2022年5月22日日曜日

参院選投票日まで2カ月切るなか志位委員長が神戸で街頭演説:「自由と平和。まっすぐ、つらぬく。」日本共産党の躍進を

参院選投票日まで二カ月を切った五月十四日、日本共産党の第二次全国遊説のスタートとして志位和夫委員長が兵庫県、愛知県で街頭演説をおこないました。
神戸元町・大丸前では、志位委員長とともに大門みきし参議院議員(比例予定候補)、こむら潤党兵庫県国政委員長(兵庫選挙区予定候補)が訴え、神鋼石炭火力発電訴訟原告の近藤秀子さん、兵庫県労働者後援会の上岡美奈さんが日本共産党への期待を語り、思想家・神戸女学院大学名誉教授の内田樹さんから寄せられた応援メッセージ(二面に掲載)を大野さとみ中央区福祉子育て対策委員長が代読しました。司会はねりき恵子県議が務めました。
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こむら潤さんは、ロシアのウクライナ侵略は国際法・国連憲章違反だと指摘、「どんな理由でも命と暮らしを奪う戦争は許せない。三人の子どもの母親として強く戦争に反対」と表明。ジェンダー、文化・芸術、社会保障などについても語り、「命と平和の願い実現に全力でがんばります」と訴えました。
大門みきし参院議員は国会議員として二十一年にわたる新自由主義とのたたかいを振り返り、新著『やさしく強い経済学』も紹介しながら、経済を改革する仕事をさせてほしいと訴えました。
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演説のなか、志位委員長はまず平和の問題をとりあげ、「憲法九条を生かして平和をつくる四つのよびかけ」をおこないました。
第一は「国連憲章にもとづく世界の団結で一刻も早く戦争を終わらせよう」、第二に「核兵器使用を絶対に許さず「核兵器のない世界」をつくろう」、第三に「危機に乗じた「戦争する国」づくりを力を合わせて止めよう」、そして第四「九条を生かした外交で東アジアを平和な地域にしていこう」と呼びかけました。
暮らしの問題では、深刻な物価高騰の原因は「新型コロナ」と「ウクライナ侵略」だけでなく「異次元の金融緩和」による異常円安が大きな原因であり、「アベノミクスが招いた大失政」だと批判しました。
その「根本的な治療法は新自由主義を終わらせ「やさしく強い経済」に大転換させることにある」として、①消費税五%への緊急減税②政治の責任で「賃金が上がる国」にする③社会保障と教育予算を経済力にふさわしく充実させる④気候危機打開に本格的にとりくむ⑤ジェンダー平等の視点を貫く―という日本共産党の「五つの提案」を示し、「本気でとりくもうとすれば財界中心の政治のゆがみに正面からメスを入れる改革が必要であり、企業献金を一切受け取らない日本共産党を伸ばして実行を」と強調しました。
新しいポスターを掲げ、「自由と平和。まっすぐ、つらぬく。党をつくって百年 日本共産党」というスローガンを訴え抜いて必ず躍進を果たしたい――と比例代表での大門みきしさんら五人の議席確保、兵庫でのこむら潤さんの勝利のために力を貸してくださいと力を込めて訴えました。
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近藤さんは、PM2・5など有害物質とCO 2を大量に排出する神戸製鋼所の石炭火力発電所の増設差し止めを求めたたかっている裁判のうち、行政訴訟ではCO 2について住民に訴える資格がないとした大阪高裁判決を批判。子どもたちの未来のために残された時間はないとして、日本共産党の『2030戦略』への期待を語りました。
上岡さんは、コロナ禍の下でのケア労働者の実態を紹介し、ケア労働者の待遇改善のためにも参院選で日本共産党が躍進してほしいと訴えました。
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街頭では二千五百人が足を止め聞き入りました。YouTubeでのリアルタイム視聴は県内三百十箇所でおこなわれ、あわせてのべ三千人を超す参加となりました。録画はYouTubeで現在も引き続き視聴できます(開会は十三分二十秒ごろ)。十六日現在で再生回数は二千五百六十七回にのぼっています。

(兵庫民報2022年5月22日付)14:00

「日本の軌道、正しい方向に」神戸女学院大学名誉教授 内田 樹:5月14日の日本共産党街頭演説へのメッセージ

日本共産党の活躍を心から願っております。
いまの日本のシステムは政治も行政も経済も学術や文化もすべての領域ですさまじい劣化のプロセスを転げ落ちております。
どんな国でも国力が向上する時期があり、低下する時期があります。それはさまざまな歴史的条件の複合的効果ですから、仕方がないことです。私たちにできるのは、その否定的現実をありのままに受け入れて、適切な対策を講じることだけです。
しかし、いまの日本では急激な国力低下局面を迎えながら、政府は「まったく問題ない」と平然と噓をついています。
自民党は、自分たちは一貫して正しい政策を実行しているせいで、日本の政治も経済も教育も医療も、すべてたいへんうまく行っており、この「すばらしい」状態を続けるためにも、さらに多くの議席を自分たちに与え、さらに強大な権限を委ねるように有権者に求めています。
これまで長く日本の政治を観察してきましたが、これほどあからさまな噓をつく政治家たちを私は過去に知りません。
私たちにはもうあまり時間が残されていません。一刻も早く政権交代を実現して、安倍政権以来のたまりにたまった「膿」を出し切って、日本の軌道を正しい方向に切り替えないと、これから生まれてくる未来の世代に合わせる顔がありません。
日本を正しい道に戻すためにも、日本共産党の躍進に期待しております。

(兵庫民報2022年5月22日付)13:30

「住まいは人権」のたたかいさらに――発足10年・開催100回記念集会/機関紙『「たんぽぽ」縮刷版』を出版:ひょうご震災復興借り上げ住宅協議会

ひょうご震災復興借り上げ住宅協議会は十二日、機関紙「たんぽぽ」の縮刷版出版記念を兼ねた「発足十年・協議会開催百回記念集会」を神戸市勤労会館で開き、入居者や支援者ら五十人が参加しました。
代表の安田秋成さんは、十年にわたる支援へ感謝をのべ「真実一路の道を進むことができました。これからも被災者運動を広げていきましょう」と挨拶しました。
運営委員の段野太一さんは、「「住まいは人権」をかちとることは命がけのたたかいで、つらい思いもしました」と振り返りながら、運動の到達点と意義を紹介しました。
借上復興住宅弁護団の佐伯雄三団長が裁判闘争支援のお礼をのべ「今後も入居者の権利が侵害されないよう監視し続けていきましょう」と訴えました。
東灘区、灘区、長田区の借り上げ住宅の入居者・元入居者らも参加。「久しぶりに皆さんとお会いできてよかった」「多くの人に支えられてやってこれました」とお礼をのべました。
日本共産党のきだ結県議、森本真神戸市議、まつお正秀西宮市議が「被災者が住宅と生活を再建でき、生業が再建できる政治をめざして、こらからもがんばります」などと訴えました。いそみ恵子県議、味口としゆき、今井まさこ、朝倉えつ子神戸市議も参加しました。
集会では、音楽家の廣瀬一葉さんがピアノやアコーディオンを演奏し、参加者を激励しました。
出版された『「たんぽぽ」縮刷版』は、臨時号を含む四十三号までの機関紙「たんぽぽ」のほか、付属資料として兵庫県や神戸市などへの公開質問状や申し入れ書、議会での陳述などを掲載しています。入居者と支援者ら十一人が、手記(「私の想い」)を寄せています。
〔森勇治〕

(兵庫民報2022年5月22日付)13:00

物価高騰から暮らしと営業守れ:緊急対策求め日本共産党神戸市議団が市長に申し入れ

日本共産党神戸市会議員団は五月十六日、物価高騰の影響が市民生活の全体に及び、とくに中小事業者や困窮世帯の生活を直撃している問題で、久元喜造市長に対し、市民の暮らしと営業を守る緊急対策を行うよう申し入れを行いました。
申し入れでは、コロナ危機とロシアによるウクライナ侵略による影響に加え、「アベノミクス」のもとでの「異次元の金融緩和」による異常円安が、原材料や燃料などの価格を引き上げ、食料品など物価高騰によって市民の暮らしと営業におい打ちをかけていると指摘。
その上で、神戸市として、①原材料・事業用燃油等の価格引き下げのための助成②中小事業者向けの家賃補助など直接支援③市民税や公共料金、社会保険料の減額や猶予④給食費などの学校納付金や市立大学学費の減額と免除や、学生の生活援助⑤低所得世帯への支援――を補正予算編成をふくめ緊急に実施するよう要望。また、市から国に対して、消費税の減税やインボイス制度の中止、中小企業支援と一体の最低賃金の引き上げ、年金減額の中止、医療費など社会保険料負担軽減等を要望するよう求めました。
申し入れには党市議団から森本真団長、西ただす政調会長、味口としゆき総務会長、林まさひと市議が出席。森本団長は「長期にわたるコロナの影響に加えた物価高騰により、市民のくらし、業者の営業は大変深刻です。神戸市と独自の緊急対策をぜひ実施してください」と求めました。神戸市経済観光局の大畑公平局長が対応し、「物価高により買い控えがおこり、悪循環に陥らないように消費・需要喚起に取り組みたい」「申し入れられた内容も踏まえ、六月補正で対処したい」と答えました。
〔前田明〕

(兵庫民報2022年5月22日付)12:30

9条改憲NO!全国市民アクション川西実行委員会

市民と野党のスピーチ、平和をまもる集い:生きづらさのなか無関心になっている人々に届く言葉を
9条改憲NO!全国市民アクション川西実行委員会は五月十四日、キセラ川西プラザで「市民と野党のスピーチと平和をまもる集い」を開催。冨田浩治関西学院大学教授が「自民党の改憲動向と新しい政治構造」について講演しました。
集いでは、立憲民主党、社会民主党、日本共産党が野党スピーチしました。
▽立憲民主党の北野聡子兵庫県連副代表は、夏の選挙は憲法が大きな争点になる、野党がつながることと市民との共同でがんばると表明しました。▽社会民主党の大椿ゆうこ副党首は、選択肢は多い方が民主主義は豊か、憲法が崖っぷちに立たされている。市民と野党の共闘で憲法と平和を守ろうと訴えました。▽日本共産党のこむら潤兵庫県国政委員長は、市民と野党の共同の力を発揮し、夏の参議院選挙で改憲勢力を少数派にし、ジェンダー平等など憲法通りの政治実現に向けて頑張るとのメッセージを寄せました。
原水爆禁止世界大会起草委員長で関西学院大学教授の冨田宏治さんは、世界の真の対抗軸はどこにあるのかを見極める必要があるとして、「核兵器禁止条約を作り出した世界の民主主義の力、大国の横暴を許さない国際世論が大国の力の象徴である核兵器禁止条約をうみだした。ロシアのウクライナ侵略は国際法違反であり、国際世論は法の支配を求めており、抑止力を明確に否定し国際紛争の平和的解決を求めている」「火事場泥棒のように九条変えようという勢力は、自らをプーチンのようになりたいと思っている。核共有、敵基地攻撃、防衛費の倍化で、日本を核兵器で他国を脅迫する国にしようとしている。この本質を見抜いて、市民と野党の共闘の力で政権交代を始めよう」「投票率を上げることが政治を変えることになる。そのために、貧困、非正規雇用など、生きづらい現実に圧倒され政治的無関心にされている人々に届く言葉で希望を届ける必要があり、寄り添う姿勢こそ大事。市民と野党の共闘が政治を変える最大の力です」と講演しました。
市民スピーチは、新日本婦人の会川西支部、全日本年金者組合川西支部、地域に生きる川西市民の会から行われました。
最後に、北上哲仁県議会議員が、改憲勢力は前のめりになっているが、市民は健全だ。力を合わせて平和と憲法を守ろうと呼びかけ、閉会挨拶を行いました。
司会は、日本共産党の吉岡健次市議会議員が行いました。〔今西清=同実行委員会事務局〕

(兵庫民報2022年5月22日付)12:00

〝闘うことは生きること〟――市民アクション東灘が菱山南帆子さんを迎え学習会

市民アクション東灘は五月十四日、「許すな!憲法改悪・市民連絡会」事務局長の菱山南帆子さんを講師に迎えて学習会を開催しました。
菱山さんは冒頭、ロシアのウクライナ侵攻を糾弾し、戦争をさせないため九条を守りぬくことの重要性を強調しました。
自民党は「憲法審査会の開催に応じないのは立法府の議員の任務放棄だ」と強く開催を強行していますが審議中、スマホから目を離さない議員、爆睡を続けている議員、野党の質問や意見に対して口汚い野次を飛ばす議員―など、傍聴の都度「こうした人たちに憲法を絶対に改悪させてはならない」と強く感じると菱山さんは述べました。維新の会議員の改憲に向けた扇動的な発言も厳しく批判しました。
その上で、夏の参院選について「絶対負けられない闘いだ」と力説。野党共闘批判に動揺することなく「私たちにしかできない訴えを前面に押し出し、全力で振り切る」必要があると指摘し、「私たちにしかできないこと」としてジェンダー平等、命と暮らしを守ることをあげ、「セクハラ・パワハラ問題を続出し、大企業のための政策しかできない自公政権には絶対できない」と述べました。
そのためにも市民運動を更に大きく強く広め、野党を支える力量を持つこと、運動は楽しく明るくなければ続かないことなどをジョークを交えて語りました。
最後に、少女期に障碍者を侮辱するような教師に反発し三カ月授業をボイコットしたことや今日では連日、護憲の闘いを繰り広げていることを紹介。「これも憲法のおかげ。私は三十二歳になり、仮に百歳まで生きるとしたら残り約七十年。現行憲法がなくなったら生きていけない」。それだけに「闘うことは生きること」と締めくくりました。
〔藤丸徹=市民アクション東灘〕

(兵庫民報2022年5月22日付)11:30

兵庫県原水協2022年度理事会:軍事力容認議論の強まりに警鐘、平和の取り組み強化を

兵庫県原水協は五月十五日、二〇二二年度理事会を開催し、十九地域十三団体、個人理事四十五人が出席し、「二〇二一年度の運動経過と二〇二二年度運動計画」「二〇二一年度決算ならびに同監査報告、二〇二二年度予算」「二〇二二年度役員」を承認しました。
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冒頭、和田進代表理事(神戸大学名誉教授)が、ロシアのウクライナ侵略で国内外で軍事力を容認する議論が強まっていることに警鐘をならし、平和の取り組みを強めることを訴える開会の挨拶を行ました。
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つづいて、土田弥生さん(日本原水協事務局次長)が、「ロシアのウクライナ侵攻、核抑止・核共有論の危険性と原水爆禁止運動」と題する記念講演を行いました。
土田さんは、「世界が、ロシアのウクライナ侵略をめぐって、戦争か平和か、破滅か核の廃絶かの岐路に立っており、日本でも改憲と戦争への道か、九条を生かす平和への道かの岐路にある」と指摘し、「私たちは人類生存の大義、歴史の本流の側に立つ運動であることに確信を持つべき」と強調しました。「核大国の覇権主義が横行する中で、世界を守るのは、力の支配でなく「法の支配」で、世界諸国民のコンセンサスを創る」「戦争をやめさせる上で、国際社会が国連憲章の平和のルールを守って団結することは重要」などと述べました。
「核兵器使用の危険を軽視するのは危険」として、「核兵器の使用を許さない原水協の三つの提起」(①広島・長崎の被爆の実相、核兵器の非人道性を伝える活動を内外で太く貫く②六月の核兵器禁止条約締約国会議、八月のNPT再検討会議に向けて、核兵器禁止条約への日本の署名、批准を求める署名で世論と共同を大胆に発展させる③七月参議院選を焦点に、核兵器禁止条約への日本の参加を求め、原水爆禁止運動、市民と野党の共同を発展させる)の実行を訴えました。
そして、参議院選挙を政治戦としてだけでなく、戦争か平和か、核破局か核兵器の廃絶か、日本国民の命とくらしと平和にとっても決定的に重要な闘いだとし、「私たちがしっかりと問題をとらえ、対話を進め、協力を広げれば、転換は可能」とまとめました。
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理事会では、「二〇二二年度運動計画」として、「全ロシア軍のウクライナ撤退、国連憲章に基づく平和の秩序の確立」「世界大会は代表派遣とオンラインで五百人以上の参加」「日本政府署名は世界大会までに兵庫県十万をめざす」「平和行進ペナント千本めざす」などが確認されました。
討論では、「連合自治会長が署名に賛同。自治会を回って訴える」(高砂市)、「市の平和展で署名用紙を置いてくれるようになった」(芦屋市)、「『憲法リーフ』の活用で対話を広げ、憲法署名と核兵器署名の二本をしっかり結合して成果」(新婦人)、「〝ピースボード〟写真のリレーで平和への関心を高めている」(高教組)、「被爆者の会と協力して日本政府への意見書を採択させた」(明石市)など、コロナ禍の中でも署名を広げる工夫、青年の中での変化などが討議されました。
津川知久・筆頭代表理事は、「この間、コロナ・パンデミック、ロシアのウクライナ侵略で核兵器使用の危険という二つの〝大逆流〟が起こったが、今日の理事会の記念講演、方針提起、活動発言の三つが一体になり実行していく意気高い理事会となった。芦屋市のように攻勢的に挑戦、青年たちが企画から参加を求める運動参加、ロシア批判の運動の全県の広がりなどに確信を得て、第二の被爆国を作らない決意を固めよう」と閉会の挨拶を述べました。
〔梶本修史=兵庫原水協〕

(兵庫民報2022年5月22日付)11:00

いまこそ日本国憲法を生かした社会、その実現の理想を語ろう:文化後援会が学習決起集会

参議院選挙が目前に迫った五月十五日、日本共産党兵庫県文化後援会が学習決起集会を神戸市長田区文化センターで開催しました。沖縄返還五十周年を迎えた記念の日に、党兵庫県常任委員の小林明男さんは、「いまこそ日本国憲法を生かした社会の実現の理想を語ろう」と呼びかけました。
小林さんは最初に、今回の参院選が逆流との激しいせめぎあいの中でたたかわれていることについて述べました。昨年の衆院選後に「改憲」策動が一気に「活発」化し、国会の「憲法審査会」が毎週開かれ、その内容は弁護士や法学者も呆れる乱暴さで行われていることを紹介。しかし、憲法や平和への国民の思いや願いはコロナ禍を通して深化している。その国民の模索への共感を大切にして、「多数」で何でもできるわけではない、最後は世論が決めるということを選挙結果ではっきり示そうと語りました。
なぜこうした政治状況になっているのかについて、「昨年の総選挙で市民と野党の共闘が発展し、野党連合政権が現実の可能性になったもとで、「共産党が入った政権でいいのか」の支配層の巻き返しが行われている。これに対して日本共産党は、リーフ『あなたの「?」におこたえします』で国民に日本共産党の綱領を語る活動を重視している」と述べました。
ロシアのウクライナ侵略戦争をどうしたら終わらせることができるのかについては、「この戦争を民主主義か専制主義かの「価値観」で分断するのは誤り。日本共産党だけが国連憲章にもとづく平和の合意の重要性を鮮明に打ち出している。二つの世界大戦を通じて戦争の違法化が進み、それをさらに深めた日本国憲法九条と日本共産党綱領が解明した世界論がいま生き生きと実証されつつある」と紹介しました。
ウクライナの戦争で勢いづく改憲勢力が、「九条で日本が守れるか」「核兵器共有」とまで主張し、日本共産党の自衛隊活用論まで攻撃しているもとで、憲法九条と自衛隊の関係をどうとらえ、その矛盾をどのように解決していくかについて小林さんは日本共産党第二十二回党大会決議を示しながら、「国民の生活と生存、基本的人権、国の主権と独立など、憲法が立脚している原理を守るために、可能なあらゆる手段を用いることは、政治の当然の責務である」と述べました。
最後に小林さんは、今度の参院選は日本共産党の綱領路線が問われる選挙であり、国民の関心にこたえ、希望を語り、日本国憲法にもとづく「日本改革」の方向を縦横に語りながら、比例は日本共産党の大波を起して七月十五日の党創立百周年を迎えようと呼びかけました。
〔濱本鶴男=同後援会〕

(兵庫民報2022年5月22日付)10:30

兵庫山河の会 〈五月〉

鰯食む毎みすずの神髄を命にかへて全うすべし
 石井敏子

白鷺の城の灯りでイマジンを歌い上げたるウクライナの娘
 山下正弘

うつむくな目を据えて視よ故もなく奪われてゆくあまたの命
 山下洋美

ウクライナに父さん鯉はいるだろか五月の空は悲しみたたえ
 塩谷凉子

葉桜の香りゆたかな山の街ビラの候補者笑顔こぼれて
 山下 勇

桜散る私は河馬になりたくて老後はゆるり暇をむさぼる
 古谷さだよ

夏近しガラスの小鉢二つ買い冷しトマトか奴の豆腐
 山下直子

病む人も病まぬ人らも今生は見渡すかぎり世は事もあり
 大中 肇

この戦どこからみてもプーチンよ世界中から許されはせぬ
 西澤 愼


(兵庫民報2022年5月22日付)10:00

亀井洋示「昭和20年(1945年)3月 我家の半地下防空壕」


(兵庫民報2022年5月22日付)9:30

観感楽学


韓国の平和団体「平和と統一を開く人々」(SPARK)などが、在韓米軍が弾道ミサイルのサード(高高度ミサイル)配備計画に反対する闘いを繰り広げている。尹錫悦韓国大統領は北朝鮮のミサイル開発に対し「先制打撃しか防ぐ方法はない」と発言。サード配備に中国も強く反対し、緊張を増大させている▼サード配備は米側の強い要求によるもので中国、ロシアを取り巻くミサイル防衛網の一角だ。朴槿恵政権時代に南部の慶尚北道星州ソソンリに六基が強行配備された。危険な動きに地元住民・平和団体は基地入口で座り込みを続ける。機動隊が排除した後を工事車両・機材輸送車が侵入していくという沖縄で見られる光景がここでも繰り広げられる。五月十五日、沖縄返還五十年の日に二千百三十三日目の座り込みのニュースが届いた▼二〇〇三年、米軍のミサイル防衛計画への参加を決めた日本は、迎撃高度二百㌔㍍のサードでなく六百㌔㍍のイージスアショアを選択。合わせて、サードの核をなすレーダー基地を日本の青森県車力と京都府経ヶ岬に置くことを容認した。地上配備を断念して海上配備に切り替えて三兆三千億円もかかると言われるイージスアショアもサードミサイルも危険で役にたたない計画は、日韓共同した闘いで中止させていこう。(K)

(兵庫民報2022年5月22日付)9:00