記事を検索

2018年7月15日日曜日

大阪北部地震・西日本豪雨で被災された方々への救援募金にご協力を

神戸市灘区篠原台の土砂災害現場

六月十八日に発生した「大阪北部地震」および七月五日から七日にかけての豪雨災害の犠牲者とご遺族に心からお悔やみ申し上げると共に、被災されたすべての方々にお見舞い申し上げます。
日本共産党は、いずれの災害についてもただちに対策本部を設置し、現地調査・被災者救援の活動をおこなっています。
また、地震災害については、国会および地方議会において、学校施設の総点検を行うよう求め、実施にいたったほか、一部損壊世帯への支援など、被災者生活再建支援法の改正を求めるとともに、当面する課題で自治体の対応を要請しています。
豪雨災害については、土砂の公費除去、避難所環境改善をはじめ、被災世帯の生活再建に向けた支援を求めています。
つきましては、被災者支援のための救援募金を呼びかけます。
何卒、ご協力下さいますよう、よろしくお願いします。

日本共産党兵庫県委員会、同災害・復興対策委員会


振込先(郵便振替)口座番号: 01130‐9‐31116
加入者名:日本共産党兵庫県委員会

*お手数ですが、「通信欄」に「大阪北部地震募金」もしくは「豪雨災害募金」とご記入下さい。ご記入がない場合は、当方で振り分けさせていただきます。

(兵庫民報2018年7月15日付)

記録的豪雨で甚大な被害:兵庫県各地で土砂崩れや浸水

七月五日からの活発な梅雨前線による豪雨で、兵庫県内でも各地で土砂崩れや浸水被害が広がり、二人が死亡、十人が重軽傷、家屋の全壊五棟、半壊四棟、一部損壊十七棟、床上浸水百七棟、床下浸水五百三十一棟の被害(九日十六時現在、兵庫県調べ)となりました。
*
日本共産党兵庫県委員会は、災害・復興対策委員会事務局長の金田峰生氏(国会議員兵庫事務所長)をはじめ、県議、市町議らが被災状況を把握し、救援にあたるとともに、避難所などで被災者を見舞うなどしました。
党兵庫県委員会は七日、豪雨災害対策会議を開き、寄せられている党地区委員会や議員からの情報などをもとに対応などを協議。ひきつづき、議員や党支部とともに、被災者を見舞い、要望などを聞き取り、実現する活動にとりくみます。今後、住民らの要望などをとりまとめ、国会議員団とも連携して、国や自治体へ申し入れる予定です。
*
山下よしき党副委員長(参院議員)からも兵庫県委員会に、連携して被災者救援と復旧に頑張ると、お見舞いと激励の電話がありました。

金田氏、県・市議ら現場や避難所に


篠原台で状況を聞く味口氏(左)と金田氏(右)

八日、灘区篠原台の土砂災害現場へ金田峰生党災害・復興対策委員会事務局長、味口としゆき神戸市議(灘区)らが調査に入りました。この日は、大雨からうってかわった暑い日差しの中、避難されていた地元の方は、片付けや土砂をどける作業に戻っていました。「なんとか水の流れをつくっているけど、自分たちの力では限界です」「一刻もはやく、土砂をなんとかしてください」「排水溝がずれて、排水が道路に流れ出す状況になっており、対応してほしい」と切実な声が寄せられました。
前日から調査に来ていた味口市議は、即座に東部土木建設事務所に連絡していましたが、この日、調査に来ていた灘区長にも、現状を確認し、再度、土砂の撤去を要請。灘区長は、「副市長にも見てもらった。対応できるようにしたい」としました。翌日、県議団を通じて、県砂防課にも、土砂の撤去、排水溝の対応など求めました。
その後、篠原台の住民の方々が避難している神戸市王子スポーツセンターに要望を伺いにいきました。避難されている方からは、「避難所で提供されるアルファ米、クラッカー、水ではなく、食べ物を改善してほしい」「駐車場の料金をなんとかしてほしい。動物園に来るお客さんも使っており、駐車場がいっぱい。なんとかならないか」「暑くなるので、その対策をしてほしい」「布団も薄い毛布のみで、なかなか寝付けない」「間仕切りもほしい」などの要望がだされました。味口議員は、すぐに灘区役所に連絡し、改善を求めました。
*
党県農林漁民部長を兼任する金田氏は九日、姫路市で入江次郎県議と、宍粟市で山下ゆみ市議とともに主に農業の被害状況を調査しました。

(兵庫民報2018年7月15日付)

篠原台土砂撤去実施など改善:党神戸市議団の緊急要望に神戸市


日本共産党神戸市会議員団は九日、久元喜造神戸市長に対し「豪雨災害に対する緊急要望」を行いました。
要望書提出にあたり森本真団長は「被災者のみなさんの一日も早い生活再建のために、とりまとめた要望項目を早急に検討し、実施していただきたい」と要望。各区の議員も、それぞれの地域の問題について調査で聞き取った住民の声を伝え、改善を要望しました。
灘区篠原台の土砂災害について、味口としゆき神戸市議は「神戸市はこれまで篠原台は『私有地』なので土砂撤去はむずかしいとの返答だった。七日に灘区役所に再度要請、八日にも区長に直接要請した。区長は副市長に現場を見てもらい判断を仰ぐとのことだった。日常生活に関わる問題であり、早急に対応をしてほしい」と求めました。
対応した神戸市の山村昭市長室長は、「八日午前中に副市長が、篠原台の現地に出向き、神戸市として土砂撤去をすると判断をして、準備態勢に入りました」と改善を約束。他の要望についても「多くの要望をいただいているが、私有地での対応についても新たな支援策なども含め検討したい」と答えました。

(兵庫民報2018年7月15日付)


豪雨災害に対する緊急要望

2018年7月9日7月

神戸市長 久元喜造様
日本共産党神戸市会議員団団長 森本真

7月5日~8日にかけてのかつてない大雨によって、神戸市内では、半壊、一部損壊、床上床下浸水など建物被害や、100か所をこえる土砂崩れなど、甚大な被害をもたらしています。被災されたみなさんに心からお見舞い申し上げます。
また神戸市におかれては災害警戒本部を設置し、全市防災指令第2号にもとづき対応し、職員は不眠不休で復旧や避難者対策にあたられていることに敬意を表します。
日本共産党神戸市会議員団は、災害状況の調査をおこない、避難をされた被災者をはじめ地域住民からさまざまな要望をお聞きしています。また、被害状況の把握がすすむなかで、被災者支援や二次災害を防ぐための課題もうかびあがってきています。
つきましては、重点要望と各区の要望を緊急にまとめましたので、早急に対処をお願いし、被災されたみなさんの一日も早い生活の再建と営業の不安解消をおこない、安全・安心のまちづくりを推進されることを申し入れます。

【重点要望】
1. 土砂崩れなど被災された家屋、私道を含む道路の復旧を早急におこなうこと

2. 私道、私有地であっても防災上必要な措置に対して自治体独自の支援制度の創設をすること

3. 家屋被害や人的被害がさらに広がらないよう、万全の対策をとること

4. 避難所設置にあたっては、長引く避難生活に対して、避難者の要望に最大限こたえるとともに、被災者の健康にも留意した万全の避難環境となるよう改善すること
 ・備蓄の水、クラッカー、アルファ米などの提供から、栄養価のある食事に切り替えることをはじめ、高齢者、障害者、子どもへの特別な食事の提供をおこなうこと
 ・空調整備、畳床の提供、着替え、入浴など健康や衛生環境に配慮した対応をすること
 ・子育て世代や高齢者の居場所や寝る場所など、実態に見合ったきめこまかい対応をすること
 ・駐車場の利用や費用負担など避難者を支援する対策を講じること

5. 豪雨の影響で、商品の損傷・水没、今後の不作による原材料高騰の懸念など、経営についての不安の声が出ている。相談窓口を設置し、実態を調査して、公的な支援をおこなうこと

6. 災害救助法、激甚災害指定、被災者生活再建支援法など、被災者に対して有効と考えられるあらゆる手段を行使し、迅速に適応するよう、国や兵庫県に申し入れること。今回の災害で得た経験をもとに、上記の法律の改定や運用面の改善を申し入れること

7. 今回の災害による教訓や課題を速やかにまとめ、防災工事、避難所開設と運営のマニュアルの整備、交通渋滞対策、孤立する団地対策、観測所の整備などあらゆる災害予防措置を講じること

金田峰生「災害時にこそ憲法の立場を」

新連載エッセイ1

地震に続いて大雨による被害。犠牲になった方とご遺族にお悔やみを、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
神戸市は当初、崩れた山も、土砂で埋もれた道路も私有地の場合「何もできない」という対応でしたが、党市議団の要請や被災者・市民の声に、「市で除去する」と決断。重要な事です。
避難所では、アルファ米、クラッカー、ビスケットなどと水が支給されますが、やはり副食は必要ですし、温かい食事が欲しい。災害救助法適用にならなくても、自治体独自の判断で実現できるはずです。
災害時にこそ、基本的人権を保障する憲法の立場が必要だと思います。
安倍内閣は、五日に酒宴を開いており、八日になってようやく非常災害対策本部を設置。首相が外遊予定をキャンセルしたのは九日でした。
国会では与党がカジノ法案審議を進めようと躍起です。カジノ担当は国土交通大臣(公明党)でもあります。この期に及んでまだ博打に固執するとは。あまりにおかしすぎます。
災害を止めることはできませんが、被害を最小限に食い止めることは可能です。生活再建支援も強める必要があります。
この間の災害で、災害救助法や被災者生活再建支援法の改正が必要だと痛感しています。
救助・救援に全力をあげると共に、法制度の改定を視野にいれた調査・検討も行いたいと思います。

追伸〉本号から月一回「エッセイ」を載せて頂くことになりました。エッセイというより、活動報告のようなものになりますが、よろしくお願いします。(毎月第三週号に掲載)
(日本共産党国会議員団兵庫事務所長・参院兵庫選挙区予定候補)

(兵庫民報2018年7月15日付)

西元町駅のエレベーター実現:中央区革新懇などの署名運動が実る

大前まさひろ(神戸市議)

阪神電鉄から説明を聞く中央区革新懇のメンバー
(右から2人目:大前まさひろ市議、その右:大野さとみ中央区県政対策委員長)

阪神西元町駅は長年にわたりエレベーターの設置が困難としてバリアフリー化が先送りされてきました。阪神電鉄は「西元町駅は地下なので、配線などがあり、難しい」と言い続けてきました。
しかし、難しいからとそのまま放置するわけにはいかないと中央区革新懇を中心にエレベーター設置を求める署名活動、阪神電鉄・兵庫県・神戸市への要請行動などに取り組んできました。
署名行動では阪神西元町駅での署名行動だけでなく元町商店街にも署名の協力をお願いしました。新日本婦人の会中央支部が元町商店街の会長に署名用紙を持っていくと、「すべての会員に渡します」と快く引き受けてくれました。薬局や他の商店にも署名用紙を持っていき、三十枚署名用紙を置いてくれた商店もありました。この署名は神戸市会に陳情と共に提出しました。
私も二〇一五年の本会議一般質問で地域の鉄道駅舎のバリアフリー化ができていない問題を取り上げました。
二〇一六年一月には阪神電鉄との要請行動を行ないました。年金者組合も神戸市に陳情を提出しました。
運動の結果、神戸市の二〇一八年度予算で阪神西元町駅のエレベーター設置の詳細設計のための予算がつきました。
七月四日に阪神電鉄から詳しく設置について説明をうけ、「東側に二基設置予定で二〇一九年度中には設置できるだろう」ということでした。
なかなか困難な状況ではありましたが、こつこつとあきらめずに運動してきたことが実りエレベーターの設置が実現しました。


(兵庫民報2018年7月15日付)

高砂市議選へ向け日本共産党が決起集会

平和・いのち・暮らし第一に、切実な市民要求実現へ2議席必ず

日本共産党東播地区委員会は七月八日、高砂市議選(八月二十六日告示・九月二日投票)の勝利をめざす決起集会を開きました。
大塚よしこ高砂市議が司会。山口博明地区委員長が、はじめに加古川市長・市議選の支援に感謝し、高砂市議選について報告。安倍暴走政治に審判を下す選挙、暮らしそっちのけの市政に切実な市民要求を届けるかけがえのない二議席を守りぬく選挙だとして、定数二減の十九議席を二十二人ほどで争う激戦を何としても勝ち抜こうと呼びかけました。
*

大西ゆき高砂市議選予定候補は、「対話すると安倍政権への不満がどこでも語られ、日本共産党が実施したアンケートでは、回答者の五七%が『生活が苦しい』と答え、国保料・介護保険料引き下げへの願いが一番高い。高砂市では無駄づかいをやめれば市民が安心できる市政を実現できる」と指摘しました。
中学校給食実現を求める署名運動に取り組み、市民が力を合わせれば願いは実現できることを実感したこと、被爆者とともに小学校での「語り部」活動に参加した体験、大気汚染の調査など環境運動の経験も語り、いま一生懸命市民との対話に取り組んでいることを報告し、「何としても大塚よしこさんの議席を引き継ぎたい」と決意を語りました。
*

さかべ勝彦高砂市議は、全国の豪雨被害者へのお見舞いを述べ、いまこそ平和・いのち・くらし第一の市政が求められていると強調。安倍政権の暴走は水道民営化まで言い出しており、今度の選挙での日本共産党の二議席勝利で安倍政治に審判をと訴えました。
議会では少数会派だが日本共産党二議席の意味は重いと指摘。市議会で核兵器禁止条約について取り上げると、「国会ではない」と何度も否決されましたが、被爆者、原水協とも協力して取り組み、六月議会で核兵器禁止条約批准を求める意見書を全員一致で採択できたと報告しました。
また、中学校給食の実現へも党議員団の議案提案権を生かしたことを紹介し、アンケートに寄せられた切実な市民要求実現へ、何としても党の二議席をと訴えました。さらに、この四年に五百回以上、街頭で訴え、新しい知り合いも広げてきたと述べ、いっそう頑張ると決意を表明しました。
*

最後に参加者全員でガンバローを三唱し閉会。直ちに各地域でのビラ配布宣伝に出発しました。

(兵庫民報2018年7月15日付)

ゴンチャロフ前田さんのパワハラ長時間労働自死:労災認定

颯人さんの遺影とともに会見する和美さん
神戸の洋菓子メーカー・ゴンチャロフ製菓に勤めていた芦屋市在住の前田颯人さん(当時二十歳)が二〇一六年九月に自死したのは、パワーハラスメントと長時間労働が原因だとして、母の和美さんが労働災害認定を申請していたのに対し、西宮労働基準監督署長が六月二十二日付で労災遺族補償給付と葬祭料の支給を決定しました。
労基署長は①一五年十二月ごろうつ病を発症②心理的負荷強度「中」の「上司とのトラブルがあった」③その出来事の前一カ月に百時間以上など恒常的長時間労働があった―ことから「対象疾病の発病前おおむね六カ月の間に、業務による強い心理的負荷が認められる」との認定要件を満たすと判断しています。
和美さんは七月五日、代理人の二人の弁護士とともに兵庫県弁護士会館で記者会見し、労災認定について発表しました。

和美さんは、支援への感謝を述べるとともに、
――当初から私たちは、パワハラと長時間残業が原因でうつを発症し自死に至ったと説明していたのに、会社や工場長は報道からの取材に対し「長時間労働はない。パワハラは認められない」と答えていました。しかし、労基署の調べにより、パワハラがあったことも不払いの長時間労働が多くあったことも認められました。
――息子の通夜や告別式に会社からの出席ができなかったのは、その事実を会社は知っていたからだと思います。大切な息子を奪われた私をはじめ遺族の気持ちをないがしろにし、真摯な対応をしなかった会社への不信感はますます大きくなりました。事実を認めないということは変える気がないということで、このような会社の姿勢では同じことが起こってしまうおそれがあります。
――このような苦しく悲しい事件が二度と起きることのないよう、労基署の調査では完全に明るみにでなかった部分も含めて、これからすべての事実をはっきりさせていきたいと思っています。息子が弱かったのではなく、じわじわと弱らせられ、病気になり、自死に至ってしまったのだということをすべての人に知ってもらいたい。
――「あなたが悪いんじゃないんだよ」と息子に伝えたい。
と訴えました。

弁護士からは事件の概要と認定理由の概要(上述)が説明され、過労自死の労災認定例としては史上最少年ではないかとの指摘もありました。
また、申請に向けての調査の中で、発症前三カ月で月六十~八十時間の賃金不払いが明らかにされたこと、会社は申請に必要な証明義務・協力義務を一切果たさなかったこと、労働時間管理について労基署から指導があった後にタイムカード設置場所を変え不払い労働時間が記録に残らないようにするなど、違法・不誠実な態度を続けていることが報告されました。
市民への報告集会は七月十九日に行われます。

ゴンチャロフ前田颯人さん長時間・パワハラ過労自死事件:労災認定報告とご家族激励集会

7月19日(木)18時30分、神戸市立婦人会館4階つばき/報告「労災認定と今後の展開」八木和也(弁護士)、ご家族の挨拶、会からのお願い/参加無料/主催:ゴンチャロフ前田颯人さん長時間・パワハラ過労自死事件の解決を求める会☎078‐611‐8638

(兵庫民報2018年7月15日付)

国民平和大行進兵庫を行く:国民の手で核兵器のない世界を

ムーサさん(中央)と南さん(右)=9日、西宮市役所前

核兵器禁止条約採択一周年の七月七日、国民平和大行進太平洋コースが大阪から兵庫へ引き継がれました。
五日からの記録的豪雨のなか川西市役所前での核兵器禁止条約採択一周年記念行動は中止となりましたが、大阪からの引き継ぎ集会で兵庫県実行委員長の岡本毅一氏(兵庫県年金者組合委員長)は「六十年つづく平和行進、原水爆禁止世界大会を成功させ、国民の手で核兵器のない世界を実現しよう」と決意を表明しました。
通し行進の南友佳子さん(京都)、国際青年リレー行進のライダ・ムーサさん(フィリピン)を先頭に十六日まで兵庫県内を行進します。日本海コースも四日から九日まで行われました。

(兵庫民報2018年7月15日付)

安保破棄兵庫県実行委員会が今年度方針決める

押しとどめる国民の運動に確信持って


安保破棄諸要求貫徹兵庫県実行委員会は七月四日、神戸市婦人会館で二〇一八年度幹事会(総会)を開催しました。
十一団体十七人が参加し、桂仲二郎会長の開会挨拶の後、議長に兵庫県平和委員会事務局長の田中信一さんを選出して確認した議事日程に沿って運営されました。
後藤浩事務局長は、昨年一年間の国内外の激動する情勢の下での安保破棄実行委員会の果たすべき役割の重要性を強調し、昨年度の活動をふりかえり今年度の方針を提案しました。
提案の中で日米安保条約をめぐっての情勢の特徴を述べ、アメリカの動きと世界の動向を歴史的な二つの出来事である昨年七月の核兵器禁止条約の締結と今年四月の南北首脳会談、さらには史上初の米朝首脳会談の重要性を指摘しました。
その流れと逆行する安倍内閣がすすめる「戦争する国づくり」の具体化である自衛隊と米軍の一体化を進めつつ憲法九条改悪を狙う危険性とそれを押しとどめる国民の広範な運動に確信をもって、今年秋の沖縄知事選挙で何としても翁長知事の再選を勝ち取ることを最大の焦点とする二〇一八年度の課題と行動計画をしめしました。
この提案を受けて、「中央安保破棄実行委員会が改めて提起した『辺野古新基地建設工事の中止と普天間基地の無条件撤去を求める請願署名』を軍事費と考えてもらうきっかけとする運動として広げたい」「沖縄に連帯した学習会を開催した。知事選挙に向けてがんばりたい」などの発言があり、今後の奮闘を確かめ合いました。
活動方針と合わせて提案された二〇一七年度決算と会計監査報告、二〇一八年度予算と役員の提案と合わせ、一括して拍手で承認して総会は終了しました。
―後藤浩(安保破棄兵庫県実行委員会)

(兵庫民報2018年7月15日付)

安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクションが講演と交流

3千万署名達成で安倍政権を退陣へ


七月八日、安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクションは、西宮市民会館の会議室で、「懐憲動向と三千万署名目標達成をめざして…安倍政権を退陣へ」と題して、「講演と交流のつどい」を開きました。
講演は上脇博之神戸学院大学法学部教授が行いました。上脇教授は、森友問題を例に真実を隠す安倍内閣は改憲する資格もないし、総辞職すべきだと強調。さらに改憲についても国民に真実を隠して強行しようとしていると述べ、参議院「合区」解消、大規模自然災害に対応するための緊急事態条項、教育「無償化」、自衛隊そのものを明記という四点の加憲のねらいについて明らかにし、自衛隊の加憲の本音は戦争法の「合憲」化、「戦争する国づくり」であることを解明しました。
その上で、官房機密費や政党の使途不明金、政党交付金や企業献金などで改憲勢力がカネの力で改憲賛成CMを展開する恐れがあることなどを指摘しました。こうしたことも考えると三千万署名の達成で改憲発議を断念に追い込むことが重要だと強調。そのために、保守的な人たちも含めた対話・署名、SNS活用の重要性なども指摘しました。
署名活動の交流会では、夙川九条の会の藤岡久さんは「毎月一回世話人会を開いて講演会などやっています。しかし『学習ばかりではダメだ。行動に出よう』と相談し、初めて戸別訪問も始めました。門前払いされることも多く落ち込むこともありますが、快く署名してくれる方もあり、署名は現在三百四十一筆まで来ています。今日の話を聞いて五百筆を早く突破していきたい」などと発言。西宮革新懇の阿波角孝治さん、革新芦屋の会の副島圀義さん、甲東平和を考える会の吉村平さんからも署名活動の経験報告がありました。
全体で七十名を超える方が参加され、「改憲阻止に向けて、三千万署名の重要性が具体例から述べられた講演がよく分かりました」「安倍政権の不法な居座りが、三千万署名の重要性と共によくわかる説得力ある有意義な講演会でした」「署名活動頑張ります」など感想が多く寄せられました。
―樫村庸一(同アクション)

(兵庫民報2018年7月15日付)

日本共産党の新しい入党呼びかけパンフ

美しいパステルカラー、声に出して読んでほしい



日本共産党中央委員会から『激動の時代に歴史をつくる生き方を』と題する日本共産党への入党の呼びかけが刊行された。
入党への呼びかけは折々に出されているが、今回はけっこう長文だ。それが、美しいパステルカラーのパンフレットになった。
まず、日ごろ日本共産党を応援している人に「入党を真剣に考えてほしい」と呼びかけている。そして、党綱領の目標、方針、さらに自主自立の平和外交、人間の全面的発展が可能となる社会をめざす九十六年の不屈の歴史をもつ政党であることを述べ、最後に、入党したら何をするのか、具体的に説明し、「新しいことを始めるには勇気がい」るが、「自分はどう生きるかを」考えて、と決意を訴えている。
じっくり読んでいると、私が日本共産党に思っているすべてのことが、わかりやすく簡潔に語られていると感じる。


声に出して読んでみる。ゆっくり、心をこめて読む。胸が熱くなる。
日本共産党に入っていないすべての人に、すでに日本共産党に入っている人にも、ぜひ、声に出して読んでほしいパンフレットである。

―柳原ゆき子(党兵庫県委員会学習教育部員)
*
お問い合わせはお近くの党事務所へ。

(兵庫民報2018年7月15日付)

クリスタル短歌の会から

安武ひろ子選

平和の詩戦争許さじ平和創る 中三少女の声清々し
 平野万里子

青もみじの小枝揺らし風はビラ配り終えたるシャツに吹きくる
 広瀬弘子

「沈黙は国を滅ぼす命は大事に」元海軍の九十六歳
 長谷川一枝

寂聴の「私語り」に心服す安倍らも学べこの生き様を
 森ひろ美

手術後の痛みで夜中目が覚めぬ月も見えない梅雨空暗く
 塩野菜美

母の日に元スタッフより届く花 子のなきわれに嬉しひと時
 清水淑子

昨日今日失くせしものの多かりきはっと気づけり初期認知症か
 岡本征子

孫の背も大きくなりしと見えども整列すれば前より二番目
 島田国子

湖の映す緑の濃さまして気分すっきり梅雨の晴れ間は
 三浦良子

早苗田の水に雨は輪を描き蛙嬉ぶ声する里は
 宮川菊代

結愛ちゃんも璃奈ちゃんもまだその歳で死んではならず死なせるなどとは
 西嶋節子

非正規の仕事ゆえに結婚も叶わぬ若きの青春いたまし
 正津房子

(兵庫民報2018年7月15日付)

第51回兵庫県平和美術展:7月18日~22日

50年の歴史受け継ぎ新たな一歩


今年で五十一回目を迎える兵庫県平和美術展が近づきました。
この展覧会は、流派・会派を超えた美術愛好家たちが集まり、自主的な運営で『平和の壁に花一輪を』を合言葉に、広く美術愛好の輪を広げてきています。
表現の自由は、世界の平和と生活の安全・安定が守られてこそ保障されます。
兵庫県平和美術展は、一九六八年に小松益喜画伯が中心に、県下の美術愛好家に呼びかけられて発足して昨年で五十年を迎えました。ベトナム反戦の気運が盛り上っていた時で、全国の平和美術展の合言葉の『平和の壁に花一輪を』で開かれました。
今年は、五十年の歴史の重みを受け継ぎながら、新たな一歩を踏み出す展覧会になります。毎回新しい出品者が登場し、新鮮な風を送ってくれています。ぜひ足をお運びください。
―宇山英樹
*

第51回兵庫県平和美術展

7月18日(水)~22日(日)10時~18時(22日は17時まで)、兵庫県民アートギャラリー(県民会館2階)/入場無料/主催:兵庫県平和美術協会☎070‐1749‐0112

(兵庫民報2018年7月15日付)

ひなたぽっころりん〈623〉


(兵庫民報2018年7月15日付)

観感楽学

核兵器禁止条約を求める被爆者の署名が大きな反響を呼んでいる。兵庫県内でも立場の違いを超えて署名が広がり十万筆を超えた。これまで署名に応じてこなかった兵庫県知事、自衛隊の街ゆえ応じなかった伊丹市長、川西市長も被爆者からの訴えを拒めなかった▼県被団協が要請した意見広告ポスターには、県知事はじめ十六首長が顔写真などの掲載を了承した。被爆者ならではの力だ▼米軍トップや国務長官を務めたコリン・パウエル氏は、インドとパキスタン間の核危機の際(二〇〇二年)、「もう一度、広島、長崎の写真を見てはどうか。あんなことをしたいのか」と両国首脳に言ったら答えは「ノー」。彼らは冷静になり危機は去ったという▼潘基文国連事務総長は、2014NPT開会総会へのメッセージで「核兵器廃絶の緊急性を疑う者に、被爆者の体験を聴くよう促したい。これらの勇気ある不屈の人々の目を直視し、核兵器が何をもたらすのかもっとよく知るべきだと言いたい」と述べた。被爆の実相、被爆者の訴えに心を動かされない者などいない▼毎年、広島・長崎の平和式典に参加し被爆者代表と会う安倍首相は、被爆者の目を直視しようとしない。為政者失格だ。(K)

(兵庫民報2018年7月15日付)

日付順目次