葉を返します。「農業問題に触れてほしかった」という注文をいただいたこともあります。次の演説会からすぐ直しました。「お母さんの入党の話には感激しました。私も母から“アカだけにはなるなよ”といわれましたが、入党してがんばっています。私たちの世代はみんな一緒ですね」という人もおられました。握手をしながら、こちらが元気をもらいます。

投票日にむけて、もらった元気を力にがんばります。今度こそいい結果が出るように。
(日本共産党書記局長・参院議員)


(注)7月4日付掲載の予定でしたが、6月23日付Web版独自記事として掲載しました。

2010年6月20日日曜日

参院選公示目前

切実な要求実現、米国と財界にモノを言える
日本共産党の前進を

堀内氏を兵庫から国会へ

参議院選挙の公示が直前に迫りました。日本共産党は、各地・各分野で党支部が総決起し、後援会は全会員にニュースを届け、支持広げを呼びかけています。また「つどい」「小集会」「街角演説会」を草の根で開き、日本改革の展望や日本共産党そのものの姿を訴えて、比例での前進、兵庫から堀内氏を国会へと全力をあげています。

兵庫選挙区(定数二)は、日本共産党の堀内照文候補のほか、民主党二人、自民党、みんなの党、新党改革、幸福実現党各一人の、六党七人の大激戦となる見込みです。比例代表では、この六党が選挙区でのたたかいをテコに比例での前進をはかり、そこに、公明党をはじめ、兵庫県内の元地方議員や元衆院議員らを比例候補に擁立している社民党・国民新党・たちあがれ日本など、選挙区に候補者を擁立しない政党も加わり、しのぎを削るたたかいとなっています。

論戦では、普天間基地、「政治とカネ」、法人税減税と一体の消費税増税などが焦点になっていますが、▽「正社員が当たり前」の社会に▽後期高齢者医療制度をすぐ廃止▽子どももお年寄りも医療費無料に▽普天間基地は無条件撤去を―と国民の立場で堂々と大企業にも米国にもモノを言っているのは、兵庫選挙区では堀内候補だけです。
民主党は、普天間についても「政治とカネ」についてもダンマリで、「菅さん(総理交代による支持率回復)に助けられた」(現職)「また逆風になる可能性もあるけど…売り込み図る」(新人)と必死です。

自民党は、「『批判一辺倒で何やるかわからへん』と言われるが、野党はそんなもん」と言って平然としていますが、実際には国民に訴えるものがないのが現状です。
消費税増税については、「やむをえない」(自民)、「社会保障費の財源の第一の選択肢」(民主)と、民主も自民も違いがありません。

みんなの党は、「自民でも民主でもない」とアピールしていますが、政策の中心が「公務員改革」では、破綻した「構造改革」路線そのものです。たちあがれ日本も、元三田市議の比例候補は「戦後の教育が、愛国心や日本人としての倫理・道徳観を崩壊してきた」を持論としています。これら“新党”“第三局”を標榜している勢力も、政治の中身は、古い自民党政治です。

公明党は、これまで「予算に反対する野党には実績はない」と反共攻撃をしてきましたが、いまになって「野党時代、与党時代、立場が変わっても」「公明党だから」とごまかして、自分の「実績」宣伝をしています。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

写真:力をこめ訴える堀内照文兵庫選挙区予定候補

堀内氏第一声、市田氏第一声

日本共産党は、堀内照文兵庫選挙区候補の第一声を6月24日午前9時から元町駅東口で、市田忠義書記局長・比例候補の第一声を午後6時から神戸大丸前で行います。
また、27日にも堀内、市田両候補そろっての街頭演説を▽山陽電鉄姫路駅前/午後2時30分~3時20分▽阪神尼崎駅北/午後4時20分~5時15分―に行う計画です。 ←予定が変わりました。
いずれも予定ですので直近のビラなどでお確かめの上、ご参加を。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

写真:市田忠義書記局長・比例予定候補

加古川市議選 日本共産党3新人全員当選

加古川市議選は六月十三日、投開票が行われ、日本共産党の高木えり氏(35)が十三位、岸本たてき氏(55)が二十四位、井上つなお氏(41)が二十九位で当選しました。

三候補の得票合計は七千六百三十七票、得票率7・37%でした(投票率49・56%)。
これは、前回(定数三十三に立候補三十六人、投票率50・86%)に得票で千五百二十二票、得票率で1・38ポイント及ばず、昨年の総選挙比例票(投票率66・66%)にも千三百三十八票及びませんでした。

しかし、前回より二減の定数三十一に対し、前回より三人多い三十九人が立候補した多数激戦の中で、日本共産党が現有全議席の新旧交代に挑戦し、全員当選を果たしたのは画期的です。

当選した高木、岸本、井上の三氏は、国保料一世帯一万円引き下げ、中学校給食全校実施、中学校卒業まで医療費無料化、医師を確保し市民病院存続、住宅リフォーム制度復活、西部・北部地域での「かこバス」運行、神鋼のばいじん対策強化、など、選挙戦で掲げた公約を、議案提案権も活用し、市民と力を合わせて実現しようと決意を新たにしています。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)


岸本たてき氏(55)=新
一九五五年生まれ。県立東播工業高校土木科卒業後、志方町役場、合併後は加古川市役所に勤務し、ことし三月に退職。現在、党市政対策部長。









井上つなお氏(41)=新
一九六八年生まれ。県立東播工業高校機械科、修成建設専門学校卒。井上建設・コウショウホームに勤務。全商連青年部協議会副議長など歴任。現在、加古川加古民主商工会副会長。党市生活・福祉対策部長。








高木えり氏(35)=新
一九七五年生まれ。県立農業高校園芸科卒業後、日本毛織で働きながら兵庫女子短大生活科学科を卒業。現在、党市女性・青年雇用対策部長。

観感楽学

いよいよ参議院選挙が始まります▼定数二の兵庫選挙区には堀内照文さんが挑戦します。三十七歳の若き誠実な素晴らしい候補者です▼神戸大学四年生の時、阪神・淡路大震災に遭遇。相次ぐ孤独死を目の当たりにして、「震災で助かったいのちが、なぜ…」と感じた怒りが、政治活動の原点。だからこそ、いのちを大切にする政治、憲法九条を守り、基地のない平和な日本を実現したい―この堀内さんの決意にこたえ、私たちも、日本共産党の躍進を、堀内さんを兵庫から国会へと頑張らなくては▼国民の強い批判を受け、わずか九カ月で辞任した鳩山氏、後継の菅首相は、何の反省もなく、普天間基地問題では、沖縄の人びとの願いより「日米合意」を優先、「海兵隊を含む在日米軍の抑止力は安全保障上の観点から極めて重要だ」と開き直っています。政治とカネの問題でも、何一つ国民への説明責任を果たそうとしていません▼総選挙公約を裏切り、国民の期待に背を向けた民主党に、参議院選挙では厳しい審判を下したい▼アメリカ合衆国政府にも、財界・大企業にもはっきりモノを言って、国民の暮らし、いのちを守る政治へ前進させましょう。(た)
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

民青地区再建 新地区委員長の熱い思い(2)

仲間たちの行動力に励まされ
西神戸地区委員長 山本哲也さん

三年前の春、学生班は仲間を増やし、地域班も班会を定例化するなど着実に前進し、地区再建もできるかなと思っていた時、仲間の一人が問題行動を起こしました。こういう青年を受け入れるのか、どう付き合えばいいのか、葛藤がありました。しかし、いろんな青年の居場所が必要、民青同盟がそんな困難を抱える青年の居場所、よりどころになりたい、との思いがみんなに広がりました。

学生班が班会を開けず悩んでいると聞いた地域班の仲間が、須磨から明石まで出かけて、班会に出られない学生を訪問して励ますなどの連帯が自然とできてきて、この仲間たちとなら地区委員会を再建できるとの思いを強くしました。

垂水区・西区の合同地域班「いかなGO班」が、地域の特産品に注目して「イカナゴバーガー」を実際につくってしまうなど、行動力のある青年が多い地域です。

今後の課題は、高校生班の再建です。ことし三月に最後の高校生同盟員が卒業して、高校生が一人もいない地区になってしまいました。

しかし、私も含め、再建した地区委員会の役員五人のうち四人が高校生の時から民青同盟で活動、そして今も元気に活動の中心を担っています。民青同盟の未来にとって高校生同盟員は宝です。

一方、第三学区は兵庫県の高校学区の中でももっとも競争が激しい学区です。制服で差別されてしまうような雰囲気の中、高校生自身にとっても、人生への展望を見つけていくために民青同盟が必要だと思います。

民青同盟は、高校生も働いている青年もいっしょに語り合え、お互いの状況や生き方を知り、また、社会の仕組みも学んで、この困難を乗り越え、社会を変えていく展望をつかめる、かけがえのない場だと思います。ひとりでも多くの青年を民青同盟に迎えていきたいと思います。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

民青地区再建 新地区委員長の熱い思い(1)

しんどい思いも笑顔キラリ☆へ
尼崎地区委員長 福島千尋さん

民青同盟の全国大会で地区再建の方針が出た時から「尼崎」の名前があがっていて、ちょうどそのころ私は県委員になりました。

しかし、なかなか班会が開けず、「班の体勢を立て直す方が先では」との意見も出、再建の話はだんだん出なくなってしまいました。

二年前、改めて地区再建の具体化を相談しようと地域協議会を開き、全国地区委員会活動交流会パンフを読み合わせて学習することから始め、「尼☆キラリ」という取り組みを月一回、行なうことにしました。「動物園に行ってみたい」「青年ユニオンのことを知りたい」「なべ会をしよう」などみんなの要求に沿って企画。青年大集会に向けて志位さんの国会質問DVDを見るなど学習も行いました。

その中で、それぞれの仕事の大変さなどを語り合えるようになりました。

尼崎の民青同盟は、働く青年、しかも、求職中の人、非正規の人が多くいます。「給料が三カ月遅れている」「仕事が見つからない」「子育ての不安を聞いてもらえる場がない」―民青ってそんなしんどい話を聞いてもらえる大切な場所なんだと分かってきました。「班会に来れない仲間も、きっと同じ思いのはず、そんな仲間こそ悩みを一人で抱えているのでは?」「班の活動を支える地区委員会を再建して、みんなが話せる場所をつくろう」との思いが広がりました。

日本共産党の尼崎地区委員会の人たちも、私たちの話に耳を傾け、青年の居場所としての民青同盟のかけがえのなさ、地区再建の大切さを私たちに気付かせ、背中を押してくれました。

私自身も仕事で壁にぶつかったり、しんどい思いを自分で抱え込んでいました。それが、この間の取り組みの中で話せるようになり、とても楽になりました。
疲れた顔でやってきた仲間が笑顔で帰れる、そんな場―「笑顔キラリ☆あまがさき」を仲間たちとつくっていきます。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

感覚でみる世界(1)

感覚はどこで作られる?
野村哲男

人は、脳で感覚を作っている。こう言えば、観念論かと、反発する人がいるかもしれない。しかし、唯物論で説明できることなのだ。

人は、光や音などの刺激を目や耳などの感覚器官で受け、脳でその情報を補正し、感覚として感じている。補正は、二つの無意識の作用によって行われる。

一つは、情報から特徴を抽出し、情報の要点だけを取捨選択する作用だ。例えば、図を見てほしい。左右の灰色は、違う明るさに見えるだろう。しかし灰色は、同じ明るさである。灰色の明るさの違いは、背景色との違いを際立って感じさせるために脳が補正し、作られたのだ。

補正のもう一つは、得た情報を意識や過去の経験と照合し、外界の情報を解釈して、感覚内容に新たな情報や制限を与えるという作用だ。梅干しを見るだけで、口の中が酸っぱくなったという体験はないだろうか? 「梅干し=酸っぱい」という経験が、酸味を感じさせたのだ。また、ストレスを感じながら食物を食べると味を感じない事があるが、ストレスに対応するために味覚に制限がかかったのである。

このように私たちの脳は、あえて物理的に正しく感じず、目や耳などの感覚器官からの情報を無意識に補正し、感覚を作ることで、外界をより的確に感じている。

感覚の補正は、生活環境や年齢によって大きく変わる。そのような感覚の違いを、客観的に示すことは難しく、自然科学的なアプローチは多くされてこなかった。

そのため感覚は、しばしば、事物の存在は心によって説明できるという、観念論のよりどころとされてきた。唯物論者は、脳の産物であると反論したが、当時の科学では証明は難しかった。現在、科学の進展により、感覚が脳で作られることが明らかとなり、どの部位が関与しているのかでさえ判明しつつある。まさに、唯物論者の断じた結果となっている。
そのような研究は、モノ作りなどに応用され、人々の生活を豊かで安全・安心に変える原動力となっている。

著者紹介:のむら・てつお=大学院において色覚特性に配慮した工業デザインの研究を行い、国際学会で発表。現在も医療法人で介護やシステム保守管理業務に従事しながら、研究を続けています。

写真:なんでもフェスタIVで発表する筆者(4月24日)




(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

三田市後援会:大津後援会に学び参院選勝利へ活動広げよう

参議院選挙が迫る六月八日、日本共産党三田市後援会は、西中孝男地区委員長と姫路市大津後援会の安積弘允事務局長を講師に、選挙戦での後援会の果たす役割と、日常的に楽しく、幅広い後援会活動を学びました。

西中委員長は、情勢の特徴とそれにこたえ政治を前へすすめる日本共産党と後援会の活動の重要性を訴えました。

安積氏は、①カラオケ喫茶、新年会、初日の出、花見、バーベキューなど楽しい行事②後援会ニュースを定期的に(毎月)発行する③地域や会員の要求を実現する―の三点の取り組みをすすめることで、担当地域の12%の世帯にニュースを読んでもらっている、大津後援会の活動を紹介しました。

三田後援会は、今回の学習を活かして後援会を発展させ、必ず参議院選挙で勝利したいと決意を新たにしています。(同後援会・大沢行忠)
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

中央区革新懇:派遣労働者の実態とたたかいに学ぶ

神戸市の中央区革新懇は六月十一日、総会を開き、今秋の結成二十五周年に向けた記念事業や、敬老パス無料復活はじめ当面の要求運動など、今年度の方針を決めました。

総会に併せ、「労働者派遣法の抜本改正を」をテーマに講演会も開かれ、郵産労神戸中央支部の成山大志氏が職場の実態、非正規労働者の生活実態を詳しく報告。また、日本共産党の神戸市議選中央区予定候補の大前まさひろ氏も、神戸中央郵便局で期間雇用社員として働く中で、郵産労に出会い、非正規労働者の権利を守るためのたたかいに立ち上がった経験を報告し、参加者に感銘を与えました。(同革新懇事務局長・漁島国弘)
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

ひなたぽっころりん(447)


(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

宝塚医療生協 NPT参加報告と憲法学習会

「いっしょに政治を変えよう」渡辺治一橋大学教授が講演

宝塚医療生活協同組合が核不拡散条約(NPT)再検討会議参加報告と学習講演の集会を6月12日、宝塚市西公民館でひらきました。組合員や市民ら約80人が参加しました。

兵庫県代表団の1人としてニューヨーク国連本部へ署名を届けた宝塚医療生協職員の市居美帆さんが、核兵器廃絶を求めて集まった世界各国の人たちとの交流を報告しました。

そして「8月の原水爆禁止世界大会へむけて、より多くの核廃絶署名を集めたい」と述べました。

「九条の会」事務局の1人で、一橋大学教授の渡辺治さんが「憲法9条・25条が輝く社会を」と題して記念講演をおこないました。

渡辺教授は、民主党の07年と09年の選挙用マニュフェストや、沖縄県民向けに08年発表した「沖縄ビジョン」を示し、憲法をはじめ、沖縄普天間基地、医療、構造改革などの問題で、民主党が、世論動向をみながら選挙目当てに、政策を転換してきた経過を説明。

沖縄県民に「普天間基地の国外移転をめざす」と約束しながら、アメリカと財界の圧力で変質した鳩山前政権と、普天間基地問題に口を閉ざしたままの菅内閣の姿勢を指摘しました。

渡辺教授は「9条の会をもっと大きくし、憲法改悪を阻止しよう。25条は守るだけでは実現しない。貧困・非正規労働の問題は政治や法律を変えないと実現しない。私たちの代表を国会へ送ろう」と呼びかけました。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

写真:「平和と福祉の日本をつくろう」と語る渡辺治教授

NTT雇用継続裁判控訴審 第5回弁論

高年法違反は明らか

法律に基づき、希望する高齢者への雇用継続を求める、NTT西日本雇用継続裁判の第5回控訴審弁論が6月8日、大阪高裁第13民事部(紙浦健二裁判長)でひらかれました。

前回弁論で、裁判所は「慰謝料を請求するのかどうか。またその額について5月17日までに書面で提出するように」と指摘しました。

このため原告側は、準備書面5で、慰謝料500万円の請求と、キャリアスタッフ制度(最長65歳までの雇用継続)廃止経緯を明らかにしない被告NTTに対する調査嘱託を裁判所に申し立てました。

裁判所は6月1日の進行協議で双方の主張を整理。原告側は①キャリアスタッフ制度廃止無効の地位確認と賃金を請求②高齢者雇用制度のないNTTは高年法違反であり、地位確認と賃金を請求③地位確認が認められなくともNTTの制度は高年法に反しており、賃金相当の損害賠償請求を主張しています。

この日の弁論で、裁判所はNTTに、キャリアスタッフ制度はいつ、どのような手続きで廃止したのか、7月16日までに準備書面を提出するよう申し渡しました。原告主張の調査嘱託についてはNTTの書面提出を待って決めるとしています。

NTTは「雇用形態選択の自由は保障され多くの社員が自らの意思で退職再雇用を選んだ」との準備書面4を提出しました。

次回控訴審弁論は7月22日(木)14時、大阪高裁73号法廷でひらかれます。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

2010年6月16日水曜日

尼崎市医師会の高原周治会長が「赤旗」に登場

「しんぶん赤旗」の連載「発見 日本共産党」に尼崎市医師会の高原周治会長が登場しました。6月16日付(3面)です。

2010年6月15日火曜日

口蹄疫対策、カドミウム問題で堀内氏と県議団が申し入れ

収束に向かっているかと思われた口蹄疫が、宮崎県都城市で新たに見つかったことが報道された6月10日朝、日本共産党の堀内照文兵庫国政委員長(参院選挙区予定候補)と県会議員団(ねりき恵子団長)は、「県内農業を守るための申し入れ---口蹄疫対策およびカドミウム問題について---」全文はこちらを県知事に申し入れました。

堀内氏は口蹄疫対策について、「宮崎牛も元をたどれば兵庫の牛になると聞く。いわば全国のブランド牛の始祖ともいえる牛を万が一失うことがあっては、その損失は計り知れない。兵庫県の役割は重要だ」と指摘し、抜本的な対策強化を求めました。

また、カドミウム問題については「原因企業がはっきりしており、通常でも経営が大変な農家にこれ以上負担をかけてはならない」として、国・県・原因企業の負担による対策が当然だと強調しました。

また、杉本ちさと県会議員も、「稲のカドミウム給水を抑制する湛水栽培が始まったが、必要な機材もないし、負担が大きいので続けられないとの声が出ている。支援が必要」と求めました。

応対した谷口進一農政環境部長は、「口蹄疫の問題では引き続き防疫に全力をあげつつ、他府県とも連携し、不十分な点を補うこととしている。カドミウム問題でも地元の痛みはわかっているつもりだが、今日の申し入れも検討し、対応を進めていく」と答えました。

写真:申し入れ書を手渡す(右から)杉本ちさと・新町みちよ・ねりき恵子県議、堀内照文兵庫国政委員長、星原さちよ県議

この記事はWeb版のみの掲載です。
申し入れ文全文は「政策・提言」ページに掲載しました。

2010年6月13日日曜日

日本共産党市田・堀内事務所びらき


参議院選挙 日本共産党の躍進で
国民の願い実現、国会で必ず

日本共産党の「市田忠義・堀内照文事務所びらき」が六月三日、神戸市兵庫区新開地商店街に面する同事務所で行われ二百人が参加。参議院選挙での日本共産党の躍進・兵庫から堀内氏を国会に送ろうと弾みをつけました。

事務所びらきであいさつに立った堀内照文参院兵庫選挙区予定候補は、前日の鳩山首相辞任表明について、「国民の切実な声に耳をかたむけてこなかったからこそやめざるを得なかった。昨年の総選挙以来、国民が体験したことは、財界・大企業やアメリカにモノが言えない政治ではだめだということだ」と批判。
「財界、大企業にも、アメリカにも、きちんとモノを言う政治の実現が待たれている」「それができるのは、民主党政権をになってきた諸政党でも、自公でもなく、看板だけ新しいけれども構造改革など古い政治をかかげる“新党”勢力でもない。打開の道は、やはり参議院選挙で日本共産党を伸ばすこと。私を、ぜひ国会へ送ってほしい」と訴えました。
さらに、雇用、経済、福祉の立て直し、普天間基地無条件撤去など国民の切実な思いを「実現させる仕事を国会で果たさせてほしい」と勝ち抜く決意を力強く表明しました。
比例予定候補の市田忠義書記局長もメッセージ(別項)で躍進への決意を述べ支援を訴えました。
また、岡正信県委員長、森原健一県後援会会長らが必勝を訴え、女性、業者、労働、青年の各分野の後援会代表が激励のあいさつを送りました。
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)


市田忠義書記局長・参院議員・比例予定候補のメッセージ(大要)

いよいよ参議院選挙の公示が迫っています。投票日まで一直線。私は全国と近畿をかけめぐり勝利へ全力をあげます。兵庫の皆さんのご支援をお願いします。
昨日六月二日、鳩山首相が辞任を表明しました。これは、何よりも普天間問題、後期高齢者医療制度、労働者派遣法の改正問題などで重大な公約違反を繰り返し、政治と金の問題になんら説明責任を果たさないなど、国民の怒りに包囲された結果です。
どの問題でも、首相個人だけの責任ではありません。民主党政権全体の共同責任が問われます。首相の顔だけ変えても、政治は変わりません。
首相辞任をめぐり、アメリカいいなり、財界中心という政治のゆがみを正すことが、日本政治の大問題であることがいっそう明らかになりました。
日本共産党は、アメリカにも、財界にも、事実と道理をもって堂々とモノを言い、政治を動かすために行動してきた政党です。普天間基地についても、米国政府に、「無条件撤去しか解決の道はない」と直接伝えてきました。日本共産党が伸びてこそ、日本の政治の希望ある明日が開けます。
今回の参議院選挙ほど、日本共産党の値打ちを語りやすい選挙はありません。躍進の大チャンスです。
比例代表は全国は一つ。六百五十万票、五議席を実現し、私を三たび国会に押し上げてください。
兵庫選挙区は安武ひろ子さん、大沢たつみさんとかつて議席を持っていた輝かしい伝統をもつ選挙区です。それを引き継ぎ、県民の願いにこたえて政治を動かす、堀内照文さんを、必ず皆さんの代表として国会に送り出していただきたい。
「民主にがっかり、自民はこりごり」の声が広がっています。兵庫選挙区は定数二。二つともこんな勢力に渡すわけにはいきません。名前は新しいが政治の中身は古い、新党も同様です。
一日一日が勝敗を分けます。参議院選挙で必ず躍進を果たすため、ともに全力をあげましょう。(文責編集部)
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

日本共産党市田忠義・堀内照文事務所
〒652-0811 神戸市兵庫区新開地3丁目4-20
(党県委員会1階)
☎ 078-577-0447 FAX 078-577-9645

写真:堀内照文参院兵庫選挙区予定候補
写真:事務所びらきにつめかけた200人の人びと

観感楽学

五月末の深夜、読売テレビのドキュメント「償いのカタチ」(五十五分番組)を見ました▼内容は、殺人事件についての裁判の判決があり確定された後の現実を、加害者の“逃げ得”と被害者の“苦悩”として描き、日本の裁判制度、犯罪被害者の救済・支援制度の不完全さを告発したもの▼裁判所で判決が下され、確定された結果、直ちに実行されるのは、加害者に対する懲役何年という実刑判決だけ▼実刑以外に加害者に対し、被害者家族への損害賠償を命じる判決があるのがほとんどですが、加害者に補償能力がない(故意に所得・資産を隠す悪質な場合もあります)とか、加害者が行方不明などから、被害者やその家族に賠償金が支払われるのは約二〇%に過ぎません▼家族を失い精神的に深刻な苦痛をうけた上に、裁判で得たはずの賠償金の支払いも受けられず、生活するという人権すら守ってもらえない被害者家族の“苦悩”する姿、被害者が凶刃に倒れた現場で命日に花を供える家族の後ろ姿が涙を誘います▼犯罪被害者にたいする国家補償や精神的なケアの充実などが急がれます。(T)
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

つぎつぎ再建 民青同盟地区委員会

わいわい交流 適度に学習 さっくり実現
個性輝くみんなでつくる西神戸

日本民主青年同盟の地区委員会再建が相次いでいます。六月五日には西神戸地区委員会が再建されました。県内では東神戸、北阪神、そして五月三十日に再建した尼崎に続き、四つめの民青地区委員会となりました。

五日の同地区再建代表者会議には、神戸西地域の民青同盟の県委員や班員ら八人が参加。民青県委員会、同北阪神地区委員会からもオブザーバー出席があり、日本共産党の大椙鉄夫神戸西地区委員長、赤田かつのり青年学生部長らが来賓として招かれました。
会議では、冒頭に大椙党地区委員長が「民青地区委員会は青年の民主的結集を地域に広げる要だと、党としても再建へ援助してきました。今日の再建に立ち会え、喜びを感じています」とあいさつ。

続いて、神戸西地域担当の民青県委員の山本哲也さんが決議案にもとづいて報告をおこないました。班会議を大切に、交流や学習をすすめ、雇用や学費、平和などの運動を広げていこうと提起。また、自分たちの要求を実現させるためにも、当面の参議院選挙、来春のいっせい地方選挙での日本共産党の躍進・勝利をめざして、やりたいこと、できることから計画していこうと呼びかけました。

全体討論では、「参議院選挙で共産党の人にがんばってほしい。とくに、雇用問題を解決してほしい。ぼくもずっと仕事を探していて苦労していた。悲惨な派遣労働者の実態を変え、正社員があたりまえの社会にしたい」「うちは、兄弟が多くて、学費を払うのがたいへん。京都にいた時は、学費ゼロネットがさかんだった。神戸でもぜひ、学費ゼロネットを立ち上げたい」など、選挙や運動を広げたいと思いを出し合い、一人ひとりとのつながりと班会議を大切にしながら、仲間を広げていきたいとの思いも交流しました。

みんなの思いをつないだスローガンは、「わいわい交流 適度に学習 さっくり実現 個性輝くみんなでつくる西神戸」に決定。決議案とあわせて全員で確認しました。五人の新しい地区委員を選出し、地区委員長には山本哲也さんが選ばれました。
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

定時定点で顔見知りも増え、対話広がる

党と民青同盟の阪急六甲駅前宣伝

日本共産党灘区委員会と県委員会、民青同盟東神戸地区委員会、県委員会などのメンバーでおこなっている毎週定例の阪急六甲駅前宣伝は、六月四日で八回目を迎えました。

学生向けの学費値下げ署名を集めることを入り口にしながら、学生の切実な実態や、中高生の思いや疑問も寄せられ、いまの政治の話でももりあがる宣伝に発展しています。
高い学費、親も学生も苦しい
高校から奨学金を受けている大学四年生は、「大学を卒業するときに、三百四十万円もの借金があるなんておかしいと思う」と話しました。仕送りは家賃にあて、「週五日はアルバイト。二カ所をかけもちしながら、生活費を稼いでいた」と話し、一言欄には、「親の世代の収入が減る中、学生の私たちの生活も非常に苦しいです。一人の子どもにかかる教育費が上がる一方では、少子化も進むばかりです。なんとかしてください」と書きました。

留学生も「学費は、高い。もっと安くしてほしい」と署名に応じ、普天間問題や核兵器も話題になり、「鳩山さんは、頼りなかった。もっとどう解決するのか明確にすべき」と話しました。民青同盟員らが、「無条件撤去しかない」「そのためにアメリカに堂々とモノをいうことが必要」と日本共産党の取り組みや主張を紹介すると、「そうですね」とうなづきました。アンケートでは「『資本論』を勉強したい」に〇印をつけたその留学生に、学生たちの「資本論講座」を紹介すると、「興味ある」と連絡先も教えてくれました。
宣伝をくりかえしていくと、だんだん顔みしりになる人も増え、「がんばって~」と声をかけてくれる人も出てきました。宣伝をおこなっているメンバーは、少しづつ宣伝物をバージョンアップさせながらさらに、続けていきたいと話し合っています。
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

写真:阪急六甲駅前宣伝には、日本共産党の灘区市議候補の味口としゆき氏(写真中央)も参加

堀内照文のフレッシュエッセイ(6月)

本当に政治変えるため
  今、さらに力尽くします

鳩山首相が辞意表明をしました。記者会見要旨をペーパーで読んで目を疑いました。曰く「国民が聞く耳をもたなくなった」。国民の声に対して聞く耳をもたなかったのは、鳩山さんと民主党の方ではないか!本当に許せません。

また鳩山首相や小沢一郎幹事長などの辞任で済む問題ではありません。菅新首相によれば、「政治とカネ」と普天間基地の二つの「重荷」がとり除かれたというのですが、鳩山氏も小沢氏も真相を何も語らずじまいです。「小沢さんにおとなしくしてもらう」とは、“脱小沢”どころか、まさに臭いものにフタです。普天間の問題では、オバマ米大統領との電話会談で「日米合意を踏まえる」と表明。これでは何も変わりません。もはや民主党全体が国民との間で抜き差しならない矛盾を抱え、ゆきづまっているのです。

昨夏の「政権交代」劇から九カ月…。国民が体験したのは、本当に政治を変えようと思ったら、財界・大企業にモノがいえる政治、アメリカにモノがいえる政治が必要だということではないでしょうか。

派遣法の改正が、「労使ぎりぎりの交渉の中身」だとして抜け穴だらけの法案になったのも、財界にきっぱりモノがいえない政治の結果です。後期高齢者医療制度の廃止や障害者自立支援法の撤廃などが不十分なのも、社会保険料負担の軽減の思惑から福祉切り捨ての大号令をかけた財界にモノがいえないからです。日本経団連が法人税減税と消費税増税を打ち出すと、すぐさま政権内から同様の声があがる…。

普天間基地問題ではアメリカにモノがいえない政治の末路が象徴的に示されました。

政治を変えてほしいという国民の願いの実現には、財界にもアメリカにもモノが言える政治の実現しか道はありません。その道を切り開く確かな力になるのは参院選挙での日本共産党の前進です。いよいよこのことが明らかになった今、さらに力を尽くして頑張ります。
ところでこの日は、実は息子との選挙前最後の休日だったのです。この間、土日に休めるはずもなく、まともに一緒に遊んであげられなかったので、この日は、息子のリクエストで奈良まで大仏を見に行く予定でした。

ところが、電車に乗ろうとしたその矢先に、事務所から一報。ついで、新聞社から取材…。奈良まで行くわけにはいかなくなってしまいました。息子には、兵庫大仏でがまんしてもらい、緊急宣伝にも付き合わせ、その後急いで下の息子を保育所に迎えにいくというあわただしい一日となりました。
(兵庫国政委員長)
※今回は一週早く掲載
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

ひとこまマンガ



間 康成

第54回兵庫県母親大会 神戸市西区で開催

「みんなの力を結集し、憲法の灯をくらしの中に輝かせましょう。そして誰もが安心してくらせる社会をつくりましょう」—第54回兵庫県母親大会(実行委員会主催)が6月6日、神戸市西区の神戸流通科学大学でひらかれ、県下各地から約900人が参加しました。

午前中の分科会は、雇用、地球温暖化、平和、くらし・医療、子育てなどの問題で話し合われました。また青空のもと、近隣史跡の見学分科会もおこなわれました。

大学ホールでひらかれた全体会は満席で、立ち見や通路に座る人もいました。打楽器アンサンブル「たんと・マレット」の演奏で開幕。上野邦子実行委員長は「アメリカにはっきりものを言う政党でないと、日本の未来はないと国民もわかってきた。母親大会は自由闊達に話し合ういい機会」と挨拶しました。

「反貧困は平和運動と直結」宇都宮健児弁護士が講演

反貧困ネットワーク代表、年越し派遣村名誉村長で、ことし3月日弁連会長に就任した宇都宮健児弁護士が「人間らしい生活の再生をもとめて」と題して記念講演をしました。30年前からサラ金問題にとりくんできた宇都宮弁護士は、その延長線上にある貧困問題を現在、日弁連の最重点課題にしていると説明。「普通に働けば生活できる政策が必要。そのためには声をあげなければならない」と述べ、日本のアジア侵略戦争の背景にあった貧困を例にあげ「反貧困は平和運動とつながっている。貧困をなくすことが平和を確かなものにする」と強調しました。




(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

写真上:運動交流でとりくみを報告する新婦人兵庫県本部や兵庫教組女性部、西神ニュータウン9条の会ほか
写真下:記念講演で反貧困の運動を語る宇都宮健児弁護士

核廃絶署名50万筆めざし兵庫県原水協第1回理事会(総会)

原水爆禁止兵庫県協議会(代表理事=津川知久兵庫労連議長ほか)の10年度第1回理事会(総会)が6月5日、兵庫区勤労市民センターでひらかれ、地域・団体代表ら約80人が参加しました。

午前中の学習会は、土田弥生日本原水協事務局次長が「核不拡散条約(NPT)再検討会議の成果と課題」と題し、核兵器廃絶へカジを切る世界の大きな流れを紹介しました。

総会では、運動方針として①「核兵器のない世界を」署名改訂版の県目標50万筆達成をめざし、今秋の国連総会に提出する。日本政府を核兵器廃絶の立場に立たせるための積極的世論づくり②全自治体で平和行進実施。日本海コース、太平洋コースへ最大規模の参加者を組織③原水爆禁止世界大会に県代表300人目標④非核「神戸方式」決議35周年集会記録集の活用⑤原爆症認定制度の抜本的改善求め新たな提訴—などを確認しました。

討論では各地・団体から—「高校前や地域で集中した署名行動をおこない、署名10万目標に対し、6万2千筆を突破。子育てママも街頭署名行動に参加した。県支部から10人が国連へ行った。姉妹都市に被爆写真を届けている」(新婦人県本部)

「県下から11人が国連へ。4万5千目標に対し3万5千筆を集めた。8月の世界大会へむけて、あと1万筆積みあげたい」(民医連)

—などの発言・報告がありました。
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

写真:討論では各団体、各地から報告がありました

トムソン正社員化闘争原告支える会の準備会結成 物心両面で裁判支援

トムソン正社員化闘争の原告を支える会の準備会結成集会が6月4日、神戸市勤労会館でひらかれ、約50人が参加しました。

日本トムソン姫路工場の派遣社員9人が昨年3月、期日前の雇い止め通告を違法と申し立て、労働局の是正指導により直接雇用を実現。しかし半年の有期雇用だったため、正社員化を求め裁判をたたかっています。

神戸地裁姫路支部での裁判は、これから証人尋問に入りますが、原告たちは失業保険給付も切れ、生活難に追い込まれています。

この日結成された支える会は、原告たちのたたかいを物心両面で支援しようと県下の労働団体、民主団体代表ら42人が呼びかけ人になっています。代表世話人は津川知久兵庫労連議長です。

裁判経過報告で吉田竜一弁護士は、裁判闘争と労働者派遣法改正要求運動を、車の両輪としてやり抜く重要性を強調。いっそうの裁判支援を訴えました。

申し合わせ事項として、カンパ活動、物品販売などのとりくみが提起されました。

原告のひとり川井雅広さんが挨拶。組合の提案する話し合いに会社がまったく応じない状況を説明し「正社員化へ全力でたたかう」と決意を述べました。
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

写真:裁判の経過と今後について説明する吉田竜一弁護士

いじめ、パワハラ増加 兵庫民法協全国一斉労働ホットライン

兵庫県民主法律協会の全国一斉労働ホットラインが6月5日、中神戸法律事務所に電話2台を置いて開設、6時間で19件の相談が寄せられました。

相談者は女性10人、男性8人、不明1人。年齢では40代と50代が最多です。

弁護士9人が対応しました。2時間担当した西田雅年弁護士は「いじめ、パワハラの問題が増えている。わずかな手当で長時間働き、身体を壊している中間管理職からの相談もある」と語ります。

相談内容は「時給900円の条件で働きだしたが、8年経っても880円」(女・居酒屋)、「会社都合で解雇されたが『助成金の関係から自己都合にしてほしい』と言われた」(男・ゴム加工)、「小さなミスを罵倒され、ボールペンを投げられた」(女・福祉施設)、「休日出勤手当と残業手当が未払い。就業規則を見たことがない」(男・駐車場)などでした。
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

写真:相談に対応する弁護士たち

武庫川の自然を護る運動12年 兵庫労山「ダム中止」勝利集会

兵庫県勤労者山岳連盟(喜多伸介会長)は、環境月間第1日曜の6月6日、第13回武庫川清掃を実施しました。

武庫川流域の自然を破壊するダム建設反対運動の一環としてとりくんできたもので、318人が参加し、ゴミ518㌔を回収しました。

JR名塩駅から武田尾と、道場駅から武田尾の2コースに分かれて清掃をおこないました。集結地の武田尾で集会をひらき、「ふるさとの自然を護り育てよう」のアピールを採択しました。

今回の集会は、12年間におよぶ武庫川ダム建設反対運動で勝ちとった「県の新規ダム建設計画なし」の勝利報告会を兼ねました。

しかし、建設計画の完全白紙撤回へ、県の動きを注視しつづける必要があること、自然を愛する者が武庫川流域の人と自然にどうかかわっていくべきか、などが今後の課題にあげられています。

兵庫労山主催の武庫川清掃活動は、今後も実施します。当面、集会はひらかず、清掃活動だけをつづける計画です。
(「兵庫民報」2010年6月13日付掲載)

写真:武田尾でひらかれた武庫川ダム中止報告集会

2010年6月6日日曜日

共感広げる日本共産党の経済提言

「我われの業界も自民党支持だったがダメでした。共産党の提言本当にそのとおり」


日本共産党兵庫県委員会が「経済懇談会」を五月三十日、神戸市勤労会館で開催し、三十数人が参加しました。堀内照文兵庫国政委員長の主催者あいさつの後、吉井英勝衆院議員が日本共産党の“成長戦略”「五つの提言」について報告し、懇談しました。

堀内氏はあいさつの中で、この間、経済のほか、子育て、農業など各分野の政策・提言をもって様ざまな団体を訪問した経験を報告。急きょ訪問した団体も含め、ほとんどの団体で「そのとおり」と、対話が弾んだことを紹介しました。

吉井議員は、銀行がその役割を変質させ投機に走り、原材料高騰など中小企業を脅かし、破綻のツケが実態経済にまで及んでいる現状の背景に大企業優先の経済政策、規制緩和路線など政治のゆがみと、日米安保条約をてこにした米国の要求への追随があると告発しました。

その上で、「貿易黒字や内部留保を国内に還元し、所得再配分をおこなって内需の強化を」「大企業の横暴な中小企業いじめ、地域社会破壊を許さないルールづくりを」「環境、福祉、暮らし密着型の中小企業の発展こそ日本経済を土台から立て直す」など日本共産党の提言を紹介。参院選で大企業にも米国にもモノが言える唯一の政党・日本共産党を躍進させ、中小企業と地域経済、日本経済を再生する政治へ変えようと訴えました。

参加者からも「中小企業支援へ県条例の制定をめざす運動にも取り組みたい」「社会保障削減が国民の将来不安を広げ、慢性的な需要不足の原因となっている。経済再生のためにも社会保障充実が必要だ」「大企業呼び込み方式は地元に利益を生み出していない」などの意見や実態が語られました。
また、今回のような懇談会に初めて参加した、自動車販売関連の業界団体役員も務める男性は、「政府はエコカー減税で大手メーカーには手厚いが、我われ中小企業・業者は大変です」と述べ、吉井議員の報告の中で、大企業の内部留保を取り崩して中小企業にまわすという提言について「本当にそのとおり」と共感を表明。「我われの業界もこれまで自民党を支持してきたけどダメでした。ぜひがんばってほしい」と日本共産党への期待を語りました。
(「兵庫民報」2010年6月6日付)
写真:経済懇談会であいさつする堀内氏(左)と吉井議員(右)

日本共産党の文化政策をきくつどい 芸術・文化支える政治へ

日本共産党兵庫県文化後援会が、日本共産党の文化政策をきくつどいを五月三十日、こうべまちづくり会館で開き約五十人が参加しました。

つどいでは、党中央委員会学術文化委員会の辻慎一事務局次長が「文化は豊かな生活のシンボル」と題して講演しました。

辻氏は、音楽、演劇、映画への国民の参加率がヨーロッパの半分程度などの現状の背景に、不安定雇用のため予定が立たずチケットが予約できないなど雇用や暮らしを守るルールが貧弱であり、文化への国の支援が乏しいことがあると指摘。民主党政権は、効率主義に基づき「三年で二分の一まで縮減」との計画まで立て、文化助成予算削減を始めていると批判しました。

一方、日本共産党は、芸術・文化は国民の権利との立場から、芸術家や鑑賞団体などとともに文化への公的支援拡充を追求し、「短期的な経済的効率性を一律に求めるのではなく」と政府に認めさせる(五月十四日・宮本岳志衆院議員への答弁書)、舞台芸術への助成の前払い制実現へ一部改善(同)などの成果もあげていると報告。文化人・芸術団体との共同を広げ、政治を変えようと訴えました。

川崎重工労働者の日野雅春氏のトランペット演奏、兵庫のうたごえ協議会の松本英治会長のNPT再検討会議要請行動への参加報告も行われました。

同後援会からは県下の知識人・文化人・芸術家四十人が執筆したパンフレットも活用して対話と支持を広げることなどが提起されました。
(「兵庫民報」2010年6月6日付)
写真:文化後援会のつどい―正面は講演する辻氏

観感楽学

韓国哨戒艦沈没が北朝鮮によるものという韓国の発表にヒヤリとしました。六月は朝鮮戦争開始から六十年目になりますが、いまだ休戦状態です▼一九五〇年六月二十五日、北朝鮮の軍隊が三十八度線を越えて南下。二十七日、アメリカ海空軍に出動命令。世界戦争への危惧をはらんだ朝鮮戦争の始まりでした▼この年の一月に米軍統合参謀本部議長ブラッドレーが来日し、沖縄と日本の軍事基地強化を声明。六月六日にはマッカーサー元帥が日本共産党中央委員全員の公職追放を指令。アメリカは朝鮮戦争を予期していたのです▼日本は全土が米軍の前進基地となり、神戸港は補給兵站基地となりました。アメリカの艦船が集結。埠頭では港湾労働者が米兵の監視下で働かされます▼アメリカ軍の損害も大きく、マッカサー元帥が朝鮮での核兵器使用を示唆すると、核兵器禁止・ストックホルムアピール署名が世界に広がります▼日本での署名運動は、全面講和運動から原水爆禁止運動へと発展し、六十年安保闘争につながります▼いま、NPT再検討会議で核廃絶が問われ、沖縄の基地問題が日米安保条約の廃棄を提起しています。歴史は新しい段階に進んでいるのです。(TS)
(「兵庫民報」2010年6月6日付)

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